2巡目で初のがん確定診断 福島の子ども甲状腺検査
福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故の放射線の影響を調べる県の甲状腺検査で、事故直後から3年目までの1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども1人が、昨年4月から始まった2巡目検査で甲状腺がんと診断が確定したことが11日、関係者への取材で分かった。また、がんの疑いは7人になった。
2巡目でがんの確定診断が出たのは初めて。12日に福島市で開かれる県の検討委員会に報告され、放射線の影響かどうか慎重に見極める。
チェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がんが急増した。2015/02/12 04:41 【共同通信】
2014年12月14日に投開票された安倍晋三らが『アベノミクスを問う』とのスローガンの総選挙の終わった直後の12月25日、東京電力福島第1原発事故の県民健康調査の検討委員会で驚愕する事実が明らかになる。子どもの甲状腺検査で事故直後の1巡目検査では『問題ない』とされた4人が、4月からの2巡目で『がんの疑い』と診断されていたことが発覚する。
極悪人の安倍晋三とその一味(福島県検討委)による『がんの確定』の意味とは、子供の甲状腺の全摘出のことなのです。(確かに幾ら外から精細に検査しても摘出しないと100%確実に『がんである』と確定出来ない)
同じく、『がんの疑い』とは 、エコー検査やCTI検査MRI検査血液検査、直接甲状腺に注射針を刺して細胞を抽出して行う細胞診断などで陽性と判断されたものだった。
最終的な医学判断である細胞診の陽性で患者は手術の手続きに入る。
この段階で医師から患者にがん告知が行われるので、通常のマスコミの報道なら『がんと確定』なのですが、我が日本国のフクシマだけは『がんの疑い』と曖昧に意味を薄めて発表されている。
(『がんの疑い』と聞いたなら、これから精密検査が行われると誰でもが勘違いするが、事実は全ての検査が終了した段階での最終判定が、フクシマでは『がんの疑い』だった)
フクシマ『がんの疑い』なる不思議な言い回しですが、今回だけの極めて異常な特徴である。他に例が無い。
これは多分『手遅れで助からない』の意味ですよ。がんが助からない昔は医師による正しいがん告知はタブーだった。(がん告知が常識になった現在でも、助からない末期がんの場合に例外的に本人に告知されない場合がある)
安倍政権成立直後の2013年2月の『3人確定、7人疑い』とは、『米空母3艘撃沈、我が方の損害は軽微』との嘘八百だった70年前の政府やマスコミ総ぐるみの挙国一致、一億玉砕の大本営発表の 二番煎じ。
御粗末な茶番劇。姑息な印象操作なのです。
安倍政権成立直後の一番最初の『3人確定、7人疑い』は7月の参議院選挙対策のための、自民党の極悪非道、人命無視の偽装工作だったことは明らか。
ところが、詐欺で一度でも騙すと、次回も騙す必要がある。(前回と違っていれば一目でインチキが暴かれる)
だから2年後の今でもペテンを繰り返す必要があった。
安倍晋三とかマスコミですが、こんな人を小馬鹿にした子供だましの御粗末な手法で時間稼ぎしていれば、そのうちに神風が吹いて絶体絶命の日本が助かるとでも思っているのだろうか。
船体が45度以上傾いているのに『安全・安心、心配ない』、『安全のため船室に留まって動かないように』との嘘八百の船内放送を繰り返したために、乗客のほぼ全員が死亡した韓国旅客戦セウォル号の船長の判断とまったく同じで、愚劣で残酷で自滅的な判断である。
今のように目の前の危機を先送りして誤魔化し『安全・安心、心配ない』と繰り返せば、被害を無意味に天文学的に膨らましたセウォル号の最悪の結果以外は待っていない。
『一巡目』の104人に今回発表の『二順目』の8人を加えると112人であるが、人口が福島県の5倍の1000万人ベラルーシの同時期の小児甲状腺がんは、たった6人ですよ。
