すうぃ~とふぃっしゅの育児・介護問題の日記

育児日記でしたが、最近は姑さんの介護問題に偏りがち。

もう一つの虐待

2014年06月12日 12時06分36秒 | Weblog
 次女の虫歯を、医師による故意の見逃しがあったとはいえ放置し、ネグレクトしてしまったという事実の他に、わたしはもう一つの虐待を指摘されています。

 それは長女のチック症です。

 緊張すると咳払いをする。鼻をすする、というのが長女の症状です。

 知らない部屋に入るとき、つい咳払いをする人とかいますよね?
 あれがチック症です。

 チック症とはほとんどが母親の虐待によっておこるそうです。
 強くしかりすぎたり、神経質に怒りまくったり、そんな例がほとんどだそうです。

 長女がチック症になった原因には、心当たりがあります。
 長女が生まれてすぐから、わたしが実母から「さっさと孫を産まなかった罰」として連日嫌がらせを受けて不安発作を引き起こしたことです。ひどいときは一日数回の発作を繰り返しながら生活してしました。
 死ぬ、と思ったひどい発作も二度経験しています。
 母からの罰は約一年続きました。

 そして長女が二歳の時、育児ノイローゼになりました。
 度重なる引越し(出産後二度目の引っ越しの後でした。一度目の引っ越しは実家から離れた上に環境も良かったので、不安発作が少しおさまっていたほどです)、育児と仕事の両立、そして子供と夫(夜勤が多い)の生活リズムそれぞれに合わせなければならないこと、などが原因です。
 夫にもう少し家事を手伝ってもらえないかと頼んだとき「君は手伝いたいって思えるキャラじゃない」と笑って言われたときの衝撃は今でも忘れられません。
 せめて育児を軽減したいと思い、週三回の保育を頼みに保育園の相談に行きました。
 しかし園長からは努力が足りないと叱られ、年収200万では働いていると認められないと笑われ、定員が空いているにも関わらず「コネで働いているという証明書」がなければだめだと門前払いされたのです。
 それはわたしにはとても理不尽に思え、さらに保育園活動をしていることが夫に知られて長女の保険証を返してもらえなくなり、精神的に追い詰められてしまいました。
 このままだと長女を虐待してしまうというところまで行き、話し合ってどらキッズに週一回通うことで、少しだけ息抜き&落ち着いて仕事できる時間の確保をさせてもらいました。
 いまでもどらキッズ様には足を向けて寝られません。

 でも、その時「虐待してしまう」と感じたのは、まったくおろかとしか言いようがありません。

 だってすでに虐待していたんですから。

 ちなみに長女のチック症を最初に指摘してくれたのは、かかりつけの小児科の先生でした。
 その先生、厳しいんだけど腕が確かだからという理由でにぎわっている病院です。親身になってくれるいい先生です。
 次女の苺状血管腫も、市民病院の先生2人に診てもらってもわからなかったのに、一瞥しただけでわかった名医です
 その先生に「ほっといて。絶対に指摘しない。指摘すると気にしちゃうから」「この子の性格だから仕方ない。そういう子だと思って、親が気にしないのが一番」と言われていました。

 
 わたしも先生に言われて気にしないようにしていました。

 しかし、です。
 それまでとあるサークルで「人見知りしない、誰とでも仲良くなれる」「小さい子の面倒を見るいい子」「すごく自由でおもしろい」と言われていた長女が、チック症だとわたしが何気なく口にしただけで「被虐待児」と認定されてしまいました。
 それまでサークルでチック症と指摘されたことはありません。黙っていればわからなかったでしょう。
 でも知られなければいいということでは、ありませんね

 チック症は長引くとADHDになる可能性が高いそうです。
 ADHDは、長女が小さいころからそうではないかと夫が疑っていた障害です。
 長女はどらキッズでも幼稚園でも小学校でも成績がよく、先生からは問題ないと言われていたので大丈夫だと思っていたのですが…。
 夫はその芽に気づいていたのでしょうか。

 子供を後天的にADHDにしてしまうかもしれないことへの罪の重さを指摘され、言いようのないショックを受けました。

 じつは長女、両方の祖父に吃音があります。
 だからチック症も遺伝だと思っていました。むしろ軽くてよかったと思ったくらいです。
 でもそんな言い訳、温かい目で否定されてしまいました。
 遺伝の人もいるかもしれないけれど、ほとんどが母親からの虐待なのだそうです
 細かいことは気にせず、もっと大きな心で接するようにと諭されました。

 わかります。
 生活するだけで精いっぱいで、精神的余裕なんて全くない生活の中で子育てしてたんですもん。
 きっと虐待していたんだと思います。
 長女が小さいころの記憶って、思い出そうとしてもあいまいな部分がたくさんあるんですよ。

 でも現状も子育ては日々バトル、なかなか難しくて試行錯誤しています。
 長女はマイペースで怒鳴らないと腰をあげないことも多く、少々叱られたぐらいじゃめげません。怒られずに時間通りに学校行かせるなんて不可能です。
 宿題をするように言っても「はーい」と返事だけしてゲームばかりしていたり…。
 脱いだパジャマは自分で洗濯かごに入れるというルールも、毎日何回も言わないと入れなかったり(指摘しても返事だけして動かないんですよ、これが
 なるべく怒らないようと言っても、難しいです。

 
 
 長女は過干渉で細かいことまで叱りすぎの虐待。
 次女は病院に連れて行っても治療放置でネグレクト。


 虐待の方向性が両極端すぎて自分では対処できない状態です。


 一体わたしはどうすればいいのか。
 現在試行錯誤の最中です。
 とある相談室では、2人とも虐待児ではないと言ってもらえたこともありました。でも現実から目を背ければいいというわけではありません。
 今は幼稚園の先生とも少しずつ相談しています(歯科検診の前から次女の虫歯の件は話してあります)。
 小学校の先生はチックに気付いていなかったそうで、様子を見てくれるそうです。

