書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

初挑戦 ~細楷 臨書作品~

2010-03-14 | 書道
こんにちは Reisinです

今日は風も弱まり、穏やかな春の陽射しの東京。
花粉症ではないはず・・ と思いながら、
昨日は家の中にいても鼻水が止まらず、
とうとう来たかーーーー と家の中に閉じこもっていたのですが、
今日は回復した模様。
早くちゃっちゃかやることを済ませて外に飛び出したい気分です


私が勉強している日本教育書道藝術院では、
毎月「教育書藝」という冊子が発行され、
毎月の提出課題が発表になると共に、
提出した生徒さんの評価が掲載されています。
また、「巻頭随筆」のページには、
大溪洗耳先生の「創作を志す人のために 失うことのすばらしさ」が掲載され、
毎月楽しみにしています。

毎月の課題は、師範を取得する前の方と、取得後(研究科・専門科)で異なるのですが、
半紙や半切サイズをはじめ、53×235cmの聯落ちサイズのもの等等、
臨書や創作などいくつかの課題が課されています。

もちろん、強制ではないので、自分次第ではありますが、
毎月コツコツと提出される方は、知らず知らずに上達していくのは勿論、
気づいたら一人で創作も楽々出来るようになっていたりするものです。


そして、私、実は今まで一度も挑戦したことが無い課題があるんです
在籍16年、多分。一度も・・・


『細楷』(臨書)

こっそり打ち明けたら、友達のUさんに、「えっ」 嘘でしょ~ と驚かれ
自分でも、創作ばかりでなく、少し落ち着いて、じっくり集中する時間を取りたい、
また、普段パソコンばかりの生活のため、丁寧に文字を書く時間、
キレイな字を書く時間を取りたい という思いから、
初めて『細楷』の臨書に挑戦してみました。

また、前回授業の時に偶然『細楷』部門のランクトップ 木庭さんの隣になり、
「今月、細楷に初挑戦しようと思って・・・」と話かけたところ、
なんと! 「これ、良かったら」と前回ご自身が書かれた作品を
プレゼントしていただきました

頑張らないわけにはいきません。


そして、昨日書いてみました作品はこちら
 ↓
(温彦博碑(欧陽詢))



楷書、特に臨書は、完璧を求めてしまうと永遠に終わりません。
結構、肩こりしてしまいました。
力が入ってしまうところが、まだまだなんでしょう
「継続は力なり」でこれから先、毎月提出したいと思います。


細楷に夢中になって、お稽古のお手本を書く力が残っていませんでした。
今日は、お手本書きを終えたら、お出かけしたいです。

暖かいうちに出かけたい~