社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

「東北高校選抜卓球大会」第1日目!

2010-02-06 09:03:19 | Weblog
「東北高校選抜卓球大会」第1日目の昨日の県勢の成績は、
男子の専大北上が全試合3-0で全勝し順調に勝ち星を伸ばしている。
高田・水沢は1勝2敗と苦戦している。
女子の大野も3戦全勝と頑張っている。盛岡女子も2勝1敗で今日の戦いが注目される。
花北青雲は、健闘しているものの残念ながらまだ勝ち星がない。

今日は残りの予選リーグ2試合が行なわれるが、男子の専大北上は小高工業(福島)、八戸工業に勝って1位通過し、全国行きをすんなり決めてもらいたい。
高田・水沢は上位との対戦が終っているので、今日は少しでも星を挙げてもらいたいと思っている。

女子の大野は、今日が正念場で弘前実業、桜の聖母(福島)戦がある。
細川健治先生の腕の見せどころでもある。県勢の女子はしばらく全国選抜大会から遠のいており是非勝ち抜いて欲しいものだと願っている。
盛岡女子も鶴岡東(山形)、青森商業に勝って望みを繋げたい。花北青雲は是非一矢を報いたいものである。

いずれにしても今日、明日が勝負の分かれ目である。最後まであきらめずにやることが、特にリーグ戦においては必要なことであり、得てして3者同率になることもままあるからである。

(Photo:講習会風景)

今日から東北高校選抜大会!

2010-02-05 08:23:43 | Weblog
今日から東北高校選抜卓球大会が八戸市で開催される。
岩手県から男子は専大北上高校、高田高校、水沢高校、女子は盛岡女子高校、大野高校、花北青雲高校の男女6校が出場する。

男子の専大北上高は北日本大会男子シングルス1,2位の高橋拓人、大野を中心に上位を狙える位置にある。又この二人は昨年末の東北選抜合宿でも4,5位にランクされ、今まさに伸び盛りである。青森山田はともかく鶴岡東(山形)や帝京安積(福島)、古川学園(宮城)を打ち破って欲しいと思っている。
高田高校は総合力で、水沢高校はカットの菅原の活躍で上位をうかがって欲しい。

女子岩手県の近年は、なかなか厳しい結果に終っていたが、今年は青森山田意外はドングリの背比べの様相である。各県ともそんなに抜きん出ているチームは見当たらないので、盛岡女子や大野にもチャンスはあると思っている。花北青雲は八重樫を中心に活躍を期待したい。

昨年末の東北合宿での成績を見ると、女子では浅沼 愛(盛一)が一昨年の平舩亜美(大野)に続いて優勝しており、男子についても上記の通りの活躍であり、その他の選手達もそれぞれに健闘を見せていた。
各チームには、この上昇機運に乗って一気に代表権を勝ち取ってもらいたいと思っている。

いずれにしても、ここ数日間の寒さは尋常ではない。是非この悪条件の中をベストの状態で試合に臨むことが出来れば、自ずから全国の扉は開いてくると思っている。
また、大きな大会になればなるほど、各監督やコーチの手腕が試されるのであり、このことも興味深く期待して見守っている。

(Photo:講習会風景)

「松下浩二卓球講習会」終る!雑感

2010-02-04 08:32:40 | Weblog
講習会の2日目、私は宿泊していたホテルの朝食に向かうエレベーターで偶然に松下氏に遭遇、お互いに明るく挨拶を交わして、前夜の歓迎会のお礼を申し上げた。

氏の方が先に食事を終え、レストランを後にする時にわざわざ私の席のところまで来て「お先します」と言って部屋に戻られた。

以前に同じような場面があったが、その時の有名選手はそのような行動はなく、知らない振りをして出て行った。

松下浩二氏は大変さわやかで礼儀正しく、強さを鼻にかけず、さらに好感を持った次第である。
一見誰にも出来そうで、それがなかなか出来ないのが普通なのかな?

強い選手、有名な選手だからこそみんなに注目され、その一挙手一投足は子供達が特に真似をする。

岩手県内にも県で優勝したりする強い選手たちがそれぞれのカテゴリーにいる。
その選手たちの言動が大会場などでは、好むと好まざるに関わらず見られているのである。
全国での活躍を目指すのであれば礼義や言葉遣いは、当たり前にしっかりされなければいけない。それが出来る選手はみんなに応援され、愛され、試合も勝って行くのである。

具体的には、試合コートでのマナー(立ち居振る舞い)についても同じことである。
試合前の握手や礼などもしっかりやって欲しいものである。女子の中では握手をするときにまるで汚いものに触るかのように手の先だけを差し出す選手がいる。
握手は「手を握る」と書くのである。

そういった意味では来る2月21日に行われる「中島杯争奪卓球大会」では、プレーと同様にさわやかなマナーが見られることも是非期待したいと思っている。

話は変わるが、明日からは八戸市において全国高校選抜大会予選の東北選抜大会が開催される。
今年の全国大会は福島県郡山市で行われるため、例年より通過枠が広がっており専大北上高校や県勢の活躍が大変楽しみである。

