金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

股関節を理解しよう!③

2016-03-06 08:39:32 | 股関節
股関節の動きについてお伝えします。



女性に多い股関節疾患。。。



何処の筋が原因で疼痛を誘発しているのか。。。



あなたは知っていますか???








どうも(^_^)



昨日、子供が初のスイミングに行ってきました。



私のお目当ての若い女性の先生は、、、



イヤイヤ、( ..)、、、子供の楽しそうな姿を観れてよかったです。



チッ、ほぼ男しかいないじゃんか。。。(-_-メ)



頑張って、送り向かいをしたいと思います(T_T)笑










さて、今回も股関節シリーズと言う事でやって行きたいと思います。



前回は股関節のROMについて勉強しましたが、、、



今回は、そのROMを可能にしている股関節周囲筋についてです。






屈曲


この運動は腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)がなんといっても主体になります。



そして大腿直筋も作用し、補助的に内転筋群、TFL、縫工筋などが働きます。



腸腰筋の大切さは何度か他のレポートにも書いています。






伸展


これは何といっても大殿筋でしょう。





普通の歩行時にも作用しますが、階段を上るときによく作用しますね。



歩行時には、大殿筋よりも中、小殿筋の方が働きますね。



あとは、ハムストリングスです。



ハムは大殿筋の子分のような存在で、仲良しこよしです。







外転



外転には中殿筋、小殿筋が主に作用します。



そして、TFLが補助的に作用します。



大殿筋の外転作用は思ってよりも強くないようです。






内転


名前の通り、、、内転筋群です。



大内転筋、長内転筋、短内転筋、恥骨筋が作用し、補助的に薄筋が作用します。








外旋




これも名前の通り、外旋6筋です。



梨状筋、大腿方形筋、上・下双子筋、外・内閉鎖筋ですね( ˘ω˘ )





内旋



内旋では、内転筋群が主体になるかと思いきや、、、



中殿筋、小殿筋、TFLが良く働きます。



内旋に関しては、純粋な内旋筋と言うものはなく、ほとんどの股関節周囲筋はこの内旋作用を有していると言われています。






股関節疾患の多くは内旋制限を呈している事が多いです。



その理由として、、、



外転筋は内転筋よりも約1,6倍強いと言われています。



外旋筋は内旋筋よりも約3倍強いとされています。



この様な理由からも内旋制限が多い事が分かりますね。



そして、股関節疾患の多くはインナーの機能不全を有している事が多いです。



腸腰筋、小殿筋(中殿筋)、外旋6筋です。



このインナーの機能不全の治療が股関節疾患を改善させるためのキーポイントとなってきます。






特に小殿筋なんかは分厚い大殿筋の奥にある為に、この表層の筋に侵害刺激をいかに与えずしてアプローチすることが出来るのか、、、



治療家の技術が問われますね。



ただ強くマッサージするのだけはプロとしてやめて欲しいと個人的には思います。








今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。







おわり