とうとう晩秋になってストーブの準備も必要な季節になってしまいました。永らくご無礼しておりました。いろいろの事情で更新がとどこおってしまい申し訳ありません。中国天台山に参拝してからもうすぐ一年が経過しようとしております。一年が経たないうちにこちらの紀行文は何とかUPしたいと思います。参拝3日目からの報告です。
多紀叡山講 発足60周年記念~天台山参拝団~平成21年11月16日~20日
多紀叡山講(篠山市、加東市、三田市内天台宗寺院、寺檀組織)の発足60周年を記念し、天台宗の祖山である中国の天台山を叡山講役員・寺院住職・檀信徒、総勢34名で参拝致しました。(叡山講だより34号寄稿記事を転載します。一部加筆)
◆3日目(11月18日) 早朝4時に起床し国清寺の朝事に参列。多数の修行僧と共に行道に参列し「南無消災延寿薬師佛」(旋律のある念仏)と唱えながら堂内を何度も廻り、独特の雰囲気の中、参詣の有難さを感じました。 朝食後、監院(執事長)允觀師に迎えられ参拝のお礼と日中仏教友好の重要性が述べられ、清水谷団長からは参拝の趣旨と歓迎のお礼の挨拶がありました。席上、可明住持(住職)書の「心得自在」(法華経の一句)の掛軸と経本を頂戴しました。
また、本年、半田天台座主序幕の「天台宗 永永流傳(天台宗は永く永く伝わってゆく)仏法 永永不絶(仏法は永く永く途絶えることはない)」の記念碑にも立寄りました。 次に天台大師が悟りを開いた華頂山 華頂講寺、景勝地 石梁飛瀑(直下30mの滝)傍の方廣寺、 天台大師の遺骸(即身仏)を安置する(六角二層、高さ6mの石塔)智者塔院(眞覚寺)を参拝。智者塔院では天台大師和讃を一同で読み上げ、大師の遺徳を偲びました。(つづく)