ちびもかの裏庭(乳がんとかヘルニアとか痔とか)

腰椎椎間板ヘルニアを手術。
その後、乳がん発覚。
非浸潤性乳がんの全摘&自家組織で同時再建。
痔の手術も経験。

手術当日

2014-04-26 04:54:09 | ヘルニア
前日は導眠剤貰ってぐっすり寝た。いよいよヘルニア手術だ。
朝食は抜き。水分は9時まではOKだったので缶コーヒーを飲んだ。9時より栄養点滴。10時位に家族到着。体を拭くのと手術着への着替えを手伝って貰った。使い捨ての紙パンツ、よく出来てる。ウエスト部分が左右分かれて、マジックテープ。で本体部分を下からペタッと留める。紙オムツ方式。
点滴しながらトイレも行ったし、いよいよです。
ストレッチャーに乗せられ手術へGo!
傍らには、勿論家族が付き添いドラマのワンシーンのよう。看護士さんに「全然、緊張してないね(笑)」と言われつつ、相方に手を振りオペ室にin。
執刀医、麻酔科医、看護士さん達、研修の救命士の方、皆さん勢揃い。
「宜しくお願いします」「こちらこそ」ときっちり挨拶。
マスクを顔にあてがわれ、何となくボーッとする。ん?腕に注射もされたっけな?「段々フワフワしますよ」「すぐ落ちそうです」と私。
記憶はここまで。気付いたら2時間程経過し、手術終了。
横になった私は点滴の管が腕に一本。
尿道カテーテルが下に一本。
更に「術後は血抜きの管を入れる」と聞いていたので、探そうとするも断念。
何故なら麻酔の覚醒後やってくる、強烈な吐き気に襲われていたから。
挿管後のせいか、はたまた麻酔後のボケボケなせいか、声もかすれて上手く出ない。吐きたくても、食べてないから吐けず。オエオエしてるのを心配そうに相方が見てる。汗だくだったらしく、額の汗を拭いてくれた。家族って有り難いなぁ…とかボンヤリ思う。
とりあえず相方には明日、また来て貰う事にして帰って貰った。後は自分が戦うのみ。
にしても、吐き気が優勢。たまらず吐き気止めを点滴に入れてもらい、少しずつラクになった。
それにしても良く寝た!うつらうつらも含め13、14時間は眠ったんではないか?薬のおかげもあるが、こうやって回復していくもんなんだろう。
で、目覚めたのが今朝4時だった。
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初入院の夜

2014-04-24 19:05:42 | ヘルニア
MRI撮ったら今日はもうやる事がない。暇を持て余す。夕食までの間にオペ室担当の看護士さんも説明に来た。

ろくに活動してないから、あまりお腹が減らない。薄味のおかずと白米は体に良いんだろうが、ご飯を残した。
元々、便秘気味に加えて、環境変化もある事で排便の気配ナシ。
看護士さんは「今回の手術は浣腸はナシ」と言ってたし、もしかしたら先々下剤を貰うハメになるかもしれん。
午前中に、シャワーも浴びれた。今日は食事制限は無いので、自販機のジュースも飲める。
ただ、今晩この状況では普通に眠れそうもない。手術前の緊張&同室の認知症の方々が、夜も元気だ。
看護士さんに導眠剤をくれるようお願いしたが、忘れられてなきゃいいなぁ。
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入院初日

2014-04-24 13:05:29 | ヘルニア
朝、迎えのタクシーに乗り病院へ。運転手さんと話しが盛り上がり、あっという間に到着。
入院手続きを済ませ病室へ。6人部屋。予想通り私以外、全員お年寄り。
認知症の方が大半なので、看護士さんや、介護の人は忙しそう。なるべく世話にならないようにしよう。
麻酔科の医師からリスク等の説明を受ける。「できる事なら、手術を中継でみたいくらいだ」と冗談っぽく言った所(割と本気なんだけどね)、「変わってますね(笑)」とお褒めの言葉?をもらう。救命士の挿管の研修に協力依頼があった(実習に、体貸してってコト)ので、OKする。丈夫そうな人間じゃなきゃ無理っぽいし、役立てて貰おう。後から、実習やる救命士の方も挨拶に来た。何事も経験は必要だなぁと思う。
これからMRI撮影がある。
続きはまた後で。

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泣き笑い

2014-04-23 17:48:18 | ヘルニア
最初に病院の診察を受けてから、20日あまり。長かった。
いよいよ明日、入院。あさって手術。

普段から、体を動かしていた人間が、20日も思うように動けないってのは想像以上に辛い。
どんどん筋力低下していく、体がなまっていくのが実感できて怖い。焦る。おまけに太る。

