アパートについているものでも苦労

何にもついていなくて、
家財全部を日本国内のように持ち運ぶのが当たり前の欧州。

だから、ＩＫＥＡみたいな　自分で組み立てられる家具だったり、
簡単な家具が流行るんですよね。
我が家も　たいへんお世話になったものです。

でも、それで必要なものを少しずつ
家のサイズを測って、
探して、、
購入して、
運んで、
家の中で組み立てる！

できた～と　洋服ダンスを次男に水拭きしてもらっていました。
　　　あなたのタンスなんだからね！　と。
いきなり　バッターン　という　音。

天井との突っ張り棒をしてなかったので、手前に倒れてきて！
幸いにも　ベッドに倒れかかったので、
その　三角の隙間で　助かっていた次男！
もう、骨折したかと　ひやっとしました。
　　　まだ、小学校５年生で、体が小さかったし、
　　　反射神経がよかったんでしょうねえ、
　　　すっぽり隙間に頭を抱えてしゃがみ込んでいた。
組み立て人の人件費を払うよりは、電動ねじ回しを買った方が安い。
家庭用でしたが、使いこなしましたねえ。

洗濯機を買っても、初期不良があったり、、、
そんな苦労があった中、
瀋陽で、洗濯機が付いている、、、とはいっても、
また別な苦労。

みんながみんな　きれいに使っているわけではないということを
ここで思い知らされました。

洗濯を終えると、、、ぼろぼろ、、、



どこかに　粉洗剤のカスやら、洗濯のゴミが溜まってた？
下部の毛くずが溜まるところは知ってるので掃除しました。
何回も何回も洗濯機を回し、洗濯洗剤も使い、、、
それでも出てくる。

それに、洗剤を入れなくても、、、



おまけにこんなのも出てきた！



ここまできたら、大家さんも買い換えてくれるでしょ！　
甘い　甘い　甘い。

　　「それはあなたの洗剤のゴミだ。あなたの洗濯物からでたゴミだ。」
　　　との　御主張。

書いたら簡単に見えるでしょうけれど、
これで４ヶ月のやりとりをしていました。

日本で洗濯機を買うのも１０年は持つものだから、慎重になる。
ここで買ったって、離れるときに誰かが買ってくれるわけではない。
例え、自分で買ったとして！
買い換えを認めない大家が、この洗濯機を引き取ってくれはしない、
その人件費や輸送料まで私が持つことまでは、さすがにしたくない！

だから、とにかく　交渉。

きいたのは、次のことば？　　らしい。

　　「この洗濯機は、洗剤を入れなくても泡立つなんて、
　　　なんという新型の洗濯機でしょうか？」

即刻、新品（らしきもの）に交換してくれました。
４ヶ月よ、４ヶ月。