K馬日記

映画や美術、小説などの作品鑑賞の感想を徒然なるままに綴っていきます。

上田岳弘『太陽・惑星』より「惑星」

2017年10月18日 | 文学
こんばんは。いよいよ秋も深まり肌寒くなって来ましたね。 今回も前回の続きで、上田岳弘さんの『太陽・惑星』を紹介します。前回更新した「太陽」と対となる、後半に収録された「惑星」についての所感です。 《Story》 アフリカの赤ちゃん工場、新宿のデリヘル、パリの蚤の市、インドの湖畔。地球上の様々な出来事が交錯し、飽くなき欲望の果て不老不死を実現した人類が、考えうるすべての経験をし尽くしたとき . . . Read more