バッグ作家の日本紀行

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マスクの表面に直接触れることなく,一時保管できる,マスク鞄が出来るまでの奮闘記

2020-10-25 00:12:21 | 日記


2020年7月上旬  世間がコロナの影響で外出が出来ない中、「サンリーブ」自体も訪問要請がパタッと途切れ、 対面営業でないと、細かい部分が伝えられないという事もあり、SNSなどを使い試行錯誤している時でした。 世間はマスクと防護服が品薄で、ドラッグストアには毎朝長蛇の列、防護服が縫えないか? 布マスクを裁断から一貫して生産できる縫製会社は無いか?という問い合わせが急増!  布マスク一回の依頼数は1万~10万枚 訪問要請が途切れたとはいえ、こちらに手を出すと本業が疎かになる事は百も承知  コロナ渦でも、既存のお客様にお役立ちできる何か?・・・(考え中・・・) 

ネットでいろいろ見ていたところ、マスクケースが多数出ているのを発見。 100均から5,000円、1万円クラスまでいろいろ 早速作ってみることに。 ネットで調べて、ある程度の予備知識は付いたので、抗菌加工の生地を手配(内側水色) 他のものとは、違うものにしたかったので、 予備マスク収納ポケット付きに!  ボタンはホックボタンでパチン ボタン穴を合わせるのが煩わしい・・・ 

完成品を元に、いろんな人に相談 「表面にコロナウイルスが付着してるとして、マスク表面に直接触ることなく簡単に  たたんで収納できるようにしたい」という内容 テレビの報道でも、偉い人がマスクを外してそのままポケットに入れたり、机の上にポンっと置いたり これって衛生的にどうなんだ?って思っていた時でした。 

その中で、一番いいアイデアを授けてくれたのが、中3の息子でした。 コロナ渦でのバス通学にちょっと不安があったので、車で送り迎えをしていた時、 息子に相談したところ、何回かパチン、パチンしたところ 「マスクが引っかかる様に両サイドに引っ掛かりを付けたら?」 この時は、上の写真の青〇の部分に引っ掛かりを付けて、親指で押さえるって案でした。 『マスク鞄』 「Good」です。 

このアイデアを元に、いろいろと試行錯誤の末 出来上がったのが両サイドの羽根部分 これだと、マスクに触れるのは両端だけ、 羽根の部分に両端を引っ掛けてパチン、簡単に収納出来ます。 マスクの裏表が一定になるので、花粉症で困っておられる方にも良いのでは?という声も。 (袋状のもの(ポケット)等に、繰り返し入れると、花粉が内側についてしまうとの事) 

ホックボタンの煩わしさを変更するために、マグネットホックを採用 デザイン性を考慮して直径10mmのマグネットホック(8mmもありますが、世界最小だそうです) 

女性の声を元に、手鏡を入れれるポケットを付けました。 「女性はマスクを取ったら、普通、鏡見たいでしょ」との事 ハイ!採用です。 

内側生地(緑)は初回の生地よりランクアップして、抗菌、制菌防臭性、デオドラント加工(消臭) の最強の生地にしました。 この生地も、コロナ渦で非常に引き合いが多く、生産が間に合って無いとの事で、入手できるように なるまで、随分と時間が掛かりました。 

3ヵ月という短い期間ではありましたが、何とか皆様に お届けできる形となりました。 一見、何の変哲もないマスクケースに見えますが、 沢山の方々の助言、アドバイスが形になった 他にはない商品だと思っております。 (もちろん表面生地はクラリーノ) 

コロナ渦でのリモート営業、リモートワークが主流に なってきている昨今、やはり対面での営業でないと 難しい部分は多々あるかと思います。 「マスク鞄」で解消できることは微々たるものですが、 皆様の営業活動の一助となれば幸いです。



東北 北海道の短期出張を無事に終えました

2020-08-09 03:45:18 | 日記
7月10日に広島をハイエースで出発し、東北、北海道の訪問要請を前もって頂いたお客様のおられる各拠点を回り、無事に7月25日に広島に帰って参りました。
オーダーバッグの制作受注会が出来た日数は実質8日間でした。
山形県上山市、青森県八戸市、北海道八雲、室蘭、苫小牧、札幌、旭川、羽幌、小樽の皆様、本当にありがとうございました。
        

今回の出張の中で一番びっくりしたことは、30年前に制作お届けしたバッグを現在もしっかり使って頂いている方がおられたことです。
          
こんなに長く使って頂き本当に嬉しく感謝しております。

短期間での時間の無い中で、近隣の拠点から、わざわざ、展示受注会場までお越しくださった皆様、またお知り合いの方々のご注文まで預かってきていただいた方々、本当にありがとうございました。 感謝の言葉しか御座いません。
     
        

今回、制作依頼を頂いた皆様、短期間での数多くのご注文でしたので、お盆休みもなく前倒しで制作する予定ですが、若干納期が遅れる場合も出るかも知れませんが宜しくお願い申し上げます。
 
皆様方のご健勝とご活躍を陰ながら応援させて頂きます。

東北、北海道の皆様へ 訪問内容の概要ご案内

2020-06-24 23:14:29 | 日記
都道府県を超えての移動自粛が緩和され、長くお待ち頂いていた奈良県、滋賀県、そして、一昨日、昨日は大分県、長崎県を訪問させて頂きました。

広島県は新型コロナの患者さんがゼロになって一週間、その後、新たに出ていないことを皆様よくご存じで、呼んで頂けるようになりました。

それでも、私は万が一を考慮して、手洗い、うがいをしょっちゅうし、またお伺いする時はマスク着用でお伺いしています。

先日、東北、北海道の過去10年間に当社の外務用オーダーバッグを購入お使い頂いている皆様のおられる拠点だけですが、今回訪問のご案内のカタログを送らせて頂きました。

特に三年間お伺い出来なかった北海道の皆様には修理、補修、リフォーム、新規購入などで、多くの訪問要請を頂き始めました。

今回は様々な状況から、訪問要請を頂いた方、拠点のみの訪問を予定しております。

私も古希を迎え、今回が最後の訪問になるかもと思いながらも皆様方の激励に、まだまだ頑張らねばとの思いも強くしております。

二年前に、山梨の方にサンリーブ関東として若い方に関東方面を訪問して頂いております。

また、今年新たに滋賀の方に、サンリーブ近畿として近畿地方を回って頂くことになりました。

中国、四国は若い後継の方に私と共に回って頂いています。

九州と東北、北海道は引き受けて下さる方がまだ見つかっておりませんので、見つかるまで私が頑張って回ります。

7月11日に広島を出て、訪問要請を頂いている東北の各拠点を回りながら、7月18日には函館に渡り、約3週間、北海道一周をする予定でおります。

最近は訪問要請を頂く方々は声を掛け合って呼んで下さる方が多くなりました。

支社によっては外務用オーダーバッグ受注会の会場を提供して下さることも増えてきました。

個々人だけの外務用オーダーバッグが果たす役割の大きさを多くの方々が理解され始めた実感を、多方面の皆様からの実績から伝わっていることが良く理解出ます。

前向きな方が多くおられる拠点の皆様にはこの機会に是非、一度、外務用オーダーバッグの実物、進化の過程のバッグをご覧いただければ幸いです

これは外務用バッグのリュック型です。最近はリュック型や手引きカート対応のバッグのご注文も時々あります。




試練の時空・緊急期間限定お得情報!!

2020-05-10 01:03:08 | 日記
2月からの新型コロナによる影響によって訪問受注が減少して、3月、4月は、訪問要請を頂いた全国の多くの方々からも、拠点閉鎖による日延べのご連絡を頂き、5月、6月の外務用バッグ制作枠の空きが多くなってきました。

複雑な手続きの事業継続給付金も5月末までには間に合わず、一人一律10万円の給付金も広島市は6月にずれ込む可能性が高くなり、5月末の資金繰りで若干厳しさが増してきました。この5月末さえ乗り切れば色んな支援を受けながら乗り越えられる見通しを持っています。

そこで、5月度の売り上げ確保の為、5月29日までにお電話やライン、メールなどで、ご注文が成立した方にA4書類のバインダーも入る大型ポーチを制作して期間限定サービス品としてお付け致します。(外務用バッグ新規製作引き受け20本まで、納品は一ヶ月以内。この大型ポーチのみのご注文は出来ません。)

色は下記の写真の中の紺、黒、エンジの中からどれか一つをご指定下さい。
        
サイズ 25センチ×36センチ 中は広がりますので厚さは電話帳でも入ります。(合成皮革シルベスタ生地)当社のバッグの標準品にはスッポリと中に入ります。

また、見本品や在庫品はlineなどの写真やお話しのやり取りなどでご希望に合ったものがございましたら今回は割安で即日発送致します。(数量20個限定)

当社は全国の限られた業界の皆様の為に仕事をしてきましたので、今回の新型コロナによる自粛の中で、一番こたえているのが県境を越えての移動自粛です。
早く特定自粛地域以外の地域への県境を越えての訪問自粛の解除がなされることを切に願っております。

7月の北海道訪問は3年ぶりですので、長くお待ち頂いている方々の所への訪問は何としても成し遂げたい思いでおります。

この試練の時空を皆様と共に元気に乗り越えて参ります。

試練の時空

2020-04-11 00:27:02 | 日記
様々な時代を生き抜いて来た私達ですが、今回の新型コロナによる大変な制約の時空をどのように生き抜いていけば良いのか、大きな試練に直面しています。

全国の皆様も在宅勤務と言う慣れない勤務方法をされている方々も多くなって参りました。

営業拠点の閉鎖という緊急事態宣言の対応策によって、私たちの多くの訪問予定がキャンセルとなり、新規の外務用バッグの制作依頼が落ち込んできました。

そうした状況の中でも嬉しいご注文を頂きました。

まだ一度も訪問したことがない沖縄県の方からお問い合わせを頂き、ラインでの写真やお電話でのやり取りの中でお客様のご希望を詳しくお聞きして制作依頼を頂きました。

完全に止まってしまうかもと思われた制作依頼ですが、まだ多くはありませんが、ラインやブログ、ご使用いただいている皆様からのご紹介などにより、少しずつ前を向くことが出来るようになってきました。

皆様のテレワークのお邪魔をしないようにお問い合わせを頂いた方々以外にはお電話を差し上げることは控えておりますので、修理や補修、新規ご注文などのお話がございましたら、メール、ラインなどでご一報くだされば幸いです。

「明けない夜は無い」、「冬は必ず春となる」を信じて今出来ることを準備作業も含めてすべてやり切っておこうと思っています。

夜が明けてまた皆様の元へお伺い出来ることを楽しみに、全国を回れる日が早く来ることを願って皆様のご健勝とご活躍を祈って参ります。

7月の北海道訪問は何としてもやり遂げるつもりでおります。

写真は、お客様提案の新作バッグです。

ラインでは修理箇所や生地写真、材料写真、新作写真、制作途中の写真などのやり取りが出来ますので、是非、ご利用ください。

私のラインのQRコードは過去日記→https://blog.goo.ne.jp/tabigara/e/7526aa515091195357feab2882c9a363
に載っています。

最後に新しいタブレットとキーボードなどを入れるだけのバッグもお客様のご希望により、只今、新規制作中です。お客様に喜んで頂ける自信作が出来ましたら、またこのブログやラインのタイムラインなどでご紹介致します。

コロナに負けずに頑張って参りましょう!!