書道をしよう

Reisinより書道の魅力をお伝えします

いつの時代も・・

2007-08-26 | その他


…こんな笑顔も消え入りそうな暑い暑い東京 
もう子供達の夏休みも終わりに近づいてきました。

夏休みの宿題で苦手だったのが、
“創意工夫作品を一つ作ってくること”

今でも思い出す苦い思い出。

新しいモノを作り出す なんてクリエイティブな能力が
イマイチ備わっていなかった子供の頃。

苦心して作った“籠(かご)カバー”

籠に入れた物に埃がかぶらないように と布でカバーを作り、
「これで壁に掛けても、置いても埃がかぶりません!」
と皆の前で発表したところ、

「お前の家、そんなに埃だらけなのかよ~
子供ってなんて残酷・・・



さてさて。
話は変わりますが、昨日まで大学の夏スクーリングに出ていました。
私が出席していたのは、「近世日本文学史」
江戸時代の文学文化の勉強です。

川柳・狂歌・戯作・出版文化 …などなど
江戸時代の庶民が興味をもっていたこと、
流行っていたことなど勉強になりました。

三日間の勉強で一番感じたのは、
江戸時代って、なんでも遊里に結びつくのね~
いつの時代も男性 …って 変わらない。


徒然草の時も、遊里では無いけれど、
吉田兼好の考え方が現代においても充分通用するし、
今の人達、私達が「うんうん」と頷くようなことばかりとすると、

人間、これから何十年、何百年と経って、
色々な文明が進化しようとも、人間の考えること、
心の中は進化することは無いのかな と思ってしまいます。

どんな時代でも、人は何とか幸せに生きたいと願っているし、
そうなるにはどうしたらいいのか を考えながら生きている。


人間は愚かなのか
利口なのか 

どっちかな。






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1 コメント

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おつかれさま! (ぽみこ)
2007-08-26 21:45:32
出られなくて残念だったよぉ
あいたかったのにな(´・ω・`)ショボーン

遊里の文化は女として複雑な気分だよね。いくら一流に育てて貰えるチャンスがあるとはいえ結局は男性の評価のうえの事。

なにが幸せかの観念は時代で変わるとはいえ、幸せとは思えないよね。
少なくとも身を売らずともご飯が食べられてよかったかなぁ
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