「マナーがなってない」のは中高年の方だ! 「若者擁護」の新聞投書めぐりネットでバトル
http://www.j-cast.com/2014/11/15220967.html?p=all
自分が常々思っていることなので心の底から支持したい。
とはいえマナーに関してはあくまで「割合」の話なので、
全ての若者が全ての中高年が・・・という訳ではないのは前もって断っておきたい。
マスコミなどは表向きにはしないが今の青少年の犯罪率は極めて低いのは有名な話である
これはネット等で検索すればいくらでもソースが出てくる。
時代背景を考えれば当然のこと。
今の若者世代は不遇の世代。高度経済成長期やバブル時代の不良債権を一気に押し付けられた
影響もあり、誰もが真面目に働けば幸せになれる一億層中流の時代はとっくに終わった。
仕事口はあってもほとんどが激務・低給料のワープア地獄に派遣業務で将来の見通しの立たない仕事
さらに安定とされている数少ない職柄は軒並み高倍率で激しい競争を勝ち抜かないといけない。
実力・実務・業績重視・有給取得困難・サービス残業等は当たり前になり、
安定とされてきた大企業さえも今はそれを積極的に導入する時代になってきた。
特に強力なコネクションや優れた経済環境等がない限りは、若い時から競争や将来の見通しを
強く意識しないといけなくなった。悠長に進学や自己啓発を怠るとあっという間に取り残される
そんな時代である。
以前日記で私自身が触れたことがあるが、今の若い子は簡単に進学後の就職状況等の話をする。
私が若い頃高校生の頃に大学後の就職の話をする者は殆どいなかった。
確かにバブル崩壊後の不景気ではあったが、とりあえず大学行ってればいいや。大学行っているうちに
景気は良くなるという変な期待感があったのだろう(後に「超氷河期世代」として痛い目を食らうわけだが・・・)
ましてや不景気とは言え、かつては派遣労働者やフリーター・ニートという類は
社会問題化されている時代ではなく、今と比べればまだまだ精神的に楽な時代だったと思う。
私のさらに上の40代・50代は日本が頂点に上り詰める追いつけ追い越せとバブル時代の
背景で育っているのだから、若いうちの気持ちは実に弛緩されていたと思われる。
私自身が考えるのが、こういう生まれ育った環境が今の若者と私のような30代以上の
世代では圧倒的に温度差がある。今の若者は敏感にその社会背景を捉え、いち早く
準備し、慎重に物事を進める考えが根付いていると思う。
だからこそ青少年の非行や犯罪率は圧倒的に今の若い世代が率が低いのは頷ける。
校内には愚かしいヤンキーや不良は影を潜め、暴走族の数も激減。
覚せい剤の使用率も極めて低く(恥ずかしい話、切れる80年代世代を中心とした我々が
未だに一番多いらしい)
バカやっていたら一生に響く傷が残ることを強く分かっているからだ。
我々のように緩やかに物事を考える余裕なんかない。
また車よりPCやスマホを欲しがる傾向にあるように、圧倒的高速情報量を持つネット等を
積極的に若者は駆使し、中高年と違って情報リテラシーに非常に長けており、
いい加減な情報(あえていうとテレビや紙媒体等の一方的な情報ツール)簡単に鵜呑みにはしない。
多分一番お金にシビアで冷静なのは今の若者世代だろう。
テレビでは「○○離れ」と相変わらず若者叩きに躍起だが、単純に「分かっている」だけのことである。
無駄なことに投資せず、慎重にものを選ぶ時代になっているだけのことである。
(皮肉な話、インターネットは情報強者を多く作り出してしまい、娯楽の安価化さと消費のシビアさ等
かつては多くの人間を騙して儲けることができたことも出来ない、最悪の状況を作り出してしまっている。
売り手は安さと質を強く求められる時代となっり、雇用者にそのしわ寄せがくる最悪の状況)
自動車メーカーが若者が車を買ってくれないことを嘆いている。
私の世代では「男は車だ」というイメージで(会社内の上司はまさにそれ)
多少痛手を被ってでもいい車に乗ろうとする意識が強い人が多く、大企業の広報担当等
もその世代にどっぷり浸かっているせいもあって、「なぜ若者は車を買わない?」「若者の車離れ」
と口を揃えていう。もっとも職業上立場上のセリフであって、本当は状況が分かっているとは信じたいが・・・。
結論言えば単純に車は高い。今の若者なんて年収200~300前後が殆どなのに、
無理して買うとでも思っているのだろうか。車体はもちろん、一番痛いのが維持費。
安価・高品質の娯楽が多様化しているこの時代に、100万以上の金を払って
年間最低でも30万以上の維持費をぶっこむのはできるだけ避けたいだけの話だろう。
たかだかマクドナルドが値段を上げて業績不審になっている世の中である。
車業界もいい加減に構えると個人的には20年30年後は危ないと思っている。
車を大量に売りたければ値を下げる企業努力をし、比較的国とはパイプが強い訳だから
融通利かせるよう営業すればいいだけのこと。
厳しい日本の経済状況と雇用情勢が生み出した今の若者は実にクールで冷静で
危険回避能力にも長けている、単純に言えば頭が良いと思う。
今の若者世代に対しての不満や不安要素等がないと言えば嘘になるが、
総合的に判断して中高年が若い世代を叩くようでは困ると思っている。
私も含めあなたたちはそんなに偉くはない。
馬鹿に数だけ多い層を今後若い世代は一身に背負うのである。
敬老の日とか廃止にし、若者の日でも作ったほうがいいのではないのか?
だからコンビニなどで偉そうに札を投げる人や、飲み屋や飲食店で若い従業員に
タメ語を使っている中高年の人間を見ると「何様だおまえ」と言いたくなるし、
病院などに行くと、元気そうにベラベラ喋って「風邪ひいちゃってさ~」という元気そうな老人を
見ると「帰れ税金泥棒!」と言いたくなる。
上の記事にもあるが、どうでもいいことをクレーム入れるのも大抵中高年の人間。
電車内で足を組んだり、新聞広げたりするのも中高年。
極端な例になるが、満員電車ででかい荷物を座席の前にドスンと置いて場所を奪い、
さらに横柄に座って、「そこの女性(妊婦)に席譲ったらどう?」とか若い男に指図する
ババアもいた。何も言わず譲った若者は本当偉いと思った(お前が譲れくそばばあ!)
同じ会社内なら肩書きや立場で当然違いはあるべきだが、全く赤の他人同士に
年寄りだの若者だの差があってはいけないと思っている。
互いに社会の為に存在している人間だという意識を重んじ、礼儀は年齢関係なく
重んじるべきだと私は思う。
上の記事を見て思ったこと。
根底に「今の若者が・・・」という見下した感情を持っている人間が多いから
物議を醸し出し、ヒートアップすると思っている。
まず若い時に遥かにのんきな時代を生きて好き勝手やってきた中高年世代が
でかい顔するなよと言いたい。
そして少しは今の情勢をわかろうとし、人間は美しい部分しか覚えてない脳内構造を少しは
理解し、自分らの世代を持ち上げ若い世代を叩く愚かな考えは捨てるべきだと思う。
マナーが悪いのはどの層も一律して存在するのは当然。
ただし率で言えば中高年のほうが圧倒的に高いのは個人的には強く同意する。
そしてその根底になるのは自由奔放に生きられた若い時の残滓だと思っている。
http://www.j-cast.com/2014/11/15220967.html?p=all
自分が常々思っていることなので心の底から支持したい。
とはいえマナーに関してはあくまで「割合」の話なので、
全ての若者が全ての中高年が・・・という訳ではないのは前もって断っておきたい。
マスコミなどは表向きにはしないが今の青少年の犯罪率は極めて低いのは有名な話である
これはネット等で検索すればいくらでもソースが出てくる。
時代背景を考えれば当然のこと。
今の若者世代は不遇の世代。高度経済成長期やバブル時代の不良債権を一気に押し付けられた
影響もあり、誰もが真面目に働けば幸せになれる一億層中流の時代はとっくに終わった。
仕事口はあってもほとんどが激務・低給料のワープア地獄に派遣業務で将来の見通しの立たない仕事
さらに安定とされている数少ない職柄は軒並み高倍率で激しい競争を勝ち抜かないといけない。
実力・実務・業績重視・有給取得困難・サービス残業等は当たり前になり、
安定とされてきた大企業さえも今はそれを積極的に導入する時代になってきた。
特に強力なコネクションや優れた経済環境等がない限りは、若い時から競争や将来の見通しを
強く意識しないといけなくなった。悠長に進学や自己啓発を怠るとあっという間に取り残される
そんな時代である。
以前日記で私自身が触れたことがあるが、今の若い子は簡単に進学後の就職状況等の話をする。
私が若い頃高校生の頃に大学後の就職の話をする者は殆どいなかった。
確かにバブル崩壊後の不景気ではあったが、とりあえず大学行ってればいいや。大学行っているうちに
景気は良くなるという変な期待感があったのだろう(後に「超氷河期世代」として痛い目を食らうわけだが・・・)
ましてや不景気とは言え、かつては派遣労働者やフリーター・ニートという類は
社会問題化されている時代ではなく、今と比べればまだまだ精神的に楽な時代だったと思う。
私のさらに上の40代・50代は日本が頂点に上り詰める追いつけ追い越せとバブル時代の
背景で育っているのだから、若いうちの気持ちは実に弛緩されていたと思われる。
私自身が考えるのが、こういう生まれ育った環境が今の若者と私のような30代以上の
世代では圧倒的に温度差がある。今の若者は敏感にその社会背景を捉え、いち早く
準備し、慎重に物事を進める考えが根付いていると思う。
だからこそ青少年の非行や犯罪率は圧倒的に今の若い世代が率が低いのは頷ける。
校内には愚かしいヤンキーや不良は影を潜め、暴走族の数も激減。
覚せい剤の使用率も極めて低く(恥ずかしい話、切れる80年代世代を中心とした我々が
未だに一番多いらしい)
