昨夜書いたブログ「夫婦の家事分担」の文章を書き終えた午後10時頃に、夫が就寝した。
そこから見出し画像の絵に取りかかった。
いつものように描き終わった後は、写真に取って、見出し画像に取り入れて記事をアップした。
それが、この絵。
それからいつものように絵の余白に日付を書き入れて、しまうはずだったのだが…。
翌朝起きてみると、描いた絵は、昨夜写真を取った場所に置いたまま、しまうのを忘れていた。
ストーブのすぐ横に置いてあるから、夫が朝スイッチを入れる時に必ず気がつくはずだ。
しまったー、見られたなー。
夫は私がブログを書いてるのは知っているが、読むことはない。私のハンドルネームも知らないはずだ。
夫の目の前で絵を描くこともあるが、今回の絵は、夫に見られると不快にさせてしまう様な、微妙な内容なので、夫が就寝後に描いた。
さっさとしまっておけば良かったのだが…。
気まずい。絶対に見た。と思う。
「温度差」と、どデカく右上に書いてしまったし…。
しかし、元々会話の少ない私たち夫婦である。夫は私に何も言わない。
普通なら、
「こんな絵描いてるけど、俺だって家事を手伝ってるよね」
と抗議するか、
「何これ?当て付け?」
と突っかかって来ても良さそうなものだが、夫はそういうことを言うタイプの人でもない。
言葉に出しては何も言わないが、かと言って、描かれた内容の意味を察して、家事を始めるかといえば、それも無い。
結局一日何事もなく終わった。
絵に触れるような会話も一切無かった。
絶対にあの絵を見たのに、何も言わない夫。
ほぼ40年以上一緒にいても、時々夫の事がよく分からない。
訂正、40年と書いたが、考えてみればその半分は出張で居ないのだった。
おまけに会話も少ないし、喧嘩もしない。
お互いに以心伝心を望むようなところがあるので、「察すること」をお互いに暗黙のうちに要求しているかも知れない。
昔のドラマのワンシーンによくあった、着物姿の妻が
「夫の事は、わたくしが一番良く存じております。」
なんて毅然としたセリフ、一生かかっても私は言えないな、多分。
それにしても、絶対見たよねあの絵。
見てないのかなー。
何れにしても、不機嫌ではなかったから、いいか。
「家事手伝ってほしい」という私の気持ちが伝わっていたら、なおのこといいか。
結局、ポジ人らしくポジティブシンキングで、結果オーライ。
つまらないお話に突き合わせてしまってすみません。