福富ストラット

「記者ときどき農夫」。広島の山里で子ども向け体験農園づくりにいそしむ、アラフォー新聞記者のブログ。

福富マップ 締め切り迫る

2019-09-23 08:02:40 | 日記
 広島市内で活動する漫画家の「卵」さんの自宅兼アトリエを訪ねた。協力してもらっている福富のガイドマップの制作作業を、一緒に一気に進めてしまおうということになったのだ。
 自宅兼アトリエは、閑静な住宅街の中にあった。漫画家さんが事前に「クーラー壊れているんで、すみません!」と言っていたので、「いや、もう寒いじゃろ」と思っていたが、さすが広島市内。福富より数度は気温が高い。アトリエまで歩いてくる間に汗だくになっていた。
 玄関で出迎えてくれたご家族へのあいさつもそこそこに、扇風機がぐわんぐわんと回る部屋でガヤガヤと作業を始める。デザインの微修正、色の調整、店の配置、文字情報の更新。YouTubeで好きなアーティストの最新音楽を流しながら、「あーでもない、こーでもない」と作業する。やはり細かいところは一緒に作業できると早いし、アイデアも広がって楽しい。音楽は途中からなぜか、杏里、渡辺美里、ZIGGYなど80~90年代J-POPがループし始めた。「へ?誰ですか、これ」。一世代年下の漫画家さんが不思議そうに笑う。
 想定していた段階まで、なんとか終えて「よし!」。2人とも汗だくだくだ。漫画家さんのおかげで、とっても楽しい感じのマップに仕上がりそうだ。感謝! 隊員の残りの作業を急がねば。
 アトリエを後にして、台風が近づくタダナラヌ真っ暗な空の下、歩いて帰路につく。車の離合も難しいぐらいの細路地。小さな古い戸建て住宅が肩を寄せ合って並び、昔ながらの銭湯や個人商店がぽつりぽつりと現れる。初めて歩く街だったが、どこかなつかしさがわいてくる。ぐるぐると遠回りしてわざと迷子になりながら、細路地を抜けだした。おい、作業を急げって。


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