田舎道

東電の町から各町を転々と・・やっと終の棲家を決めました

元気でした

2011-09-26 12:14:05 | 婆婆様の事
朝から秋晴れの休日



車にいっぱい婆婆様の荷物をつけて、前日入居した仮設住宅に向かいました。


普通なら一般道でまっすぐ行けるのに、ぐるりと遠回りし高速を使い2時間半ほどかかって着きました。

ナビを見ながら、結構な山道を上ると一気に開けて住宅は見えてきました。

その住宅の傍に、仮設住宅がズラリと立ち並んでいました。

入り口の案内図で、義弟から聞いていた部屋番号を探し向かいました。



夕べは眠れたろうか。。。

寒くはなかったろうか。。。


心配な気持ちで、戸を開けて声をかけました。

婆婆様、うたた寝してました。


「お母さ~ん、来たよ~ 夕べ眠れた~ 寒くなかった~」と声をかけると

「早いこと~もう来た~! 寒くなかったよ。すぐ眠っちゃったよ。」


いつもの婆婆様らしく元気な姿がありました。



部屋は二間とキッチン、バストイレがついています。

これでも二人用らしいが、かなりコンパクトに作られている。

居間になっている部屋は四畳半、コタツ、テレビ置いたらもうギチギチ。

でも使い勝手は良さそうです。



昨日は孫達が来て「これはあ~だよ、こ~だよ」と賑やかだったとのこと。

同じ並びの部屋に知り合いの人がまもなく入居予定で楽しみにしてると。

ここの仮設はほとんどが町内の人であること。

名前を聞いただけで、あの人はどこから来た人で、何番目の娘はどこに嫁に行って、

その息子はこんな仕事して、などと何でも知ってるすごい能力の持ち主の婆婆様。


私も主人も、そんな事聞いても、右から左に通り抜けてしまうだけなのですが。。


その時も前を通った爺さんを見つけ、すぐさま

「もしかして〇〇町から来た人ですか~」と声をかけ、私達いるのに、しゃべること十数分。

主人と顔を見合わせ、「お母さんらしいね。ここに来たの正解かもね」と。


婆婆様には、おしゃべりと孫達の笑顔が必要であるので

仮設住宅ではあるけれど、国、県の方向が出るまで頑張って過ごしてほしいと思いました。


これで落ち着く所に落ち着いたという思いです。

義姉も同じ市内なので、前と同じような環境で婆婆様もほっとしてるのではと思います。





私達はまた二人暮らし、時々三人の生活になりました。

住んでる場所は違うけれど、いつもの生活に戻った気がしてます。

これからも自分達の生活を大事にしてゆこうと思います。

来年、転勤がないことを祈りながら。。。



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする