書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

冬逆戻りの弥生です

2010-03-30 | 書道
こんにちは ・・・ というかもうとっくに「こんばんは」のReisinです

「最近全然blog更新していないね。がっかりだよ」

という言葉に大反省 のReisinです。


近況をご報告しますと、

 4月のお稽古に、小学生参加あり。
 大人の書道教室としてスタートしましたが、
 「息子を連れて行っても良い?」という申し出があり、
 他の生徒さんの了解も得て、小学5年生の男の子参加。
 皆さん、いつも以上に緊張しながらも、楽しくお稽古を終了しました。
 本人も、楽しかったらしく、引続きお稽古に参加したい とのことでしたので、
 4月以降も、お稽古に親子で参加するそうです。
 「親子で書道教室」 って、結構良いかも。
 大人と子供は書く内容も異なるし、子供は子供でクラスを設けたほうが、
 刺激しあって良い という考えだったのですが、
 親子で一緒に授業を受けると、お互い様子を伺いながら、
 頑張っている姿を見せたい、といつも以上に頑張っているようにも感じました。
 お母さんの実力を上回る書きっぷり。楽しみです

 4月末に締切の同人書作展。
 なかなか作品創りが思うようにいきません。
 今回は、大きな作品に挑戦しようと思っているのですが、
 やはり自宅では思い切り書けない
 家中、墨を飛び散らかしてしまいそうです。
 今度の日曜日は、一日学校へ練習に行きます。
 その時にはなんとか形にしたいと思いますがーーーーーー



あと2日で、3月も終わり。年度末です。
仕事が忙しくて、苦ぢぃ・・・忙しい・・・・・
4月の年度はじめも毎年パニック寸前。
しばらくは、落ち着きませんが、blogの更新でリフレッシュして、
忙しい時期を乗り越えたいと思います。


今日は、真冬並みの寒さでした
桜もびっくりして蕾に戻ってしまうんじゃないかと思うくらいです。

早く暖かくなってお花見で盛り上がりたいですね


皆さん、風邪などひかれませんように

初挑戦 ~細楷 臨書作品~

2010-03-14 | 書道
こんにちは Reisinです

今日は風も弱まり、穏やかな春の陽射しの東京。
花粉症ではないはず・・ と思いながら、
昨日は家の中にいても鼻水が止まらず、
とうとう来たかーーーー と家の中に閉じこもっていたのですが、
今日は回復した模様。
早くちゃっちゃかやることを済ませて外に飛び出したい気分です


私が勉強している日本教育書道藝術院では、
毎月「教育書藝」という冊子が発行され、
毎月の提出課題が発表になると共に、
提出した生徒さんの評価が掲載されています。
また、「巻頭随筆」のページには、
大溪洗耳先生の「創作を志す人のために 失うことのすばらしさ」が掲載され、
毎月楽しみにしています。

毎月の課題は、師範を取得する前の方と、取得後(研究科・専門科)で異なるのですが、
半紙や半切サイズをはじめ、53×235cmの聯落ちサイズのもの等等、
臨書や創作などいくつかの課題が課されています。

もちろん、強制ではないので、自分次第ではありますが、
毎月コツコツと提出される方は、知らず知らずに上達していくのは勿論、
気づいたら一人で創作も楽々出来るようになっていたりするものです。


そして、私、実は今まで一度も挑戦したことが無い課題があるんです
在籍16年、多分。一度も・・・


『細楷』(臨書)

こっそり打ち明けたら、友達のUさんに、「えっ」 嘘でしょ~ と驚かれ
自分でも、創作ばかりでなく、少し落ち着いて、じっくり集中する時間を取りたい、
また、普段パソコンばかりの生活のため、丁寧に文字を書く時間、
キレイな字を書く時間を取りたい という思いから、
初めて『細楷』の臨書に挑戦してみました。

また、前回授業の時に偶然『細楷』部門のランクトップ 木庭さんの隣になり、
「今月、細楷に初挑戦しようと思って・・・」と話かけたところ、
なんと! 「これ、良かったら」と前回ご自身が書かれた作品を
プレゼントしていただきました

頑張らないわけにはいきません。


そして、昨日書いてみました作品はこちら
 ↓
(温彦博碑(欧陽詢))



楷書、特に臨書は、完璧を求めてしまうと永遠に終わりません。
結構、肩こりしてしまいました。
力が入ってしまうところが、まだまだなんでしょう
「継続は力なり」でこれから先、毎月提出したいと思います。


細楷に夢中になって、お稽古のお手本を書く力が残っていませんでした。
今日は、お手本書きを終えたら、お出かけしたいです。

暖かいうちに出かけたい~




週末の過ごし方 ~Reisin編その2

2010-01-31 | 書道
こんにちはReisinです
今日も暖かな東京でした。
明日の夜からは気温も下がり、雪が降るかも? と天気予報で言っていますが、
今日の陽射しを見ると想像出来ません。

欧米では記録的な大寒波・大雪に見舞われ、農作物の被害も相当とのこと。
不景気に加え、食べものの値段まで値上がりしてしまうなんて厳しい冬ですね。
暖かな春が待ち遠しいばかりです。


今日は、昨日の予言どおり、体力作りに励んでまいりました。
私はスポーツクラブの会員になっているのですが、毎回ジムに行くたびに
年上の皆さま方のパワーに圧倒されます。

ラテン系エアロビクスのクラスでも、私は結構センスが無く(
ちょっと難しいステップや動きを入れられるとなかなかついていくことが出来ず、
ちびまるこちゃんのように顔が こんな感じになってしまいます

そんな私を尻目に、周囲の皆さんはくるくる動き、華麗に美しく、
楽しそうに踊っています。
・・・あぁぁぁ 完璧負けてる

インナーマッスルを鍛えるストレッチクラスでも、
腹筋や下腹の筋肉不足でぶるぶる、ふらふら、そしてグラグラ
そんな私の前では、大きいボールの上で安定感抜群に制止しているおじさま・おばさま。

・・・・・ 恥ずかしい

年齢は関係ないですね。
年齢は言い訳にならないことをひしひしと感じるジムでの一時です。


今日の書道は半切、王鐸の臨書です。
一文字目の「有」のバランスが難しい~




昨日の漢字かな交じり半紙の写真も取りましたので載せますね。
ちょっと紙がシワシワですが。。 
一晩たったら、墨色が昨晩より薄くなってしまっていました。
もう少し濃くしたほうがよかったかなぁ。



まだ、今回の締切まで日にちがありますので、もう少し書かないとですね。


あ~ 日曜日の夜はやや淋し
・・なので。今夜は昨日築地で買った 贅沢「大トロ」で豪華な夕食で~す


週末の過ごし方 ~Reisin編

2010-01-30 | 書道
こんにちはReisinです
今日は暖かい東京でした。

先日のblogで早々1月も終わり・・ なんて書いてしまいましたが、
1月の“仕事”は昨日で終わり。
暦上では、明日まで1月でしたね

最近、仕事があるだけでも幸せだなぁ と感謝しながらも、
早く週末にならないかなぁ とそればかり考えてしまう毎日です。

でも。もちろん、出勤したらがんばりますよ
笑顔笑顔で 
笑顔が私のとりえですから。


・・・そして今日は楽しみな土曜日。
冬はあんまり好きではない私ですが、今日はちょっと暖かだったので、
久しぶりに築地に出かけました


まぁぁぁぁぁ 沢山の人が築地に集結
最近はテレビや雑誌でも築地が紹介される機会も多く、土曜日は大混雑。
今日も、ちょっと掃除や洗濯をしてから・・・ と思ったら、築地到着11時。
出遅れ ・・・そして大混雑。
特に今日はテリー伊藤さん兄の玉子焼きやさん前はすごかった。
早めのお出かけをオススメします


今日の書道は半紙のかな交じり作品。
墨を磨りながら、心を落ち着かせる・・ 

半紙交じりの課題は、三好達治の詩「うかりける」
文字数がやや多いので、いつもより小ぶりに、でも細すぎず、
ほどよい筆圧で落ち着きのある雰囲気に ・・・ を心掛けました。

まぁまぁ の一つを残す。

満足感にちょっとだけ浸りながら、気がつけば外は陽も落ち、
夜になっていました。
明日は半切作品に取組みます。


食を整え、芸術で心も落ち着き、明日は更に体力作りにも励みます

私の週末はこんな感じ。
そしてこんな1月も終わりです。


あっという間の1月でした

2010-01-28 | 書道
こんにちはReisinです

とっても久しぶりの雨が降りました。
肌には厳しい冬の乾燥。
ちょっとだけ肌し~っとりの嬉しい一日でした。

今月は、新年気持ちも新たに・・・ と思っていたのに、
正月明けから体調イマイチ。
この週末は日曜日の夕方からノロウィルス? と思われるウィルス性胃腸炎を発症、
丸一日苦しみました・・・ きつかった


