社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

復旧→復興へ新たな問題!

2011-07-08 15:05:20 | Weblog
 被災地大船渡では、仮設住宅建設も大詰めを向かえて、がれきの撤去作業も進められ順調に復旧活動が行われているような気になってしまう。

 さて、復興に対する地区懇談会も市内全地区で行われ、角逐それなりに様々な意見や要望も出されたようである。

 これからの市街地構想には、まだまだ困難が予想されるが10年・30年・50年といった長期的なスパンで、安全安心な街づくりを構築して欲しいと思っている。

 しかし、一方では震災から約4ヶ月が経とうとしている現在、新たな問題が出てきているようである。

 震災からの避難所生活では、食料をはじめ様々な支援物資も配給になり不自由なりにも生活をする上では何とかなってはいたが、仮設住宅に入ると全てを自分でまかなわなくてはならないのである。

 それでも、職のある方はまだ良しとしても、仕方なく解雇された人や職を失った人々も多いのである。

 自然に酒やタバコの量も多くなり、体調を崩す方も出てきていると聞いているし、一旦仮設住宅に入居しても生活が維持できない為に、また避難所に戻る人々たちも出てきているのである。

 高齢の方には買い物にも行けず、まとめ買いを余儀なくされているし、話し相手もいないのである。ついては、今なおの事コミュニティーが重要視されてきている。

 復興への道のりは、まだまだ始まってもいないのが実感なのである。

 「負けるな!被災地!」










USオープン・岩手出身選手大活躍!

2011-07-07 08:40:10 | Weblog
 6.30-7.4、ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された今年のUSオープンには、日本リーグ推薦で岩手県出身の二人の男子選手が出場し大活躍であった。

 その選手は、信号機材主将の伊東伸也選手と東京アートの水野裕哉選手であるがそれぞれ日本リーグ等で活躍しているが、このUSオープンでは、二人ともペアは違うものの男子ダブルス決勝戦で対戦し4-2で伊東伸也・久保田(シチズン)組が優勝、水野裕哉・塩野(東京アート)組が準優勝となった。
 
 水野は、男子シングルスでも3位に入賞した。

 このことは岩手県卓球界にとって大変大きな朗報であり、私個人にとっても伊東選手とはここ数年国体の選手と監督としての関係であり、水野選手のお父さんは大船渡市のお隣住田町の出身であることもあって、私としても本当に嬉しいことなのである。

 両選手とも礼儀や人柄も優れている好青年であり、岩手県の卓球少年のあこがれなのである。

 これからも精進して、ますます活躍をしてもらいたいと思っている。


*昨年の千葉国体より:右から2番目が伊東選手


*昨年の東北総体より


*昨年の中島杯より









子ども達への支援の輪!

2011-07-06 08:28:45 | Weblog
 今週末には、9日(土)に、市内のスポ少やキッズスポーツのメンバー約50名が遠野市の河川敷にチャーターしたバスで移動、遊びを通してストレスを解消する。

 この事業には、大船渡市体育指導委員協議会や、市スキー協会が協力し仮設住宅や避難所、支援物資倉庫等で学校施設が使えないでいる子供たちに思いっきり走り回る場所を与えたり、昼にはバーべキューも行う予定である。

 また、10日(日)には盛川河川敷で「スポレクやっぺし!」というイベントが行われる予定であり、これはNPOグローバル・スポーツ・アライアンスが主催となり、市教委や市体協が後援し、大船渡市体育指導委員協議会や大船渡市卓球協会が協力団体となっている。

 この催しは、東日本大震災によりフィールドを失った子どもたちに場所を問わず楽しめるスポーツを紹介し、スポーツを通じて心のケアをしようとするもので、炊き出しや青空市など内容も盛りだくさんであり、我が卓球協会でもミニ卓球台を1台持ち込み尾役に立ちたいと思っている。


韓国オープン!

2011-07-05 08:43:50 | Weblog
 6月29日~7月3日まで韓国仁川で開催された「韓国オープン」が終了した。

 女子ダブルスでは、日本生命の全日本チャンピオンペアの藤井・若宮組が優勝した。

 6月6日に日本生命の岸田監督代行・若宮選手が来大以来応援を続けているがレベルの高い大会で優勝したことは非常に大きなことだと思うし、本人達にとっても自信になるに違いない。

 世界選手権では、惜しくもメダルを逃したがこれを契機にますます上を目指して精進して欲しいと願っている。

 一方、U21男子シングルスでは丹羽(青森山田)が優勝、その他の種目では女子シングルスで福原を下した石垣と平野がベスト8に入賞したが、期待の石川は1回戦で敗退した。

 また男子ダブルスでは、日本チャンピオンの松平健太・丹羽組が決勝では惜しくもセットオールジュースで優勝を逃がしたものの2位に入った。

 その他女子ダブルスでは、山梨・石垣の世界代表ペアが3位に入賞。U21女子シングルスでは森園美咲(日立化成)が2位と気をはいた。

 世界大会(個人戦)が終わり、また次のビック大会であるロンドン五輪や7度目の日本開催となる2014世界団体東京大会に向けて、日本チームとしても一段とレベルアップしていかなければならないのである。




photo:朝の風景

盛川鮎釣り解禁!

