こんな時期にお手玉の練習をしてる人、私だけだよねきっと。
この間片付けをしてた時に出てきたお手玉。昔みたいに…と思って、やってみたら一度も出来ずに、お手玉を四方八方にふっ飛ばしただけだった。
昭和生まれのおばあちゃんは、お手玉出来なきゃ駄目だ（自分だけに言い聞かせています）。
昔は子供達にやって見せて、「お母さんすごいね」と称賛を浴びたこともあるのに…。今じゃ、かたなし。
まだまだ先の事でどうなるかわからないけど、もし将来孫に会えたら、お手玉をやって見せて「おばあちゃんすごいね！」と言ってもらわなくちゃ。
そう思って、練習を重ねてきた。
努力は絶対報われるものだ。64歳、まだ捨てたもんじゃない。
自分のやっているお手玉の技の名前を調べてみた。ジャグリングの初級レベルの技でいう、カスケードとシャワーと言うらしい。
カスケードは右手のお手玉を左方向上へ放り上げ、左手のお手玉は右方向上へ放り上げ、反対の手で受け取っては投げ、受け取っては投げを繰り返す。3個のお手玉で。
シャワーは同じ方向へお手玉を放り投げ、円を描くようにお手玉を回し続けていく技。
両手でお手玉をコントロールしながら投げ上げ、放物線を描いて落ちてくるお手玉を見ながら、受け取っては放るという連続の動作。手と腕を使った軽い運動なのだが、視覚から脳も刺激されてフル回転なんじゃないだろうか。さらに空間認識能力も鍛えられるのじゃないだろうか。良い事だらけ。
これは、お年寄りにとって良い運動なのではないか。実際やってみてつくづく思った。
そして、何よりうれしいのは、日々練習の成果を実感できること。少しずつ出来るようになっていく喜び。一人でも楽しい遊び。お手玉っていいな。木綿の手触りも好き。中の小豆の音もチャッチャと鳴って、小気味いい。上から落ちてきて、しっかりと手におさまる感じも好き。この懐かしさに包まれる感じも。
You Tubeを覗いて見ると、お手玉に関する動画も結構あがっていて、私より先輩のお姉さん方が、歌を歌いながら遊びを教えてくれている。楽しそう。
ジャグリングのカスケードやシャワーの練習方法やコツを教えてくれる動画も沢山ある。
昔の自分のお手玉のレベルを超えてやろう。
今の自分にもっと自信が持てるように。
私のお手玉練習は続く…。