明日で1月も終わり。
あーーーーー っというまに12分の1年が終わった。
気を引き締めないと、気づいたら3月 なんてことになっていそうです。


今日から専門科のクラスは王羲之の『十七帖』。
大好きな王羲之なので、楽しみ~ 頑張るぅ~


早々同人書作展の申込も行ないました。
体調崩している暇なんて無し ・・(ノロノロ)

2月は挽回で頑張ります 


書初め授賞式にて

2010-01-17 | 書道
こんにちは Reisinです
少しずつ陽も長くなり、春に向かっていることを実感します。
暖かい春が待ち遠しいReisinです。

昨日、日本教育書道藝術院書初め誌上展の授賞式に行って参りました。
久しく書初め展では良い成績が残せておらず、
授賞式も久しぶりだったような気がします。

書初め展は、同人・院生・支部会員と3部門に分かれており、
今年は全2000点以上もの作品が出品されたそうで、
それぞれ大賞・準大賞・東京新聞賞‥ と賞が設けられています。
私が属する同人の部では、漢字・漢字かな交じり・古典仮名(半切サイズ)、
少字数(70×70角額サイズ)を出品することが出来、
この内、私は少字数作品で優秀賞をいただきました。

授賞式には、日本全国から受賞者の方がいらっしゃいます。
何年か前の授賞式では九州から80歳を超えた女性が確か大賞を受賞され、
授賞式に足を運ばれたのを見て、老若男女 多くの人が引かれる書の魅力、
力に感動したことを覚えています。

今年は、支部会員の部で大賞を受賞された方のご挨拶が大変印象的でした。
書の世界で目覚しい活躍をされている矢部澄翔さんの教室の生徒さんで、
書きたいという思い、練習は嘘をつかない という言葉から、
心から書を楽しみ、そして努力を重ね、
その結果が大賞受賞につながったことが伺えました。
生徒さんに「書の魅力を教えてくださった先生に感謝」なぁ~んて言葉をいただいたら、
泣いちゃいますね。


純粋に書を楽しむこと、ただただがむしゃらに練習を重ねること。
十数年前には私もそうでした。
どんな狭い場所だって、薄暗い場所でだって、何時間も書き続けました。
その思い、あの頃のがむしゃらさを思い出さされたご挨拶でした。



~初心忘るるべからず~

心の片隅にいつも留めておかないと ですね。



今年もよろしくお願いいたします

2010-01-11 | 書道
2010年 明けましておめでとうございます。


・・・って、随分遅くなってしまいました
今年の年末年始は、久しぶりに実家でゆっくり過ごしましたが、
久しぶりの一戸建ての生活が寒くて寒くて
お腹を壊して予定より一日早く自宅に戻ってきました。

実家より自宅のほうが落ち着くなぁ~ と感じてしまった自分。
10年前まで毎日生活していた両親、兄弟との生活より、
落ち着く場所が出来たことはちょっと淋しい気もしました。
母はケロッと「当たり前でしょ」と軽く言っていましたけど。
私よりずっとドライな母親です


4日に会社も始まり、早速の新年会もお腹の具合と相談しながら、
おとなしく一週間を過ごしました。
ようやく、一昨日くらいから元気復活

幸先スタートはイマイチでしたが、そんな不安を一掃すべく、
2010年の目標を一筆



ここ一、二年感じるのは、以前より「えぃぃぃぃ!」と気合を入れないと、
なかなか行動できないということ。

私の嫌いな言葉の一つに「面倒くさい」があります。
会社での仕事においては「面倒くさい」と感じることは大切なことです。
面倒くさいと感じるからこそ、面倒くさくないような仕事の進めかたを考え出したり、
能率アップをはかることが出来るからです。

しかし、仕事以外、何か始めようと思ったりするときや、
他人との関わりあいの中で「面倒くさい」と発してしまうと、
絶対良い結果は生み出すことが出来ないというのが私の自論です。

