今日は、地元の神社社殿で新嘗祭(勤労感謝祭)の神事とその後社務所に場所を変え直会・懇親会を行った。
新嘗祭とは、その年に収穫された新しい穀物のことを言い、天王が国民を代表して農作物の収穫と恵みに感謝する式典が新嘗祭であり、今から1,372年前にこれを執り行ったとある。
昭和23年に「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝し合う」という趣旨で、「勤労感謝の日」が制定された。
この日の大船渡地方は、明け方には早く雨が少し降っていたが9時ぐらいには日差しが降り注ぎ、コートなどは必要がなかった。
また今日は大船渡市長選挙投開票の日でもあり、お天気にも恵まれ徒歩で投票所に行く姿も見かけられた。
震災以降初めての市長選挙であり、今後の復興や街づくりを託す一票を投じてきた。
被災地では、まだまだ仮設住宅に多くの人が暮らしていし、被災された方々は、時が経てば経つほどますます先行きの不安が募るばかりなのである。
今日の結果で市民の付託を背負うことになる市長さんには、是非ともそのかじ取りが間違った方向にならないよう期待せずにはいられない。