今日は暖かく素晴らしい天気です。久しぶりのT木さんと、私にとっては初めてのS浦さんの組み合わせ。内容も私にとっては目新しい感じでした。
午前中のコースは市街地を使った細かいセクションが2つある短いコースです。T木さんがスタート前に、「午前中のコースは操縦を間違えると芝生に落ちて転倒しますからくれぐれも慎重に」という説明があり、皆、どきどきしながらコース案内に臨んだのですが、それが上図下段の市街地部分のコースです。
⑤⑥および⑨⑩のセクションが確かに間違えると芝生に飛び出すような設定ですが、T木さんらしい味わいでしたね。
N口さんやM本さんが好きな休む間もないこてこてに細かい連続ということではなく、またK島さんのようにパイロンがコーナーの頂点からオフセットされていたりするような「隠された謎」があるようなレイアウトとも違います。
確かに、あったら嫌な場所にパイロンが置かれていて非常にラインを制約されるのですが、じゃあ細かいかというと細かいところが続くわけでもない。その代わり、狭いラインを精確にマシンコントロールして走ることを要求されるという味わいだと私は感じました。その辺が、いかにもT木さんということです。
テーマは旋回をコントロールするということで、色々な旋回半径に対して、コーナーの始まりの段階でしっかりハンドルが切れるようにして、旋回速度を作るということでした。
実際のところ、速く精確に走ることを追求していく上では、何周走っても課題が尽きない難しいコースでした。
午後はうってかわって、基本的な操作を確実に実施することが求められるコースです。
図の上の方の新コース区画のコースです。
一つは高速からの精確なブレーキングと旋回開始地点への誘導で、もう一つは旋回速度を作り、維持するコーナリングの実施の二つの課題を、制約のない自由度の高い条件で試みます。
こういうコースをまじめに走れと言われると逆に手こずります。上級者と中級者の間でタイムの差が出にくいのですが、逆に本当に上手な人でないとそこを突き抜けていくことができません。
大きく回ったり、小さく回ったり色々試してみるのですが、タイムで言うと殆ど違いがでてきません。20周くらい走っても何ともならなかったのです。
そこで、S浦さんにアドバイスをもらいました。一つは「バンクさせ過ぎている」ということ。次に「体を内側にいれてバイクを起こすようにすればもっとコーナリングスピードを上げられる」ということでした。
この時だけ、奇跡のようにタイムが1秒近く上がりました。「傾ければ速く回れるのではなく、適切なハンドル角とバランスを作ることで旋回速度が上げられる」ということを初めて検証できた瞬間でした。
つまるところ、バリアブルなどのコースで大きいコーナーだけをバイクを倒さないでまわしても、全体のタイムに響くほど影響は出ないのです。しかし、大きめな旋回円を描くこのようなコースでは、それだけで結構な違いが出たわけです。
その後、大きな定常円旋回をつなぐコースに変更されて、本日の仕上げとなりました。こちらもT木さんから辛口のコメントをいただいて終わったのでした。
クリックご協力をお願いします !!