面倒くさい という否定的な感情を抱くことで、
次の一歩を踏み出すのにすごいパワーが必要になる気がします。
面倒くさい⇒嫌だなぁ⇒別にやらなくても済むかもな~⇒いいか、別にやらなくても  
なぁんて感じで出来たことが出来なくなったり。
そして、ここ一、二年、面倒くさいな~ と思ってしまうことがどんどん増え、自分の老化への危機感ひしひし・・・・

いつもの慣れた生活、刺激の無い生活を続けることは人間を後退させる・・・・
これは身近な人間数名の持論。私も同意。



だ・か・ら

『動』

面倒くさがらず、常に『動』を意識して、
まぁいいや とならないよう行動する。

これが私の2010年の目標です。


動かないと何も始まらない
何も変わらない

当たり前のことに目を向けて、一年を頑張りたいと思います。


今年は映画やテレビでも書道が取り上げられる機会が増えているようです。
空前の書道ブームに沸く日本 なんてことになるかも?ならないかも?

是非、『書』の世界を、趣味として、芸術として、文化として盛り上げてもらいたい、盛り上げていきたい と思います

では。2010年も、よろしくお願いいたします


今年も一年お世話になりました

2009-12-31 | 書道
こんにちは Reisinです
あっという間に大晦日を迎えてしまいました。
今日はこれから久しぶりのお里帰り。
今年はゆっくり実家での年越し&お正月を迎えます。

昨日が仕事納めで、ようやく今日になって大掃除が終わりました。
私の実家は、晦日までに大掃除を終え、晦日~大晦日お昼頃までに
おせち料理を作り終えるというスケジュールでした。
学生の頃まではおせちも手伝っていましたが、
会社に入り年末ぎりぎりまで仕事という生活になってからは手伝うことが出来ず、
母のおせち料理をマスターするまではいかなかったなぁ~

きっちり毎年変わることなくお正月への準備が進められる環境にいたからか、
『今年の汚れは今年のうちに』というこだわりは今でも変わりません。
掃除はもちろん、着ている服や寝具カバー類も全て今朝洗濯を済ませました。
今着ている物は、実家へ出かける前に洗濯しますよ~。


さて。

皆さんの2009年はどんな一年でしたでしょうか。
私は“停止”の一年だったと反省しています
昨年秋に大学の通信課程を卒業し、その後、随分自分を甘やかしてしまったように思います。
貴重な時間を有効に使えていなかったなぁ と。
もっと色々できたはずなのに と。

クリスマスイブの日、教会の神父様のお話を聞きながら、
世の中で悲惨な状況に置かれている人々のことを思い浮べ、
自分の生活を反省しました。

私はなんて人生の貴重な時間を無駄にしてしまったのだろう と。
たまたま自分は幸せな環境におかれている、
周囲の人たちからの沢山の愛情に、幸せボケしているだけではないのか。

私の最も近い存在の人から、「君が一生懸命やっている姿なんて見たこと無い
「それで頑張っているなんて言えるなら、甘いね」
なんて言われ、「そんなことなーい!」と言い返せなかった私。

お見通し・・


来年、2010年は「動」の年としたいと思います。
停止してしまったこの一年を挽回できるよう、
「自分が出来ることは全てやったぞ~」 と胸を張って言えるような一年にしたいと思います。


元旦は、新しい目標を立てるには良い時です。
是非、目標を「書道」で表現してみてはいかがでしょう。

来年はもっとブログで良いご報告が出来るよう精進します


明日元旦朝、日本テレビのズームインSUPERで「書道ガールズ甲子園」が放映されます。
http://www.ntv.co.jp/zoomin/newyear/index.html

私の大好きな企画。
書道をやりたくなりますよ。きっと。
是非、一年のはじめ書道の魅力を感じてください
やりたくなったら、是非“玲芯の書道教室”へご一報ください


大人の書道教室 ~年賀状編

2009-12-13 | 書道
こんにちは Reisinです


『大人の書道教室』を始めて半年になります。
1ヶ月に一度というスローペースではありますが、
参加していただいている皆様には中々好評のようです。

何より、生徒さんの「来月もよろしくお願いします
という笑顔は、私をとても幸せな気分にしてくれます。

一回2時間の授業。
基本的には、半紙サイズのお手本を作成し、2ヵ月は同じ課題に取組んでいただきます。
皆さん、10年以上筆を持っていないとおっしゃっていましたが、
3回目位からは、筆を持つ手から力も抜け、リラックスしながらも、
集中力を持続させ、作品を完成させることが出来てきました。

