
タイトルからして、心にズシンと惹きつけられてしまった一冊です。
著者の渡辺和子さんは、ノートルダム清心学園理事長でありシスターでもある方です。
特に心に残った言葉があります。
「人はどんな場所でも
幸せをみつけることができる」
「どんなところに置かれても
花を咲かせる心を持ち続けよう」
「どうしても咲けないときもあります。
雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時は無理して咲かなくていい。
その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです
次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために」
置かれた場所・・・辛い立場、理不尽な仕打ち。
前向きに前向きにと、わかっていても、出てくるのは不平不満ばかり。
避難者達みんなが今そう感じているのではないでしょうか。
そんな時にこそ「咲く」努力をしてほしいと言うのです。
読んでいて涙がこぼれました。
みんな辛い気持ちで頑張っています。
無理せず、今生きている事に感謝し、これからの夢を胸に希望を持ち続けて行くことが大切なのですね。
私の今年のくじ運は、
「何事も時の来るまで天にまかせ静かに居れ」「心静かに諸事控え身を謹んでその時まで待て」
やっぱり・・・そういう時期なのですね。
今、きっと根を下へ張り咲く時のための準備期間と思えばいいのかもしれませんね。