金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

なぜ、腰痛にハムストリングスが関係するのか知っていますか?

2016-04-01 06:20:26 | 腰部
そうです。腰痛にはハムストリングスが関係している場合があります。



しかし、どう関係しているのか?



こんな理由で関係しているのですが。。。











どうも(^_^)



昨日でうちの長女の保育園生活が終了しました。



長かったような、、、



これから小学校生活が始まって行く訳ですが、、、



なんかあっという間に中学生、高校、、、、



そのうち思春期がくるんですかね~(;´Д`)



今から嫌われるのを恐れている男です。。。( ..)








さて、今回は腰痛について勉強して行きたいと思います。



下に落ちているものを拾おうとしたときに起こる腰痛。





膝を伸ばしたままでは拾えないから、腰を曲げずにしゃがんで拾いますよね。



こんな、腰痛での原因はいったいどこにあるのでしょう?






そうです。



題名の通り、ハムストリングスの短縮が原因の場合があるのです。



特に大腿二頭筋長頭がです。



長時間座り続け、座面に圧迫され続けるこの大腿二頭筋は容易に短縮してしまいます。



中腰の作業においても、大殿筋の代わりにハムストが股関節の支えとして使われることからも短縮を起こしやすい所です。



では、アナトミートレインでのこのハムストが含まれる重要なラインを見てみましょう。








SBL(スーパーフィシャルバックライン)です。





ハムストが短縮し、脊柱起立筋群を伸長させてしまう事により、起立筋に負荷がかかり、前屈しようとすると痛みが起こります。



この様なケースで、痛みが出ている腰部を一生懸命マッサージしていても効果はうすいですね。



でも、患者さんも痛い所をしてほしがるから、それをやってしまうセラピストが多いです。



これは、基本的にセラピストに責任がありますが、、、



私は患者さん側にも問題はゼロでは無いと思います。






自分で何とかできないから、治療のプロである私達の所に来ているのに、、、



やれここを揉めだの、この内転筋が痛めているだの素人判断でセラピストに指示したり、勝手に原因を自分で判断したり、、、



こんな患者を診る気はしませんよね。。。



一生懸命に説明して治療をしていても、、、



「そこじゃなくて、ここが痛いんだから、ここ揉んでくれ!」



なんて、治療結果を出す前から言われたんじゃ、、、やる気も失せます。。。



こんな患者、絶対独立したら診たくない。。。



おっと、愚痴が入ってしまいましたが、、、治療者も、患者さんもモラルを持った関係性を維持して、双方にwinwinの形を築きたいですね。






話しを戻して、このハムストが短縮している患者さんに指導しているセルフエクササイズを紹介したいと思います。





それは、ジャックナイフストレッチです。





知ってる先生も多いかもしれませんね。



私は、このエクササイズはよく指導します。



患者さん自身で評価もしやすく、効果も高く、患者さんも結果を実感しやすいからです。







最初に前屈テストを行い、手が床とどれくらい離れているか患者さんに確認してもらいます。



同時にハムストのツッパリ具合も確認してもらいます。



そして、しゃがんで手で両踵を掴みます。



そして、そのまま膝をゆっくり伸展させていき、ハムに痛みを感じる少し手前で止め、保持します。



そこで40秒~60秒キープしたまま、深呼吸を繰り返します。



最後に再度、前屈テストを行い評価してもらいましょう。






簡単ですし、患者さんもやりやすいストレッチです。








今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。








おわり