普段慌しい毎日を送っている方々だからでしょうか。
「筆を持って、集中できるのがとても楽しい」 と言われます。
納得できるまで書き続け、自分でまあまあ満足できる作品が書けたときには
ほっとした笑顔を浮べ、「うぅん、結構良い」なんて言いながら。

11月から2回、特別に年賀状に取組みました。
皆さん、声を揃えて「手書きなんてしません」と。
もちろん「筆で書くなんて考えてもみたことありませんでした」と。

そうですよね~

でも、折角書道を習い始めたのですから、年賀状を筆で書いてみましょう

最初は皆さん「文字がはみ出る」「全然ダメ~」とおっしゃっていたものの、
練習をしているうちに、どんどん楽しくなっていたようです。

11月の授業では、
「毎回足がしびれて休憩しないとダメなのに、今日は全く痛くなかった~」と。
人間、集中してのめりこんでいくと、疲れたとか、痛いとか感じなくなるのですね。すごい

そして、今日の作品。



最後は、画仙紙の葉書に書いていただきましたが、
「思ったより墨が滲まなかった」「半紙と書き味が違う」という声。

印は、年賀状(葉書)用に、消しゴムで作成、皆さんにプレゼントしました
白地に墨で文字を書いた後、赤い印を一つ押すだけでぐぐっと作品の魅力がアップします。
消しゴムなら上手く彫れなくても何度でも修正できますし、朱肉で押せますので、お手軽で良いですよ


皆、ちゃんと筆書き年賀状出してくれるかな~~~
私は今年は喪中なので、年賀状はお休みです。
お手本を何枚も書いたので、十分年賀状を出した気分ですが・・


来月は、書初めです 
お正月、筆を持ってみるのも良いですよ。
日本のお正月気分を盛り上げましょう


東京書作展~作品

2009-12-11 | 書道
こんにちは Reisinです
今日は冷たい雨でした。冬の雨は寒さが身に沁みます。

先週日曜日に東京書作展が閉幕しました。
私は最終日の日曜日、池袋へと足を運びました。

今回の私の作品はこちら。
表具をしていただく前より墨が濃く浮き出ているような気がします。
  ↓
   



前回、作品の内容はご紹介しましたが、復習。

『窒欲如止水』

「人間の欲望は果てしない。
水があふれ出すように、次から次へと湧き出る人間の欲望。
その欲望を押さえつけようとすることは、
流れ行く水を塞き止めようとすることのようであり、不可能なことなのだ」

今回、自分ではこっちが良いな~と思っていたのと別な作品が選ばれました。
大きな作品を創作していると、ついつい、派手で、個性的に目立つものを という傾向が強くなってしまいます。
しかし、今回のような半切サイズでは、あまり動きを派手にしたり、
大小を極端につけるようにすることは避けた方が良いとアドバイスを頂きました。

小さなスペースの中で、あっちいったりこっちいったり、
弾けすぎないながらも、ちゃぁんと自己主張しながら、
自分の個性を発揮し、人にアピールできる

そんな作品を作りたい。
作品も人間も同じかも。・・なんて思ったりしてしまいました。



でも、半切サイズはやっぱり難しい
集中すればするほど、私の場合、文字も大きくなって、
墨も飛び散っちゃって、弾けまくってしまうんですよね。。

楚々とした、気品漂う作品はなかなか作れません。


これもまた、人間と一緒・・・ か



東京書作展開催中

2009-12-02 | 書道
こんにちはReisinです

毎年、職場の窓から見える紅葉の秋の景色を楽しみにしている私ですが、
月曜日、出勤して外を眺めると木々の装いが冬景色に変わりつつあることに気づきました
落ち葉も増え、来週の週明けには、一気に枯れ葉に変わってしまうのでしょうか。


冬嫌いの私は気分が落ち込みます・・


さてさて。
東京書作展がいよいよ開催いたしました
平日は足を運ぶことが出来ませんので、週末を楽しみにしています。

=東京書作展=
会場:サンシャインシティ文化会館2階
東京都豊島区東池袋3-1-4
12月1日(火)~12月6日(日)

今回、私は漢字作品を出品いたしました。


―窒欲如水止―
(欲をふさぐは水を止めるが如し)

