午前7時過ぎに河川敷に降りて走っていると、カラスが朝ごはんの真っ最中。
スマホを向けると、距離が近かったので警戒して逃げちゃった。画像の左端にカラスの尾羽根の先っちょが、ちょっと写っている。
食卓のメインディッシュは、フレッシュな秋鮭!
頭のみの画像は、ちょっとグロテスクでごめんなさい。
草むらの方には、頭が取れたプリッと新鮮な鮭の本体を、うまそうについばむ別のカラス。
今年も北海道は鮭が不漁だと言うのに、人様よりも豪勢な朝食だ。
カラスが豊平川から自力で取った鮭なのだろうか?そうだとしたら、カラスの狩りの能力は高いのだなと思う。まさか、横取りじゃないよね。
カラスを尻目に、藻岩橋まで走ってUターン。ミュンヘン大橋の下をくぐってゴールイン。そのままクーリングダウンしながら、南22条橋方向へ向かう。
歩きながら路辺をながめると、朝露が陽の光に反射してキラキラと綺麗だった。その美しい光景を納めようとしたけれど、このスマホでは無理だった。キラキラが、白い小さな玉にしか見えない。残念。
キラキラを通り過ぎると、ガードのあたりにカラスが群れていた。先週も8羽。今日は4、5羽。彼らのエサ場かな。何か美味しい昆虫でもいるのだろうか。
気温が低くなり出してから、藻岩山も少し色付き始めたようだ。山肌の色が先週とは少し違う。
雲が山に影を落とす。眺めていると、なんだかいい感じ。
ミュンヘン大橋の姿も秋の景色に堂々と映える。
走るために訪れている河川敷だが、私はこの場所に来ると、いつも生きている事を実感する。
人の手が入り、整えられた場所ではあるけれど、緑が多く大きな川もあり、より自然に近い場所だ。太古の昔、自然の中で暮らしていた遠い記憶が、私の遺伝子の中にかすかに残っているからなのか、この場所に来ると生き生きとする。
先週も今日もアオムシに出会う。鮮やかなきみどりがきれいだ。
少し遅い時期のお生まれで。
河川敷の野原で、この紫の花に出会うと毎回しげしげと見てしまう。野原ではあまり見かけない厳かな色だから、ついつい引き寄せられる。
グーグルレンズで調べたら、チコリと出た。
チコリにモンキチョウ。
ひばりも元気。なんとかとらえた一羽の写真。コンクリートの一番上の縦の柱に地味な姿。
4羽ほどいたが、家族だろうか。
幼虫コレクション、2匹目。こちらも地味なお姿。
ランナーに踏まれませんように。
小さな出会いを今日もたくさん楽しんだ。清々しい気分で家に着いた。