バカやっていたら一生に響く傷が残ることを強く分かっているからだ。
我々のように緩やかに物事を考える余裕なんかない。
また車よりPCやスマホを欲しがる傾向にあるように、圧倒的高速情報量を持つネット等を
積極的に若者は駆使し、中高年と違って情報リテラシーに非常に長けており、
いい加減な情報(あえていうとテレビや紙媒体等の一方的な情報ツール)簡単に鵜呑みにはしない。
多分一番お金にシビアで冷静なのは今の若者世代だろう。
テレビでは「○○離れ」と相変わらず若者叩きに躍起だが、単純に「分かっている」だけのことである。
無駄なことに投資せず、慎重にものを選ぶ時代になっているだけのことである。
(皮肉な話、インターネットは情報強者を多く作り出してしまい、娯楽の安価化さと消費のシビアさ等
かつては多くの人間を騙して儲けることができたことも出来ない、最悪の状況を作り出してしまっている。
売り手は安さと質を強く求められる時代となっり、雇用者にそのしわ寄せがくる最悪の状況)
自動車メーカーが若者が車を買ってくれないことを嘆いている。
私の世代では「男は車だ」というイメージで(会社内の上司はまさにそれ)
多少痛手を被ってでもいい車に乗ろうとする意識が強い人が多く、大企業の広報担当等
もその世代にどっぷり浸かっているせいもあって、「なぜ若者は車を買わない?」「若者の車離れ」
と口を揃えていう。もっとも職業上立場上のセリフであって、本当は状況が分かっているとは信じたいが・・・。
結論言えば単純に車は高い。今の若者なんて年収200~300前後が殆どなのに、
無理して買うとでも思っているのだろうか。車体はもちろん、一番痛いのが維持費。
安価・高品質の娯楽が多様化しているこの時代に、100万以上の金を払って
年間最低でも30万以上の維持費をぶっこむのはできるだけ避けたいだけの話だろう。
たかだかマクドナルドが値段を上げて業績不審になっている世の中である。
車業界もいい加減に構えると個人的には20年30年後は危ないと思っている。
車を大量に売りたければ値を下げる企業努力をし、比較的国とはパイプが強い訳だから
融通利かせるよう営業すればいいだけのこと。
厳しい日本の経済状況と雇用情勢が生み出した今の若者は実にクールで冷静で
危険回避能力にも長けている、単純に言えば頭が良いと思う。
今の若者世代に対しての不満や不安要素等がないと言えば嘘になるが、
総合的に判断して中高年が若い世代を叩くようでは困ると思っている。
私も含めあなたたちはそんなに偉くはない。
馬鹿に数だけ多い層を今後若い世代は一身に背負うのである。
敬老の日とか廃止にし、若者の日でも作ったほうがいいのではないのか?
だからコンビニなどで偉そうに札を投げる人や、飲み屋や飲食店で若い従業員に
タメ語を使っている中高年の人間を見ると「何様だおまえ」と言いたくなるし、
病院などに行くと、元気そうにベラベラ喋って「風邪ひいちゃってさ~」という元気そうな老人を
見ると「帰れ税金泥棒!」と言いたくなる。
上の記事にもあるが、どうでもいいことをクレーム入れるのも大抵中高年の人間。
電車内で足を組んだり、新聞広げたりするのも中高年。
極端な例になるが、満員電車ででかい荷物を座席の前にドスンと置いて場所を奪い、
さらに横柄に座って、「そこの女性(妊婦)に席譲ったらどう?」とか若い男に指図する
ババアもいた。何も言わず譲った若者は本当偉いと思った(お前が譲れくそばばあ!)
同じ会社内なら肩書きや立場で当然違いはあるべきだが、全く赤の他人同士に
年寄りだの若者だの差があってはいけないと思っている。
互いに社会の為に存在している人間だという意識を重んじ、礼儀は年齢関係なく
重んじるべきだと私は思う。
上の記事を見て思ったこと。
根底に「今の若者が・・・」という見下した感情を持っている人間が多いから
物議を醸し出し、ヒートアップすると思っている。
まず若い時に遥かにのんきな時代を生きて好き勝手やってきた中高年世代が
でかい顔するなよと言いたい。
そして少しは今の情勢をわかろうとし、人間は美しい部分しか覚えてない脳内構造を少しは
理解し、自分らの世代を持ち上げ若い世代を叩く愚かな考えは捨てるべきだと思う。
マナーが悪いのはどの層も一律して存在するのは当然。
ただし率で言えば中高年のほうが圧倒的に高いのは個人的には強く同意する。
そしてその根底になるのは自由奔放に生きられた若い時の残滓だと思っている。