 
 少しずつでもいいから、改善していきたいと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幼稚園の歯科検診

2014年06月12日 09時55分00秒 | Weblog
 本日、次女の幼稚園の歯科検診です。
 この一カ月くらい、わたしはずっと重たい気分でいました。先週次女が熱を出したとき、これが来週だったらと本気で思ったほどです。

 なぜなら…。
 次女は虫歯が五本もあるからです
 しかも上の前歯、右の前から二番目は一部欠けているほどのひどい虫歯です。(進行止め塗布後に欠けたもの)

 なぜそんなにひどくなるまで放っておいたのかと、思われることでしょう。
 実は一年半ほどある歯科に検診に通っていて「きれいに磨けているから大丈夫」と言われ続けていたのです。
 でもそれは、真っ赤なウソでした。その病院の歯科衛生士さんがこそっと転院を促してくれなかったら、今でもその歯科に通っていたかも…。

 その歯科、近所のお母さんたちには評判がいいです。
 先生自身も小児歯科と予防歯科に力を入れていると語っていました。

 元歯科衛生士さんのママさんも通わせているので、すっかり信用していました。でも後でそのママさんに訊いたら「あそこは昔から、虫歯治さないで帰しちゃうって噂があるね」と言っていました
 ママさん、自分で虫歯診られるから、単にフッ素無料というだけでそこの歯科に通わせていたらしいです。それならそうと言ってくれれば…


 一番ひどい歯も、一年近く相談していました。
 どうしてもおかしいからと、健診ではない時にも連れていったほどです。
 しかし歯の色がおかしいという訴えに対して、先生は「歯を強く打ったからでは?」と答えました。
 そして「お母さん、気づかなかったんですか?」という質問。ちゃんと子供を見ていなかったのかと言われたようで、すっかり恐縮してしまいました。

 その次の検診の時に、虫歯があると言われたのです。
 もう隠しきれなくなったと思ったのでしょうか?

 わたしは悩んだ挙句、その病院が信用できなくて転院を決意しました。
 小児歯科専門で、人気があり予約がとりにくいところです。必要なときは抑えつけてでも治療してくれるという方針をきき、お願いしました。
 そして次の病院で虫歯が五本もあること、かなりひどいことを告げられたのです。

 今は進行止めで様子を見ています。
 いずれ削ってもらい、きれいに治してもらう予定です。
 それで見た目も良くなるし、何とかなるでしょう。

 
 でもわたしが虫歯を放置していたという事実には、変わりありません。
 
 虫歯を虫歯ではないと診断した歯科医師を、わたしはずっと恨んでいました。
 あまりに悪口を言うので、長女がそれを覚えて言いふらしたほどです。
 
 
 
 しかしそれが本質ではないとリトミックサークルのスタッフさんに指摘されました。

 
 虫歯を放置した時点で、しかも五本という多さの時点で、ネグレクトになるのです。

 つまり、虐待です。

 育児放棄です。

 どれだけ病院に連れて行っても、適切な治療を受けさせずに虫歯を増やしていたらネグレクトになるそうです。

 しかも気づいていたのに放置したわけですから、悪質なわけです。


 子供の虫歯は三本から虐待とか。
 四本から虐待とか。
 いろいろ言うそうです。
 五本は最悪です。

 お友達の三歳ママさんは「うちの子もあそこの病院で虫歯あるのに帰されそうなったよ」「この子に虫歯があるのは、ハイチュウのせい」などと言いながら、かばんには常に甘いお菓子がいっぱい入っています。
 そのお母さんがハイチュウや飴や、駄菓子を次女にくれるのでわたしはすごく嫌です。
 でもちゃんと虫歯があることを先生に言い返して、治療してもらってました。
 甘いお菓子をたくさん食べさせても、きれいに磨いて今は虫歯ゼロだそうです。
 やっぱり私が甘かったとしか、言いようがないのです。


 次女は被虐待児だと、今日の検診で指摘されるのでしょう。これで幼稚園内の次女の立場がどうなるのか…、それが非常に心配です。
 園長も副園長もすごくすごくいい人だから、差別なんてしないのはわかっているんですけれど…。

 リトミックサークルでは歓談の時間に虐待を指摘され、皆がそれを聞いていました。
 それが辛くて、わたしが行くのをやめてしまいました。
 意気地なしです。
 自分の仕出かしたことを指摘されたからって、娘の楽しみを奪う……。まさしく虐待母だから辛くても向き合わなければと叱咤したけど、無理でした

 リトミックのスタッフさんには、虫歯を見逃し続けていた歯科医師から市に虐待の通報が行っているはずだと言われています。
 最初の歯科医院から連絡が?と思ったのですが、そういうものなのだそうです。
 そういえば虫歯を指摘されてから四か月後、その先生からハガキが来ました。
 そろそろ治療を開始しましょうという内容でした。
 もう行かないと連絡したのに、なぜそんなハガキが来たのでしょうか。虐待母だから放置していると、先生は心配していたのかもしれません。

 次の歯科の先生はどうしたのかはわかりません。
 しかしスタッフさんの話が正しければ、幼稚園から市に虐待の通報が行くのではないでしょうか…。
 でも市の保健婦さんから何を言われても、甘受しなければと覚悟しています。

 
 外は大雨。

 せめてこんな日ぐらいはいいお天気だったらよかったのにと、ふと思うのです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする