徒然なるままに~徒然の書~

心に浮かぶ徒然の書

流行り病の情報統制

2020-03-01 10:50:24 | 随想

公共機関が、

患者・御家族の人権尊重・個人情報保護に御理解と御配慮をお願いします。

などの注意事項を記載して聖人ぶった物言いをするなどとんでもないことである。

己の拙い頭で人権云々は僭越至極、他のものの人権はどうする。

その発症者の近辺のものの人権はどうなる。

中国の情報統制が拡大を促したと言いながら、己が情報制限をしていては他国を非難する資格はない。

少なくとも場合にによっては死に関わる様な情報はほんの少数の意見で、判断されてはただに人権問題には収まらない。

発症者の近辺の居住者は特段の注意をする必要がある、それを秘匿したために感染したらどう責任を取る。

感染者に関する状況を熟知したもの及びその家族や、権力者だけが情報を活用して難を逃れて、

その他のものは感染の杞憂におびえていても素知らぬ顔をしているのが人権の保護などの言葉を使うのは問題外である。

まるでドラマの世界の様である、己らだけは助かり他のものはり患して死の影におびえる、まさにドラマの世界。

よく、発表するとパニックになるなどの言い訳をする輩が多いが、既にマスクの入手が困難、というのはパニックそのものであろう。

これは情報統制した結果であることを悟るべきである。

発症者の家族の人権を守るのは当然であるとしても、

ではその他のものは感染の可能性の高い地域に共住していても情報がないためにり患したらその人権はどうする。

さもさも人権を擁護してますよなどとは烏滸がましい言い草だね。

発症地域の都道府県だけでなく、市区部まで発表する必要がある。

それから罹患回避の指導を徹底する必要があるのであろう。

そうすれば付近住民も、罹患回避の対策の立てようがある。

罹患すれば生命にかかわる様な、治療法のない疾患についての情報は些細なものまですべて公にする必要がある。

一部のものだけが知って、難を逃れるなどはそれこそ人権無視も甚だしい。

さもなくば、この流行り病はどんどん拡大していくことは目に見えている。

罹患者やその家族の人権は当然の事、その他の人間も死を回避するための人権は有している。

それを多寡がほんの少数の者の無能な頭の判断により、人権を損なわれるのはもってのほかである。

そのために、罹患したのであればどのような責任を負うのか、一昔前なら腹切りものである。