2011-07-04 08:55:19 | Weblog
 昨日は、地元の清流「盛川」の鮎釣り漁の解禁日であった。

 早朝から川岸には、久方ぶりに釣竿が所狭しと並んでいた。

 私自身も、小さいころから中学生ぐらいまで父親や弟と解禁の前日には釣り場の下見をしたりし、当日朝には暗いうちから川に向かい、解禁の時間には一斉に糸をたれたものである。

 今年の鮎漁は、3.11震災・大津波による釣り場になる河川も大々的な被害を受け、また稚魚も大船渡湾からそろそろ遡上という時期の災害だっただけに、河川の復旧が解禁にまで間に合うかどうか危惧されていたが、盛川漁協関係者の努力によって何とか間に合わせることが出来たのである。

 「こんなときに釣りなんか」と言われる方もいると思うが、住田町から陸前高田市にわたる「気仙川(7月1日解禁)」と並んで、この地方の「夏の風物詩」としては気仙の復興を目指す一つのシンボルとして、是非各方面からの太公望が訪れていただきたいと思っている。












ミニ卓球講習会!

2011-07-03 06:40:16 | Weblog
 昨日は、大船渡市卓球協会の事業で市内の各小中学校を訪問し、ミニ講習会を開催少し技術のレベルアップや、卓球に関する考え方を指導させていただいた。

 この試みは、3.11震災を契機に被災した地域の卓球が大好きな子どもたちに少しでも元気になってもらいたいことから始まったもので、今回が初めての開催であった。

  校庭には仮設住宅がぎっしり建てられていたが、その横にある体育館では 始めはみんな緊張していたようだが、終わりごろにはどの子も明るく、楽しそうにしていた。

 中総体地区予選が終わり、引退した3年生の姿はなかったが、1・2年生が一生懸命私たちの指導を受けていた。

 この企画は、ずっと続けて行きたいし子ども達の心のケアの一助にもなってくれれば有難いと思っている。


photo:綾里中卓球部

復興祈念ステッカー発売開始!

2011-07-01 16:52:41 | Weblog
 我が社では、被災者支援のため「復興祈念ステッカー」を作成販売し、その益金の一部を義援金として寄付をさせていただくことを目的として発売を開始した。

 この試みは、S35年盛小学校卒業生を中心に地元の支援活動をしている団体とふるさと大船渡人会会員でもある私の従兄からの依頼を受け作成寄贈して、販売のお手伝いをさせていただくことになったのである。

 3枚1組が1セットのシートになっており1シート300円で市内各所や当社で販売を開始した。興味のある方は当社までご連絡下さい。

 また、東京での支援イベントの際このステッカーを販売し、その益金の一部も義援金として寄付されることになっている。

 地元にいる者としても、支援を受けているだけでなく自らが立ち上がって行かなければならないと思っている。

 その中で何か被災された方々のお役に立ちたいと思い、出来ることの小さな事から始めようと思い、4月には「みんなで力を合わせて・がんばっぺ!大船渡」、「みんなで力を合わせて・がんばっぺ!陸前高田」というポスターを作製、大船渡市と陸前高田市当局ににそれぞれ寄贈し、避難所などに貼っていただいたところである。

 また、5月からは現在も続けているがカレンダーメーカーからのご協力を頂き、当社事務所前にて今年のカレンダー約1,000部を無料進呈させていただいており、ほかにメモ用紙や、封筒なども無料でお分けしている。

 まず一歩前に!

 今日は、子ども達への支援の一環として地元の中学校へ技術指導に訪問の予定である。


photo: 3枚1組1シート(6×6cm×3枚)






岩手の星 菊池雄星・畠山和洋選手!

2011-07-01 07:48:51 | Weblog
 昨日、プロ野球対オリックス戦で菊池雄星(西武・花巻東高校)がプロ2回目の当番で待望の初勝利をマークした。

 昨年は、肩痛やコーチとの確執などで活躍できなかったが、今年は春から大分調子も上向きなので期待して応援していたが、ついにやってくれたのである。

 そして、同じく昨日はプロ野球オールスターのファン投票の発表があり、ヤクルトの畠山和洋選手(専大北上高校)が一塁手として巨人の小笠原などを押さえ、見事1位で選出されたのである。

 畠山は、高校時代3塁手として甲子園に出場しその後ドラフトでヤクルトに入団したが、徐々に力をつけ昨年の後半からは出場機会も増えていたが、今年は開幕当初から打線の主軸に座り現在ヤクルト1位の原動力になっている。

 二人とも生粋の岩手っ子であり、今復興に向かって進もうとしている我々にとっては希望の星でもある。

 これからも、どんどん活躍して我々岩手の励みになって欲しいと思っている。








photo:我が家に咲いたユリの花