シェンヤン(瀋陽SHENYANG)生活体験記

中国東北部の瀋陽(昔の奉天、満州)。冬には-30度になる土地での驚きや感動を「初めて」の視線でおしゃべりしています。

瀋陽に新たな活気は、新たなお店!

2013年11月04日 | 日本生活リハビリ中
10年ぶりに住む日本の街も

   あれっ、ここ前は何だったっけかなあ~

って、思う程度は、気楽。
まあ、思い出せないのは、年のせい? 困ったなあ~と。

でも、何十年も、、、地元で、生まれた頃から駅前にあったお店。
8月末日。店頭間近に、じ~っと座る店主の姿を見ていた私。

    そ~だ! 電池替えなきゃいけない時計があったっけ、
    次の週末にでも持ってこよ~

って、思っていたら、翌朝、シャッターに、閉店のお知らせ。
    「何十年にわたり、、、、感謝を、、、、」
  
    えっ! そんなお知らせ、昨日、貼ってなかったよ。

それも店主の方針だったのか。
たぶん、御近所さんには伝わっていたんだろうに。
お世話になった御礼、、、、出来てないのに。
近くじゃなくても、大規模電気店で何でも済んでしまう時代。

そんな中、瀋陽から一通のメールが届きました。
中街に新たな日系企業も関わるお店が出来上がったとのことです。
大連にもあるお店です。

今年の年頭、ある日本料理屋さんで、
知人らが別のテーブルに声を掛けていました。
私もちゃっかし、首を突っ込んだら、9月に大連にもあるお店が瀋陽にもって。

そうしたら、2ヶ月後に、ばったり、関係者のひとりにお会いしました。
瀋陽にそのお店がやってくることを心待ちにしていると伝えました。

9月の予定でしたが、まあいろいろあったのでしょう。
漸く10月末に ソフトオープン (ソフト?)されたとのメールが届きました。
瀋陽に5年くらい前に出来た日本のデパートが撤退していたので、
おおいに待たれていた新しいお店です。

撤退したお店は日本人にはとっても便利なお店だったので、
日本人の方々の多くが近くのアパート等に暮らしていました。
   手に職を持って渡ってきた若き男性陣。すごいなあ。
   単身赴任の方々。
       撤退にショックを受けていらっしゃった方!
       手持ちの日本食(非常食って呼んでいらっしゃった!)が
       底をつくって、、、おっしゃるので、
       豆腐や、きれいな食料や、日本のレトルト等が手に入るところで
       行きやすいところをお伝えしたものです。
          男性陣ばっかりの仲間だと、情報入ってこないですものねえ。

残念ながら、私は今、暮らしの拠点が瀋陽ではなくなったので、
ソフトオープンにもお邪魔することは出来ませんが、
日本人が瀋陽で暮らしていく上に、
とっても楽しみで、とっても力強い存在になってくれることと思います。

瀋陽は、一般家庭に暖房が入る11月1日を向かえました。
去年は、それまで寒くって寒くって、待ちに待った日でした。
ある年の11月4日、今日ですねえ。
瀋陽の中心からちょっと離れた欧州系の家具雑貨専門店に出かけた帰り、
タクシーが捕まらなくて捕まらなくて(まだ地下鉄も走っていなくて)、
道端で凍えていたのが、「零下4度」だったのを覚えています。
   その後、熱を出したので よけいに。

零下30度にもなる、瀋陽。
PM2.5も、去年は雨も雪も多かったので、流される分も多少あったのですが。
日本は、最高気温16度~20度程度。
窓を開けたら、多少 涼しすぎますが、部屋の中の空気を入れ換えられる嬉しさ。
有り難く 感じています。




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