岩日線と言うと…26年前に消えた名前ですから若い鉄道マニアの方には解らないでしょうね。今の錦川鉄道です。私もこの路線に乗車したのは今月が始めてなんです。
錦川鉄道の起点となる川西駅、電話ボックスが珍しいです(DOCOMOとAUは圏内でした)。この階段…ちょっとげっそりします。錦川鉄道は事実上岩国駅が始発です。JRの運賃+錦川鉄道の運賃となり割高感は否定できません。
車内はごらんのとおり、3セクにしては珍しく転換クロスシート、これにはビックリでした(個人が特定出来ない範囲に縮小していますので掲載をご了承下さい)。
また、岩徳線の森ヶ丘信号所を分岐してからは錦川清流線の名のとおり川沿いを縫うように走ります。それゆえ?高速運転には不向きな路盤ですが逆にユックリ車窓を楽しむ事が出来ますよ。 そうそう、ローカル線めぐりを行うと同業者(オテツ)が数人はいるのですが、今回はお目にかかりませんでした。訪れる旅人は殆どいないようです(他の人に気兼ねする事無く前面展望を楽しませて頂きました)。
トンネルの手前で警戒信号…異様な光景でしたがトンネルの出口での列車交換駅に上り下り列車が同時に進入する(珍しいですね)為の安全策と解釈しておきました。
終点の錦町、どこの駅でも言える事ですが…自動販売機が邪魔ですね。折り返し時間の間に駅前食堂で食事です。座席数が10席程だったかと。そこの女将さん(と言っても1人で経営されてましたが)は錦町駅が開業した時に…ここにお嫁にいらしたとか。ずっと錦町駅を見守ってこられたのですね。
錦川鉄道…また訪問したい鉄路です。そして…この食堂で食事をしたいものです。