昨日と一昨日の17日と18日は、東北高校選抜卓球大会県予選会が水沢総合体育館に10月末に行われた新人戦の男女各ベスト16校が集い開催された。
男子は、専北が順調に全勝で1位、2位には新人戦と同じ水沢が入り、3番目の出場権は大野がものにし東北選抜大会への進出を決めた。
女子では、大野が決勝リーグで盛岡女子に2点を奪われたが何とか1位となり、2位には健闘した盛岡女子が入り、3位には軽米を3-2で下した花農が嬉しい最後のイスを獲得した。
一方わが大船渡高校は、女子のみの出場であったがその子ども達はよく頑張り、予選リーグで新人戦ベスト8の花北を1-2からの逆転で下し、盛女に次ぐ2位で統導した私たちにとっても大変嬉しい2位リーグ(ベスト8)進出を決めた。
この予選リーグでは、公式戦で初めて起用した選手が、私たちの予想を超えたその潜在能力を発揮して大事な場面での1勝をものにしてくれた。敗れた試合でも最後まであきらめずマッチポイントを握られてもジュースまで挽回する粘りを見せたし、何よりも打たれたボールに対して決してあきらめない姿は感動的でさえあった。
この選手からチーム全体が勇気をもらい、そして頑張れた気がしている。
実は、大会の直前2日前に突然予定していた選手が使えなくなり、前日までいったい4人目に誰を使おうか迷っていたのである。
前日練習やゲームを見て、この選手を使ってみようと最終判断したのである。
さて、わがチームは大会前日16日の6校時の授業が終了してから出発し、練習場にお願いをしていた水沢商業に向かい、そこで約1時間30分ほど練習をし、水商の選手ともゲームをさせて頂いた。
お世話頂いたK先生方と、台を譲ってくれた男子や試合の相手やボール拾いまでしてくれた水沢商業高校卓球部の皆さんに大変感謝している。
2位リーグでは、力及ばず勝つ事は出来なかったが、今大会を通じて子ども達の生活面や行動に進歩が見られ指導者として大会結果と共に本当に嬉しく感じたところである。