天気予報が外れ雨降らず曇り

2019年09月22日 06時36分01秒 | 日常の暮らし

朝は少し天気が良かったのですが、そしてが少し咲いたけど。

終日のほぼ曇り空。天気予報が外れたのですね。まあ、予報ですからそんなことも在るでしょう。

2つ目の蕾が咲きました。こうして開いているのは朝の内だけですけど。

「金柑」が実りだし、「シャクナゲ」も来春の開花蕾が成長してます。

預かっている日計表の4月から6月分の入力をしようと少し進めたけど気合が入らない。記帳していてどうにも杜撰で度々合理性に欠く所があり気持ちが萎えてしまうのです。相性がと言うか、頭の中が疲れるのです。こういうのも有るのですね。本来は辞退したいのですが、他の方に断られ人づてに回ってきた件ですので、そうすれば申告はどうなってしまうのかと思うとですね。兎に角、苦労のわりに報われないケースですね。

を読み終わりました。この時代の事って割と興味が薄くて特には学んでない気がするけど、読んでみればいろいろ考えも浮かんできます。「孝謙=称徳」天皇のものがたりです。著者の「あとがき」に「考徳朝の業績は仏教の慈悲と憐みによる奴婢(奴隷)の解放と死刑の廃止。・・・・・仲麻呂の養子の淳仁天皇に譲位するが、新羅征伐を画策する惇仁・仲麻呂政権を排して称徳天皇に。そして自ら出家して法体となり、仏道の師と仰ぐ道鏡に皇位を譲ろうと考えた。それは仏教王国を実現させるためだった」と。

この時代の仏教は国体維持の観点から布教が進められたのでしょうけど、仏法哲学か宗教に至ると、異なる哲学等から当然反発が出ます。称徳の死後、道鏡は「吉備真備」等により排除されます。真備は遣唐使として中国に学んでますが、そこでは儒教を学んできてますので、そうなると考え方は異なるでしょうから。

「道鏡」について後世、卑猥な形で伝承されてきてますが、それはそうしたい意図を持つ方によって造られたのだろう。現代でもその様な意図を感じさせる発言だって有りますものね。思うにこの主人公は父である「聖武」天皇の理想を実現したかったのでしょう。この当時からの複雑な権力闘争に揉まれ、それでも理想を求めたのだと思うのです。藤原氏一族の栄華を願うたくさんの陰謀・画策の中でこの方なりに懸命に抵抗して生きたのでしょう。そして道鏡についてもういい加減、卑猥な誹謗中傷から正しい姿が伝わる様にそんな時代になって欲しいものという読後感が。優れた小説だと感じました。だってこの時代の事をもっと知りたくなりましたから。

二ラの花に「テントウムシ」が。小さな蜂も。

今朝は早起きしてしまいました。今は晴れています。天気予報では迫っている台風の影響で曇りのち雨となってますが今の処は陽が射しています。お墓参り等に行きます。