(Photo:歓迎会風景)





「松下浩二卓球講習会」終る!③

2010-02-03 09:18:56 | Weblog
今朝の大船渡は、珍しく10cmぐらいの積雪があった。朝起きをして約1時間ぐらいかけて雪かきをした。大変な労働であり、いつも内陸の方々からは「大船渡は別世界でいいですね」と言われていたが、その気持ちが十分思い知らされた時間であった。

さて、今日はカットについて私なりに気がついた点を書いてみることにする。

初心者は両面とも裏ソフトラバーからの使用を始めて、体全体を使ってスイングすることを覚えることが大切であり、フォームは肩の線が平行になるように心掛ける。

フォアカットは肩を中心に使い、スタンスは右利きの場合「左足を前に出し、右足を後にする」。これは強打や強ドライブされたボールを返球することや、ストップされたボールに対してしっかり動けることを強調していたし、テレビで見ているのと実際に間近かで見るのとでの違いは歴然で、それはそれは素晴らしいものであった。

バックカットでは肘を中心に使い、体から肘が出ないようにすればラケットの角度が上を向かないようになる。

また、強打や回転のかかっているボールに対して、一般的にはバックスイングを高くする傾向やカットした後直線的にバックスイングをしてしまう傾向にあると思うが、そのまま下に引いていくことが、そしてあまり高く上げすぎない方が角度を出しやすくなる。
また、切るためには多少ボールが高くなっても、それは相手も打ちミスをしやすくなるので良しとする。
そして、カットがオーバーミスしないためには、カットの軌道の頂点がネットの手前になるようにすることが大切であること。

以上のようなことを2日間の松下浩二氏の指導の中から学び感じたことである。

(Photo:講習会風景)

「松下浩二卓球講習会」終る!②

2010-02-02 08:22:39 | Weblog
今日は平成22年2月2日ということで「夫婦の日」でもある。
また平成に入ってからは初めての、同じ数字が4つ並ぶ、トランプでいうところの4(フォー)カードになる。
我が社ではこの「2」のフォーカード2回目の創業記念日でもある。

さて、「松下浩二講習会」第2段は、
一つ一つのアドバイスが誰もが理解できるようにとても分かりやすく、いちいち説得力があることと、また小さな子供たちにもその技術の理屈を丁寧に指導していた。
その姿・取り組みは、私達のように子供達を相手に指導しているものにとっては非常に大切なことだと改めて痛感させられたのであり、指導を受けている子供達の「目」が爛々と輝いていて、違うのである。

技術指導では、現在のラケット・ラバーは非常に「飛び」が良いので、そんなに力を入れなくてもボールは飛んでいく、つまり「力を抜くことが大事」だと話していた。
基本中の基本ではあるが、選手や自分の用具が当てただけでどのぐらい飛ぶのかを実際に体感して、理解している方は私も含め少ないのではないかと思われるが?

グリップでは「生卵が割れない程度に握る」事が大切であり、シェークハンドの場合フォアとバックの違いは「親指の移動(立て方)」にある。

試合で勝つためには、相手の嫌なことする。それを自分のやりたいことより優先すること。
また「負けることを恐れないこと」それが後に繋がり、また繋げなければ意味がない。
技術的にはツッツキやストップ練習を多くすること(中国は非常に上手い)。

ベンチコーチ(アドバイス)では、1つか2つ大事なことのみ、しかも「アバウト」に話すこと。そして自信をつけさせること。

まだまだたくさんあったが明日は「カット」について書いてみようと思っている。

(Photo:講習会風景)


「松下浩二」卓球講習会終る!①

2010-02-01 10:01:39 | Weblog
昨日と一昨日は、矢巾町総合体育館で開催された「松下浩二卓球講習会」に参加してきたのでその感想をまとめてみることにする。
参加者は老若男女約350名が参加し、2日間合わせて約700名の多くの卓球ファンが集まった。このように多数の参加者があったのは、県卓協では初めてと言っていいくらいのことで大変な盛り上がりを見せた。

まず初めに、感じたことは松下浩二氏と一緒に来られた木村寛氏(チームマツシタ)の両氏が非常に礼儀正しく、そして受講者に対する態度がとても丁寧で優しく、しかも最後まで手を抜かずに指導していただいた。卓球だけでなく人間的にも非常に優れ、魅力溢れる選手であることに改めて感心をさせられた。
参加者全員とボールを打ち合った時などは、相手の技量に合わせてラリーをしてくれていた。主催者側としても本当にありがたいことで、参加された皆さんもきっと嬉しかったと思っているに違いない。

1日目の夜は「松下浩二氏を囲む夕べの会」も開かれ、協会関係者と一般参加者約50名が参加し、昼の講習会とは又一味違うギネス挑戦の裏話とか、松下氏の卓球に対する情熱を語っていただり、また氏を囲んでの写真撮影などをしながら楽しく2時間半の懇談をさせていただいた。

講習の内容についてであるが、まず「基本に忠実」であることを一番に上げていた。
詳しいことは明日また書きたいと思っている。

(Photo:講習会風景)