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3.5MHz受信機の製作(2)

2013-02-13 17:41:12 | Ham(RX,TX,Ant)
2.各ブロックの回路の検討
A.高周波増幅(RF-Amp)
最初はRF-Ampから考えてみたいと思います。トランジスタ(Tr)やFETを使った以下のような回路が考えられます。



それぞれ、[a]"SS-40"で使用、[b]J-FET使用、[c]MOS-FET使用、[d]NPN-Tr使用の回路です。
[a]はゲート(G)共通回路で面白そうですが、3.5MHzという低い周波数ではなくもっと高い周波数で真価が発揮できそうです。[c]と[d]はゲートあるいはベースにバイアス電圧をかける必要があり、一番シンプルな[b]の回路を選択したいと思います。
回路の概略ですが、TC1はアンテナとのインピーダンスマッチング用のトリマーコンデンサです。L1とL2は製造が中止となったようですが、FCZ3R5を使いたいと思っています。J-FETは手持ちがある2SK168を考えています。
AGCを掛けるためには、FETのゲート(G)とソース(S)間の電圧(Vgs)を変化させることが必要なので、Gにマイナス電圧を掛けるかS電圧を変化させる必要があります。"SS-40"で使われているFETのSにTrを入れてみる方法もありそうですが、別途検討したいと思います。
現時点での各部品の値は以下のように考えています。
TC1:50pF, L1=L2:FCZ3R5, TC2=TC3:220pF, R1:47Ω, C1=C2:0.01μF