今年度(h27.1.12から開催)の全日本卓球選手権大会では、プラスチックボール(プラボール)のみが採用される。
現時点では、日本卓球協会公認6メーカーのプラボールが使用されることになっているが、ただいま申請中のメーカーボールもある。
問題は、以前のセルロイドとは異なりボールによってはかなり打球感に違いがありそうなのだ。
例えば、継ぎ目の有る無しであり、またまだまだ発展途上のプラボールも多いと思われ、ボール1個ごとに同じメーカーでも打球感の違うものもあるものと考えられるからである。
以上のことから、今度の全日本は多分に番狂わせが生じる波乱含みの大会ともいえるのであり、すでにワールドツアーなどの経験をしている選手たちには多少有利なのではないかと思っている。
しかし、強いものが勝つのであり、どんな言い訳をしても敗者は弱かったといわれるのである。
いずれにしても、新春の全日本の興味は尽きないのであり、今から楽しみである。