ヘレナに関しては 5月21に書いたボクの日記「眼から鱗のローカリゼーション」にも動画アドレスを貼り付けたが、
5月19日のIWJ動画で ヘレナ・ノバーク=ホッジさんの講演を見て 彼女から発せられる "気”に わが琴線は大いに震れて 早速二冊の本
「いよいよローカルの時代」「懐かしい未来」を日本から取りよせた。
まだ「いよいよローカルの時代」を3分の2しか読んでいないが 彼女自身の人柄 体験 思想 に大いに感化されている。
その中の ほんの一節だけ紹介すると・・・
「・・・・私が言いたかったのは「愛される」ということ。他の人とつながりを持ち、愛され、尊敬されることは、人間存在の
もっとも深く根本的なニーズだと思います。
それなのに、この深い心理的な欲求が、いつのまにか消費的欲求におきかえられてしまった。
小さな子供が「新しいおもちゃが欲しい」というのは、コミュニティの一員として受け入れられ、尊敬されることによって
「愛されたい」というニーズを満たそうとしているのです。だからお母さんが「NO」と言ったら、子供の愛されたいという欲求を
はねつけることになり、子供が友達をつくれず、コミュニティから疎外されるのではないかと恐れます。
でもこれは大きな落とし穴なのね。子供たちも、根本的なニーズを消費欲求におきかえられてしまっているから、新しい靴や
ジーンズを手に入れても、得られるのは愛や尊敬ではなく、嫉妬や羨望、対立やいがみ合いでしかない。
これが近代化した世界のもっとも大きな嘘なのです。」
(写真はGoogleからの転載、彼女の言葉書き入れは一撮:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん)
彼女を知ることで 思うのは
3・11の大津波は 日本だけではなく 世界を エコノミック・グローバルゼーションという大津波に 飲み込まれそうになっている現状を
さらけ出し その危機に強烈な警告を発することになった・・・という思いがする。
この本の中で彼女も言っているが 1970~80年代には 彼女のローカリゼーションの提唱は 環境問題への関心と相まって世界のアチラコチラで
受け入れられていたのに80年代後半からは エコノミーのグローバル化によって 彼女の意見に耳を傾ける者が少なくなっていたという。
それが 最近になってグローバル化によって歪んだ社会をなんとかしよう・・・という気運がたかまってきているという。
特に日本は TPPというエコノミー・グローバルゼーションの大津波が迫って 農業の絶対的危機にある時
彼女の「ローカリゼーション経済」の提唱に耳を傾ける意義は 大きい。
5月19日のIWJ動画で ヘレナ・ノバーク=ホッジさんの講演を見て 彼女から発せられる "気”に わが琴線は大いに震れて 早速二冊の本
「いよいよローカルの時代」「懐かしい未来」を日本から取りよせた。
まだ「いよいよローカルの時代」を3分の2しか読んでいないが 彼女自身の人柄 体験 思想 に大いに感化されている。
その中の ほんの一節だけ紹介すると・・・
「・・・・私が言いたかったのは「愛される」ということ。他の人とつながりを持ち、愛され、尊敬されることは、人間存在の
もっとも深く根本的なニーズだと思います。
それなのに、この深い心理的な欲求が、いつのまにか消費的欲求におきかえられてしまった。
小さな子供が「新しいおもちゃが欲しい」というのは、コミュニティの一員として受け入れられ、尊敬されることによって
「愛されたい」というニーズを満たそうとしているのです。だからお母さんが「NO」と言ったら、子供の愛されたいという欲求を
はねつけることになり、子供が友達をつくれず、コミュニティから疎外されるのではないかと恐れます。
でもこれは大きな落とし穴なのね。子供たちも、根本的なニーズを消費欲求におきかえられてしまっているから、新しい靴や
ジーンズを手に入れても、得られるのは愛や尊敬ではなく、嫉妬や羨望、対立やいがみ合いでしかない。
これが近代化した世界のもっとも大きな嘘なのです。」
(写真はGoogleからの転載、彼女の言葉書き入れは一撮:ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん)
彼女を知ることで 思うのは
3・11の大津波は 日本だけではなく 世界を エコノミック・グローバルゼーションという大津波に 飲み込まれそうになっている現状を
さらけ出し その危機に強烈な警告を発することになった・・・という思いがする。
この本の中で彼女も言っているが 1970~80年代には 彼女のローカリゼーションの提唱は 環境問題への関心と相まって世界のアチラコチラで
受け入れられていたのに80年代後半からは エコノミーのグローバル化によって 彼女の意見に耳を傾ける者が少なくなっていたという。
それが 最近になってグローバル化によって歪んだ社会をなんとかしよう・・・という気運がたかまってきているという。
特に日本は TPPというエコノミー・グローバルゼーションの大津波が迫って 農業の絶対的危機にある時
彼女の「ローカリゼーション経済」の提唱に耳を傾ける意義は 大きい。
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