人間にとって「欲」は必要なもの。
良くも悪くも人間「欲」が無くては生きられないと考えます。

随分前のブログで自作「欲の塊」という詩について書いたことがあります。
どうして人間は欲を持たずにはいられないのだろう という内容でしたが、
その詩を同人書作展で書こうとしたら、N先生に「救いが無いわねぇ~」と言われ断念しました

コレがしたい、あれがしたい・・・
あれが欲しい、コレが欲しい・・・

こんな欲望を持たなくなったら、何のために生きるのですか?
きっと、欲が無くなったら、目標もなく、生き甲斐もなく、
ただ息をしているだけの無意味な人生になってしまうのではないだろうか。

そんな風に考えると、
お洒落がしたい、お化粧をしてきれいでいたい と思えるうちが元気な証拠。
なぁ~んて自分に言い聞かせ、無駄遣いをし続けるダメReisinなのですが・・


週の半分がようやく終了。ふぅ~~~~ あと半分頑張ろう

東京書作展、是非来てくださいね=

はじめての 弔辞

2009-11-23 | 書道
こんにちは Reisinです

先日、義父からの依頼で弔辞を書きました。
恩師の葬儀で弔辞を読むことになったということです。

初めての弔辞。こんな感じです↓ ちらっ




父の原稿をもとに清書をしたのですが、弔辞の文面を読んでいると、
若かりし頃、仕事に全てを捧げ、夢を抱いていた父の姿が目の前に浮んできました。
数十年間の恩師との思い出を読んだ弔辞ですが、私にとっては、
知らない時代、仕事に没頭している父の姿を思い浮かべる一方で、
母は一人で子供たちを育て、影で家庭を支えていたのだろうとか、
色々なことが想像されました。

弔辞というわずか千文字超の文面から、人の人生を垣間見ることができ、
書いているときは思った以上に時間もかかり、
2時間超緊張感を持続させる大変さで肩もコリコリになってしまいましたが、
終わった後は、貴重な体験をさせていただいたと感謝しています。


御礼は人形町今半の鉄板焼きコース
祝日、週末は平日よりお得なコースがあるそうです。

美味しかった~ 


京都奈良の旅にも感じましたが、やっぱり日本って素晴らしいかも
日本の絶景も最高だし、美味しいものもいっぱいあるし。
日本の良いところ、もっと日本人は認識すべきですね。



もう、晩秋・・・

2009-11-12 | 書道
大変お久しぶりです!!!!!!! Reisinです

パソコンの調子が悪くなって早数ヶ月。
冬のボーナスが無事支給されましたらパソコン購入する予定です
(←まだ、買ってなかったの  ‥って感じですよね

夏にあった沢山の思い出。
写真は色々撮っておいたのに全然ブログでご紹介もせず、夏が終わってしまいました。
そしてすでに晩秋 木枯らしだってもう吹いちゃいました。
気づいたらクリスマス、年末お正月になってしまいそうです。

<その前に、12月1日~池袋で毎年恒例の東京書作展開催、お忘れなく>


年々「あ~ 時間が経つのが早いよね」と口にする人が多いと感じるのですが、
皆さんの周りではどうでしょうか。
子供の時の小学1年生~6年生と、社会人になってからの6年間、
断然社会人の6年間の方があっという間だったように思います。

でも、その感覚は自分だけではなかった
医学的に、子供が感じる時間の長さは大人が感じるのと比較して
10倍位長いのだそうです。不思議~

気づいたら2010年になっていた ということが無い様、
日々貴重な時間を大切に過ごし、そしてブログもアップしたいと思います。


・・・二〇〇〇年問題 と職場でも大騒ぎだったあの頃からもう10年も経つのですね。恐ろしや





名前について

2009-07-26 | 書道
こんにちは Reisinです
またまたパソコンの調子が思わしくなく、更新がなかなかできず、ブログに足を運んでいただいている皆様、申し訳ございません。


梅雨明けと聞き、「今更かもしれないけどやはりお肌を大切にしないとね」と、日傘を購入した先週末。
その後、曇を繰り返し、全く日傘なんて使う機会がありませんでした。

中国地方や九州地方では大雨で甚大な被害が出ておりニュースを聞くたびに胸が詰まる思いですが、東京では今週末、ようやく夏らしい空、太陽が顔を出しました。

東京近郊では花火大会が開催されはじめ、昨日は隅田川花火大会がありました。
マンションを出て、隅田川沿いに歩いていくと、ビルの合間からきれいな花火が見え、
夏だな~ と実感した一時

