シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

日本は偽札確認が日常ではない平和!

2013年05月18日 | 瀋陽の生活
お札事情 あれこれ。

日本で、お買い物をしたとき、
あれっ、そんなに信用しちゃっていいの? って おもっちゃう。
   あっ、別に自分が変なことをしているわけではなく!

中国でお支払いをするとき、
大抵のお店には、レジの脇に 偽札を確認する機械が置いてある。
機種によっては、50元札他まで確認出来るらしい。
お札で支払ったら、必ずお札を機械に通す。

機械が無いときは、、、
お店の人が、お札を伸ばしたり、透かしたり、撫でたりして
確認します。

あるときパン屋さんで、
バゲットも売っていて、外人さんもやってくるような洒落たパン屋で、
新品の100元札を出したら、

    お札を指で少し破った!
    新札よ、新札。 ふつー 喜ぶでしょうよ!
    
店員さんは、破った切り口を見て OK。
ただの紙切れとは切り口が和紙のように、ちょっと違うようです。

こんどっから、機械が無いお店に新札は出さない、、、と決めた!

そこそこ立派なマーケットでも、くっしゃくしゃなお札をお釣りに出される。
次に受け取ってもらえそうなお札かを その場で確認しなきゃだめ。
でも、中国語が達者じゃないと、交渉出来ない。
今、受け取ったものでも、「使えるわよ」
という感じで、交換してくれない。

で、次のときに同じお店で受け取ってもらえないこともある。    
    ここで受け取ったのよ!
と主張を試みても玉砕。

で、銀行に行ったときについでに交換を頼んだら、
    使えるでしょ!

銀行のATMで、結構汚いお札が出てくるときもあるのに、
入金では、おもいっきり拒否される。

    古いお札 駄目
    折れたお札 駄目
    字が書かれたお札 駄目
    新札ばっかでも 駄目

クレジットカードの返済を銀行引き落としではなく、
入金スタイルにしていると、
この作業が必須。

自分の財布に入っていたお札の中に偽札が入っていて、
銀行も全て拒否されるから使えない、、、と
見せてもらったことがある。
    こんな素人でも、指先の感触が違うのがわかった!
地方で両替だか、銀行からおろした時かもしれない、、とのこと。

こんなに苦労するお札。

日本って、日常に偽札が横行しているわけではなく、
平和なんだなあと思った次第。