宣言通り、駒場祭の予習のための記事(?)です。
まあ、ぼくは演奏する曲だけですが・・・笑
予め言っておくが、ナルシストではないよ^^
というわけで、まずはスカルラッティです。
今回演奏するのは「三つの小品」という曲で、元々はピアノ(チェンバロ)のために書かれた曲です。
ドメニコ・スカルラッティはバロック期のイタリアの作曲家で、音楽一家に生まれました。
オペラにおけるナポリ学派の始祖として知られるアレッサンドロ・スカルラッティが父親で、父親の方が有名みたいですね。
「三つの小品」という名の通り、この曲は三つの楽章から成り立っています。
それぞれ、スカルラッティのK.427、K.474、K.519(Kは作品番号)の作品をサクソフォーン四重奏に編曲してあります。
ただ、編曲者が違っているのが面白いところで、K.424とK.474をガブリエル・ピエルネ、519をマルセル・ミュールが編曲しています。
ピエルネは19世紀フランスの作曲家で「民謡風ロンドの主題による序奏と変奏」という名曲をサクソフォーン四重奏のために残しています。
マルセル・ミュールと言えば、クラシカルサックスの父と呼ぶべき偉大なサクソフォーン奏者ですね。
二人の編曲の違いは演奏していてもわかりませんけど・・・笑
ただ、三楽章(K.519)だけは、曲としては異質のように感じます。
参考までに。
Scarlatti Sonate K.427, Yuja Wang
Anthony di Bonaventura: Sonata in E flat major, K. 474 (Scarlatti)
奏者などバラバラで申し訳ありませんが・・・
K.474はピエルネの編曲では結構カットされてるみたいですね。
演奏時間も倍ぐらい違うわ。サックス版は繰り返しなしみたいです。
まあ、これ繰り返したら体力無くなりそうだし。
作品単体としてだったら良いと思いますが、あくまで「三つの小品」という作品における緩徐楽章なので、そこまで冗長にもできなかったのだと思われます。
そして、これらを聞いた後の三楽章(K.519)がこれ。
Anthony di Bonaventura: Sonata in F minor, K. 519 (Scarlatti)
奏者は先程のK.474と同じ方です。
いや、おせえな・・・サクソフォーンはもう少し早いです。
曲調なんですが、通常耳にするバロックとは少し雰囲気が違いますよね。
少なくともK.427とK.474とはかなり違うと感じられたかと思います。
実に民族的土臭さが感じられますよね。
どうやら、それは彼の経歴に起因するようです。
最初にスカルラッティをイタリアの作曲家として紹介しましたが、彼はポルトガルやスペインで作曲活動を精力的に行っています。
K.519には、そうしたラテン系の情熱が感じられます。
スペイン風バロックですか。わかりませんけど。
ヘンデルやバッハなどと同期であったせいか(?)知名度の低いスカルラッティですが。
彼らビッグネームにないものを彼は持っていたんですね。
情熱の国での経験が、彼の作品を特別たらしめているように考えられなくもないですね。
実証的でない完全なる推測ですが。妄想と言ってもいい笑
ちなみに、チェンバロでやるとこんな感じ。
Domenico Scarlatti (Anthony Newman) K. 519 In F Minor
室内楽でやるとこんな感じ。
Domenico Scarlatti Sonata, K 519(Done with what sounds like a string quartet with a flute and a harp.)
チェンバロの威力wwwww
チェンバロでかつこのぐらいの早さだとよりラテン的情熱が感じられますね。
室内楽はもうオシャンティすぎて。
(てか室内楽見つけてきたおれを褒めるべき)
室内楽だと若干正統派バロックに聞こえなくもなさそうですね。
バロックらしさっていうか、曲の特性って響きも大事な要素なんですね。
音楽って・・・おもしろっ!
こんな雑な感じで終わります笑
次はサンジュレー!!!
hona-☆
まあ、ぼくは演奏する曲だけですが・・・笑
予め言っておくが、ナルシストではないよ^^
というわけで、まずはスカルラッティです。
今回演奏するのは「三つの小品」という曲で、元々はピアノ(チェンバロ)のために書かれた曲です。
ドメニコ・スカルラッティはバロック期のイタリアの作曲家で、音楽一家に生まれました。
オペラにおけるナポリ学派の始祖として知られるアレッサンドロ・スカルラッティが父親で、父親の方が有名みたいですね。
「三つの小品」という名の通り、この曲は三つの楽章から成り立っています。
それぞれ、スカルラッティのK.427、K.474、K.519(Kは作品番号)の作品をサクソフォーン四重奏に編曲してあります。
ただ、編曲者が違っているのが面白いところで、K.424とK.474をガブリエル・ピエルネ、519をマルセル・ミュールが編曲しています。
ピエルネは19世紀フランスの作曲家で「民謡風ロンドの主題による序奏と変奏」という名曲をサクソフォーン四重奏のために残しています。
マルセル・ミュールと言えば、クラシカルサックスの父と呼ぶべき偉大なサクソフォーン奏者ですね。
二人の編曲の違いは演奏していてもわかりませんけど・・・笑
ただ、三楽章(K.519)だけは、曲としては異質のように感じます。
参考までに。
Scarlatti Sonate K.427, Yuja Wang
Anthony di Bonaventura: Sonata in E flat major, K. 474 (Scarlatti)
奏者などバラバラで申し訳ありませんが・・・
K.474はピエルネの編曲では結構カットされてるみたいですね。
演奏時間も倍ぐらい違うわ。サックス版は繰り返しなしみたいです。
まあ、これ繰り返したら体力無くなりそうだし。
作品単体としてだったら良いと思いますが、あくまで「三つの小品」という作品における緩徐楽章なので、そこまで冗長にもできなかったのだと思われます。
そして、これらを聞いた後の三楽章(K.519)がこれ。
Anthony di Bonaventura: Sonata in F minor, K. 519 (Scarlatti)
奏者は先程のK.474と同じ方です。
いや、おせえな・・・サクソフォーンはもう少し早いです。
曲調なんですが、通常耳にするバロックとは少し雰囲気が違いますよね。
少なくともK.427とK.474とはかなり違うと感じられたかと思います。
実に民族的土臭さが感じられますよね。
どうやら、それは彼の経歴に起因するようです。
最初にスカルラッティをイタリアの作曲家として紹介しましたが、彼はポルトガルやスペインで作曲活動を精力的に行っています。
K.519には、そうしたラテン系の情熱が感じられます。
スペイン風バロックですか。わかりませんけど。
ヘンデルやバッハなどと同期であったせいか(?)知名度の低いスカルラッティですが。
彼らビッグネームにないものを彼は持っていたんですね。
情熱の国での経験が、彼の作品を特別たらしめているように考えられなくもないですね。
実証的でない完全なる推測ですが。妄想と言ってもいい笑
ちなみに、チェンバロでやるとこんな感じ。
Domenico Scarlatti (Anthony Newman) K. 519 In F Minor
室内楽でやるとこんな感じ。
Domenico Scarlatti Sonata, K 519(Done with what sounds like a string quartet with a flute and a harp.)
チェンバロの威力wwwww
チェンバロでかつこのぐらいの早さだとよりラテン的情熱が感じられますね。
室内楽はもうオシャンティすぎて。
(てか室内楽見つけてきたおれを褒めるべき)
室内楽だと若干正統派バロックに聞こえなくもなさそうですね。
バロックらしさっていうか、曲の特性って響きも大事な要素なんですね。
音楽って・・・おもしろっ!
こんな雑な感じで終わります笑
次はサンジュレー!!!
hona-☆
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