8月8日の東京湾花火大会は、なんとか家から見えそうなので、今年は友達を呼んでワイワイやりたいと思います


さて。

7月4日、お友達に次男が生まれました。
2年前長男が生まれたとき、命名書をプレゼントしたあの子の弟くん登場です。



今、弟くんの命名書を製作中。
出来上がりましたらお披露目させていただきます。
もちろん、プレゼントした後で。


名前は一生ついて回るものですので、ご両親は色々悩まれたことでしょうね。
自分で「これがいい!」って選べるものではないので、ご両親の責任は重大
でも、色々悩んでつけてくれた名前、絶対気に入ってくれると思う
素敵な命名書、頑張って作ります


私は自分の名前が好きですし、変えたいと思ったことはありませんが、
書道の師範免許を取得したときは、どんな雅号がいいかなぁといくつか考えました。
当時、「絶対これがいい!」という強い思いはなかったので、結局はN先生が決めてくださったのですが、なんだか違う自分が現れたような不思議な感覚を覚えました。

「玲芯」のほかには、「玲華」があったと思いますが、「れいか」のイメージではない と却下。
確かに、私を見たら「れいか」なんて、華やかそうなイメージでは無いですよね

当時、N先生に
「玲」は女性にとっては一番いいのよ
「芯」は芯が強い の意味ね

と言われて、「玲芯」が良いです と決めました。
今でも「辻 玲芯」という雅号が大好きです。

今回、命名書制作に取り組みながら、もう一度ちゃんと「玲」「芯」の二文字を調べてみようと思いました。

「玲」‥玉が触れ合って鳴る美しい音(玲瓏)
    色がさえて鮮やかなさま/透き通るように美しいさま
「芯」‥ものの中心/草の名、いぐさ

とありました。
意味を調べなおしてみても、やはり良い名前をつけていただいたと思います。
名前負けしないように頑張らないといけないですね。


しかし 「玲」の意味は美しい~
残念ながら我が家には子供がおりませんが、
是非、女の子が生まれたらつけていただきたい一文字です






基本忘るるべからず

2009-07-05 | 書道
こんにちは Reisinです
外はどんより曇ですが、気分は な感じで日曜日を過ごしたいと思います。


さて。
昨日、同人書作展の表彰式懇親会に出席してきました。
先生・生徒さんの話の中で、
今朝、目を覚ましても二つのことが頭に残っています。


一昨年の同人展表彰式で私の作品にも批評をくださったK先生のお話。
少々お時間が長かったものの、私は毎回楽しみにしています。
昨日のお話では特に「臨書」の大切さを話されていました。

私が大きな作品の創作に携わる際には
感情をぶつけて素直に自分をさらけ出す
そんな作品創りを理想としています。

それが、作品を作っていく過程で、感情赴くまま好き勝手に筆が動き出し、
自分でもコントロールできなくなる という経験があります。
字形が崩れ、奇抜なもの目立つ作品ほど魅力的なんだ と勘違いしていく自分。
奇抜なものでなければ普通でつまらない なんて思ってしまう。

昨日の先生の話を伺い、一歩立ち止まり、反省反省・・・


K先生から何度か出た「臨書をしなさい」という言葉。
そして、「絶対誤字はダメ!」という言葉。

私がこの言葉から感じたのは、基本となる土台が必要 ということ。
当たり前のようで当たり前のことが難しい・・・

これが出来るようになると安定感のある自分らしい作品を創ることが
出来るのだろうと思います。
冒険は必要 でも、基本がないと進む道を見失うよ という苦言にも聞こえました。


そして、もう一つは生徒さんのお話。
書道を共に学ぶ友人の重要さ。
これは書道に限らず、どんな状況でもそうですよね。

ある時はライバルとなり、ある時は一番の理解者となる


それは家族であっても、恋人であっても、
同じ道を目指す人でなければ、中々難しいものと思います。

理解するというのは、協力ということだけでなく、
辛さや喜びも共有できるという仲間。


人生数十年の間にそんな仲間が出来たら、
生きてて良かったと心から言えるのではないでしょうか。