空港でのLunaの事件。=自分が原因ではない編=
1.福岡空港金属探知ゲート事件

それは長崎県壱岐島へ職員旅行で行ったとき。船は嫌いなので、今はなくなった飛行機で壱岐へ行くのを計画。
しかーし、福岡空港の大型機が並ぶタラップをよそに、私たちは奥へ奥へとゲートを探し続けた…。そして、最果ての地に、ちまっと、ちっこいプロペラ機を発見…

。
あれか? いやまさか?

我々の不安をよそに60人乗りのプロペラ機はエンジンを回して、待っていたのでした

。(Luna的に許せる範囲の大きさ)
とは言っても、それしか壱岐には飛ばないので、みんなで黙って並ぶと、金属探知ゲートをくぐった。Lunaは自分が通るとき、チェックする係官がよそを向いているのに気づき、いやーな予感が

。
すると、いきなりゲート担当のにーちゃん、Lunaに向かって、「あなた、何で横を通っているんですか?」とのたまわった。
へ?

何をいっとるのじゃ、このにーちゃん? Lunaの目が点。
「え? ちゃんと通りましたよ~」
しかし、にーちゃんはがんと譲らない。通った、通らないで揉める我々に、心配した同僚や側にいた乗客もLunaがちゃんとゲートをくぐったのを弁護してくれる。けれど、にーちゃん、がんとして信じてくれない。
見てないお前が悪いんだろうが!

一瞬、ここでぐれたろか

とLunaは思ったが、同僚の目もあるので、ぐっと耐えて、再び、金属探知ゲートをくぐることに…

。
もちろん、何もなく通過。とは言っても、腹の虫は収まらない

。
その結果、Lunaは”私はちゃんと通ったのに、見ていなかったのはそっちでしょうが。私は知っているんだから…

”と吼えながら、搭乗口へと向かったのでした。
ちなみに、この飛行機はとても良く揺れて、同僚達は二度と壱岐へは飛行機は利用しないと誓ったようでした。(そのせいか? それからしばらくして、この空路はなくなりました)