福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

手植え断念

2021-05-18 21:33:21 | 日記

 4月から記者に復帰したかと思いきや、コロナの濃厚接触者となり、ふたたび長いお休みをむさぼっていた。
 その間にアラフォー記者は、アラフィフ記者となった。自宅待機の誕生日もまた、いい思い出。 か!?

 ともあれ、コロナはまだまだ、勢いを増している。
 先週末に計画していたmikkeの「田植え&サツマイモ植え体験会」はあえなく、中止の運びとなった。
 だが、苗たちは待ってくれない。ふむ、どうしよう。
 全部ひとりで植えて、話のネタにするか!
 転んでもただでは起きぬライター魂が燃えてきた。

「腰を壊すで。今年はしゃーない。手植えはあきらめさんさい」
金曜の日中、農家さんからLINEが入った。田植え機で植えてくれるという。
「ですよねー。お願いしますぅ」
あっさりとお言葉に甘えた。ちんけなライター魂。

 翌日の朝。起き抜けにわが田んぼに行ってみると、見事にきっちりと苗が植えてある! ぐぐっと感動。
 去年のぐにゃぐにゃ手植えとは趣は違うが、世話を焼いてくれる農家さんたちに感謝。

 田をしみじみ眺めていると、春からコミュニティー農園mikkeを利用してくれることになった福祉施設の代表者さんが来園。おっさんふたりで、サツマイモ植えに汗を流した。
 みやげにもらったイシダイ2つ(吉田拓郎「落陽」風)は、昨夜のわが家の豪華な晩餐となった。
 コメもイモも、秋の収穫まで「伸びやかに しなやかに(ふたたび拓郎風)」育てよ。
 …育てろよ、か。