人口が200万人の福島県で、福島第一原発事故の前年の2010年の小児甲状腺がんはゼロだった。もしもフクシマがチェルノブイリと同じ軌跡を描くとしたらメルトダウン事故から4年目の今年は小児甲状腺がんは去年の5倍に跳ね上がる。
安倍晋三が懲役2年の罰則の『がん登録法』とか何が秘密かが秘密の『特定秘密保護法』、共産党(赤旗)を含む挙国一致の『大本営発表』など、どのような悪どい手品を使おうと、放射能汚染の深刻な被害はもはや誰にも隠せないのである。
福島県当委の言う『平成23年(2011年)度』とのタイトルで発表された検査数値(発症者の人数)とは、福島第一原発周辺の双葉町や大熊町、飯館村など最悪の放射能汚染の被害が見込まれる13市町村の意味だった。
同じく『平成24年(2012年)度』とのタイトルで発表された数値とは、次に放射能汚染が酷い福島市や郡山市などの『中通り地区』の意味だった。
同じく『平成25年(2013年)度』とは、福島県内では放射能汚染が比較的低いとされている会津若松市とかいわき市などの結果だった。
丸っきり国家ぐるみの詐欺かインチキ手品である。
日本政府ですが、露骨に恣意的に検査の対象を選別して順番をずらし、挙国一致のマスコミとの二人三脚で、放射能と小児甲状腺がんの発症数の因果関係を誤魔化して、善良な日本人を騙していたのである。
編集画面はもっとぐじゃぐじゃになる。
少し、落ち着くまで様子を見ることにします。
それにしてもマスコミの報道が小さすぎる。今回の驚愕的な小児甲状腺がんの検討委発表ですが、ほぼ何も報道していないのと同じですよ。
マスコミの動きも変だが、もっと不思議なのは護憲左派の政治ブログで、ほぼ無視している。マスコミが何も報じないので、同じく横並びで誰も問題と思っていないのですから情けない。これは駄目ですね。何故日本人は死んだネズミのように大人しいのか。
これがお隣の韓国なら今ごろは、首都ソウルを数百万の怒り狂った市民がデモ行進していて、東京電力社長とか首相は吊るし上げにあっている。
上から与えられた民主主義の日本人は大きな勘違いをしているが、民主主義の本質とは選挙で投票することでは無くて、権力に明らかな不正があれ一般市民がば手に手に武器を持ってバスティーユ要塞を襲撃することなのです。自由とか権利ですが、与えられるものでは無くて、自分の手で奪い取るものなのです。この根本的な原理原則を今の日本人は忘れている。
2年前の今頃、未成年の甲状腺がんが3名(疑い7名)と報道された時、これは不穏だと思ったのですが、事態は案の定、悪い方向に進んできました。今回の発表も安倍のファナティクな施政方針演説の日に合わしてきました。
それにしても原子力村の奴らが必死でごまかそうとするのは分かるのですが、野党までもがだまっているのは、なぜでしょう。おそらく下手をすると根底から日本が崩壊するような問題であり、今の段階で声をあげるのは国民の意見が分かれるため得策ではないと考えているのではないでしょうか?
アホな政治家は別として多くの政治家は事態の深刻さに気付いていると思います。311で日本がソ連のように崩壊する可能性があるのに最優先すべきは何か決まっていると思います。本当に政治家はダメですね。
とうとう未曾有のレベル7の福島第一原発事故の発生から、4年目が近づきつつあり、もう最後の猶予が無くなって来ているのでしょうが、余りにも情報が何も無い。
誰もフクシマを語りたがらないし、無理やりにも話をするのを嫌がっている風に見えますね。薄々だが全員がもう駄目だと知っているのですよ。
開戦から3年目で、日本の最後の防衛ラインであるサイパン島が陥落して、もう命運が尽きている状態なのですが、B29による絨毯爆撃はまだ始まっていないので、東京は平和そのもの。枝野幸男が何遍も繰り返し言っていたが、放射能は食べての直ぐには健康に影響し無いのです。影響が本格的に出だすのは原発事故から4年目なのです。