午前中のコースは市街地を使った細かいセクションが2つある短いコースです。T木さんがスタート前に、「午前中のコースは操縦を間違えると芝生に落ちて転倒しますからくれぐれも慎重に」という説明があり、皆、どきどきしながらコース案内に臨んだのですが、それが上図下段の市街地部分のコースです。
⑤⑥および⑨⑩のセクションが確かに間違えると芝生に飛び出すような設定ですが、T木さんらしい味わいでしたね。
N口さんやM本さんが好きな休む間もないこてこてに細かい連続ということではなく、またK島さんのようにパイロンがコーナーの頂点からオフセットされていたりするような「隠された謎」があるようなレイアウトとも違います。
確かに、あったら嫌な場所にパイロンが置かれていて非常にラインを制約されるのですが、じゃあ細かいかというと細かいところが続くわけでもない。その代わり、狭いラインを精確にマシンコントロールして走ることを要求されるという味わいだと私は感じました。その辺が、いかにもT木さんということです。
テーマは旋回をコントロールするということで、色々な旋回半径に対して、コーナーの始まりの段階でしっかりハンドルが切れるようにして、旋回速度を作るということでした。
実際のところ、速く精確に走ることを追求していく上では、何周走っても課題が尽きない難しいコースでした。
午後はうってかわって、基本的な操作を確実に実施することが求められるコースです。
図の上の方の新コース区画のコースです。
一つは高速からの精確なブレーキングと旋回開始地点への誘導で、もう一つは旋回速度を作り、維持するコーナリングの実施の二つの課題を、制約のない自由度の高い条件で試みます。
こういうコースをまじめに走れと言われると逆に手こずります。上級者と中級者の間でタイムの差が出にくいのですが、逆に本当に上手な人でないとそこを突き抜けていくことができません。
大きく回ったり、小さく回ったり色々試してみるのですが、タイムで言うと殆ど違いがでてきません。20周くらい走っても何ともならなかったのです。
そこで、S浦さんにアドバイスをもらいました。一つは「バンクさせ過ぎている」ということ。次に「体を内側にいれてバイクを起こすようにすればもっとコーナリングスピードを上げられる」ということでした。
この時だけ、奇跡のようにタイムが1秒近く上がりました。「傾ければ速く回れるのではなく、適切なハンドル角とバランスを作ることで旋回速度が上げられる」ということを初めて検証できた瞬間でした。
つまるところ、バリアブルなどのコースで大きいコーナーだけをバイクを倒さないでまわしても、全体のタイムに響くほど影響は出ないのです。しかし、大きめな旋回円を描くこのようなコースでは、それだけで結構な違いが出たわけです。
その後、大きな定常円旋回をつなぐコースに変更されて、本日の仕上げとなりました。こちらもT木さんから辛口のコメントをいただいて終わったのでした。
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「お笑い 動画」カテゴリーの所です。
息抜きを兼ねて
よかったら遊びに来て下さい。
http://youtubeyourtube.blog95.fc2.com/
確かに、10m間隔位の直パイが3本立っていましたね。
手元のメモにはあったのですが、パワーポイントで書き起こす時に忘れていました。
そこのところは1本目、2本目を構わず加速したまま切り返して、3本目でちょっと減速して曲げてカァーッと言うかんじでしたね。
「どっかり座りすぎ」と注意を受けたということですが、実際のところ、イントラさんの意図が何であったのかは、想像の域を出ません。
直パイはお尻が浮くけど、オフセットではそうならないということに注目しましょう。
直パイとオフセットで何が違うかというとブレーキングの強さでしょう。ブレーキングに備えるために、どっかりと座って上体でハンドルを押さえて姿勢を保っているということではないでしょうか?
「どっかり」ではない下半身の使い方の練習というと、前後左右の動きをどう作るかということでしょうね。私は別の目的もあって、「坐骨歩き」というのを意識しています。今、固めの椅子に座っているとしたら、左右の坐骨の上に体が乗っているということを
意識してください。この坐骨の重心が乗っている位置を左右に移してみます。さらに左右に交互に坐骨で歩くように動かしてみます。
それがわかったら、今度は坐骨の前に乗る。次いで仙骨を倒して坐骨の後ろ側に乗る、ということを試します。
私はオフセットパイロンで倒しこむときのイメージは、左コーナーであればブレーキを緩めると同時に左側の坐骨に乗って(重心を移して)右側の太ももの内側でタンクを左に押し込むようなイメージでバンキングに入ります。この時、自分の重心は左坐骨の前方に荷重し、上体を左前方に投げ出して行きます。ですから、「どっかり座り」だとコーナリングに入れないわけです。
ブレーキングによって「立ち」が強くなっているバイクのバランスを積極的に崩していくという意味で重心の変化を作るために、「腰を安定」というよりは、体の重心を意識して、下半身を使っていってはいかがでしょうか。
先日行ったHMSで走ったコースをブログにアップしたいのですがコースの画像を使わせていただいてよろしいでしょうか?よろしくお願いします。
ご愛読ありがとうございます。
どの画像でも結構です。ぜひお使いください。
お返事が遅れてすみませんでした。