猫ちゃんと節約したい独り身おばさんの暮らし

ちょっと臆病な猫のユキちゃんと一人暮らし歴20年以上の
やる気ないパートのおばちゃんの暮らし

5連休最終日!家飲みサイコー! 上善如水 純米酒 生酒 きのう何食べた?のそうめん

2021-06-01 19:00:00 | 日本酒、ジン、ウイスキー、ビール
なんで休みの5日間は
大した事していないのに
マッハで過ぎていくのかしら…

そして休み最終日いつもブルーに
なる私。
最近はあれだけ酒飲んだんだから、
働きなよ!いい加減!
と自分に喝をいれて
仕事に行きます。

どうも情けない…

立山を飲み干したので、
上善如水、純米酒、生酒を
ラベルの可愛さで購入しました。

間違いなく美味しかったです。

最近少し油や、お魚を食べても
じんましんや、熱などの
アレルギー症状が出なくなりました。

Amazonプライム・ビデオで
観た”きのうなに食べた?”
と言うドラマの、佳代子さん
案の具沢山そうめんが美味しそう
なので、真似てみました。

我が家にはテレビがないので
リアルタイムで観てないのですが、
大変面白いので、レビューは
後ほど書きたいと思います。

佳代子さんはめんつゆを
ぶっかけていましたが、
私はアゴだしつゆバージョンと
めんつゆバージョンを
作ってみました。

アゴだしは、かなりあっさり
した感じになります。
私はマヨネーズが食べれないので
ツナはそのまま使っています。
めんつゆはそのまま使うので、
アゴだしより味がはっきりします。

ツナマヨの場合はめんつゆ
がいいかもです。

アゴだしはあまり食欲が
ない時でもサラッといけます。

↓上善如水、サイト






写真では全くわかりませんが、
アゴだしつゆバージョン


めんつゆバージョン。















図書館で借りた本 遠い山なみの光 カズオ イシグロさん

2021-06-01 07:07:00 | 図書館で借りた本 小説


この物語はカズオ イシグロさん
のデビュー作だそうです。
2017年にノーベル賞文学賞を
受賞。ドラマ化された作品もあります。

彼はお父様の仕事の関係で
幼少期にイギリスに渡り
日本語はあまり得意では
無いと言っています。
かなりエリートな家族だと
察します。

ちょっとネタバレがあります。

この作品でメインに語る悦子の
家庭もイギリスで生活し、
やはりどちらかと言うと
裕福な感じで、悦子の旦那さん
や義理のお父様もエリートな
感じです。
しかし悦子の娘は、自殺を
してしまいます。
作者は、娘の事を詳しくは
書きません。
その時の状況は少し書いてありますが
娘さんの亡くなる前の心情は
一切書いてありません。

悦子は妊娠中に出会った
佐和子と娘の万里子の事
を思い出します。

佐和子は一人身で、お金に困っていて、
娘の万里子の事も放置で、
訳の分からない外人男性と付き合って、
挙句の果てにはアメリカに行くとか
言い始める…
バカ母なんです。
娘はまだ小さいし、この状況を
逃げ出す事は出来ないので、
意味不明の問題行動を起こしたり
します。
それでも佐和子は割と無関心。
アメリカに行くのは娘のためにも
なると悦子には言うけど、
結局自分のことしか考えていない。

万里子は、何でそう言う事を
するのか、どう言う気持ちなのか
は全く語りません。
猫が好きで猫を引越しても
飼っていいかは
真剣に聞くけど、ダメな事が
分かると、どうにもならない
事に絶望し残酷な事をしてしまう。

作者は多分ダメな親に逃げ出したい
葛藤の中暮らす経験は全く無いと
思います。

なのに万里子の描写が
恐ろしいくらい
上手いです。
絵を描くのが好きで、猫好きで、
親の都合で引越しを繰り返し
同じような状況から
逃げ出したいと思っていた
自分と万里子がかぶり、
この似たような状況を経験した
人にとってこの本は凄すぎて
辛いかもと思ってしまいました。
本当にリアルすぎるのです。

ダメ母、佐和子の描写も上手いです。
佐和子は良い家柄のお嬢様だった
ので、かなりプライドは高いです。
英語に堪能でインテリ。
妊娠中の悦子にたいして、自分
は経験済みだから些細な優越感を
もつ様な会話や、
自分のやってる事を悦子が
分かっていて、自分を見下している
事を感じて探る様な会話をしたり、
こういう女性がやるだろうと言う行動
を完璧に書いています。

他のキャラクターも、彼らの
人格を細かく分析して
そのキャラクターが
言わない様なセリフ、
やらないような行動は
一切書いてありません。

とくに多くの
テレビドラマや、漫画などは、
作り手の都合でキャラクターを
動かしてしまい、
違和感を感じるセリフや
シーンがあったりしますが、
この作品は全くありません。

そしてキャラクターは
多くを語りません。
語りませんが、物語を
読んでいくうちに
彼らの心情が痛いほど
わかってしまう。

凄い作品だと思います。