できるだけ普段通りの生活しようと努力。やることなくてヒマなので、ちょっと掃除でもしようと思う。やめときゃいいのに、掃除機持って、二階から一階へ。

腰の痛みが少ないから「お、イケるじゃん」と調子に乗ってた矢先、よろめく。掃除機のコードに足を取られ、普段なら踏ん張れる所を、膝から崩れて転ぶ。

・・・そんな自分を想像もしてなかったせいか、次の瞬間、なんだか情けなくて涙が出てきた。どんどん涙出てきて、気づいたら子供のようにワンワン大泣き。
「いい歳して馬鹿か?」と自分でも思うせいか、同時に笑いもこみあげてきた。
結果、「大泣きしながら笑う」四十代の大人。家族は「泣いてんのか、笑ってんのかどっちだ?」と困る。

ちょっと頑張って動くと、後から激しい坐骨神経痛に見舞われる為、だんだんと動く気も失せてくる。
なるほど、「これで精神的に更に滅入ると、鬱になるのか。」と妙に納得。


時間がたっぷりあったので、明日の入院に向けての準備は万全。(かな?)
持っていくものは、リストにして準備したし。
(後日、役に立ったもの、あった方が良いもの書くつもり)

明日は相方は仕事の為、タクシー迎車の手配も済。
「徒歩で駅まで行って、駅前でタクシー乗ろうかな」と言ってたら家族に「こんな時位、タクシー呼べ」と言われた(汗)

あ、入院予定の方は「高額療養費」の事前申請やった方がいいです。
私の場合は国保なので、健康保険証と印鑑持って、市役所の保健年金課に行くと「限度額適用認定証」がもらえます。
退院時、支払額が高額にならずに済みます。良い制度だ。

明日からの入院生活、余裕があればUPしますが、後から思い出しての追記も多くなると思う。

なんせ人生初入院なもんで。
それでは。頑張ってきまっす!


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美姿勢

2014-04-22 14:26:47 | ヘルニア
さて、手術を決意して、執刀してくれる医師とも出会えた。

よく「腰とか首の手術って怖くない?後遺症で車椅子になっちゃう事あるって聞くし」という話を耳にする。確かに全く不安がない訳ではない。

もうこれは医師を信頼するしかない。まな板の上の鯉状態になる訳だし。

私は、たまたま出会ったのが「日本脊椎脊髄病学会」の指導医の先生だったのも手術決断の要因の一つ。
肩書きで決める気はないが、指導医という事は臨床経験が豊富でないとなれないと思う。
もし、医師の診断に不安がある人は、セカンドオピニオンをこういった専門医や指導医に求めるというのも、一つの手段ではないだろうか。

一週間後に改めて、執刀医師がメインで在籍している病院で診察を受けた。
大きな病院は、やはり大混雑。2~3時間待ったが座っているのがなによりキツかった。
そこで今一度診察して、手術決定。日程を決める。
ゴールデンウィーク直前の入院が決まったのはラッキーだった。相方の仕事の都合もある。
なんとか手術日には休んでもらえそうだ。
今のご時世、「インフォームドコンセント」(説明と同意)が医療現場では大事にされている。
家族にもキッチリ説明する為に、手術終わりには待機してもらっていないと。

さて、話はちょっと変わる。

私の仕事は長時間の中腰姿勢を強いられる。おまけに、ある程度力仕事だ。
腕の力はなるべく使わず、腹筋&背筋を使うようにしてきた。
腹圧をかける(イキむ)し、腰痛発症からは腹筋や背筋などの筋トレは、きっちりやってきた。

が、このザマである。

なので、肉体労働の人だけでなく、デスクワークの人、タクシー等ドライバーさん
更には座椅子にどっかり座って動かない、のんびり生活の人も、どんな人にも腰の危機はあるという事。
経験して分かったが、何が悪いって・・・「猫背」ですよ。
背中から腰を丸めるあの姿勢、座椅子なんざ、気づけばオシリが前に滑って腰が丸くなる。
腰が丸く後湾すれば、自然とヘルニアは飛び出しやすくなる。・・・気がする。

あと、女性は腹筋や背筋が弱いのに加えて、便秘なんかでイキむのは良くない。

これも経験したから言うが、筋力弱くて腹圧かけ続けてると「下っ腹が出る」

普段の姿勢は美しい方が良い。という事だ。

回復した後、どれ位で筋トレ再開できるかなぁと、今から思案中だが、見た目の筋肉よりも
インナーマッスルを重視しないと、と思う。






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