雨予報だったあす日曜の天気が、何とか持ちそうだ。予定通り、近くの田んぼで稲の脱穀ができそう。
ご近所さんや友人たちにヘルプをお願いしておきながら、隊員自身、まったく脱穀の作業イメージがわかない。ちょうどいいタイミングで、町内の小学校で子どもたちが脱穀体験をするという。勇んでお邪魔した。
足踏みの脱穀機と千歯扱きを使って、わいわいと稲をこぐ子どもたち。こうやってコメになっていくのかぁ。アラフォー隊員は、パチパチと写真を撮りながら勉強。指導していた顔見知りの農家さんに、「この道具、今度貸してもらえませんか」とお願いすると、すぐに快諾してくれた。ありがたい。大事に使わせてもらおう。
そして今日、別の農家さんたちが田んぼにコンバインを運んできてくれた。手作業の脱穀だけでは日が暮れてしまうので、明日は機械も併用して進めるのだ。
「もう2年は使うとらんけえ、試運転せにゃいけん」。農家さんがコンバインに乗り込みながら大声で言う。コンバインを路肩から田んぼに降ろそうとした瞬間、ドスンという衝撃音とともに、つんのめったコンバインがびくとも動かなくなった。
「ありゃ、動かんで」。げっ、脱穀のもくろみはいきなり暗礁乗り上げか! と思うや否や、農家さんたちはチェーンでコンバインを路肩に引き上げ、レバーをがちゃがちゃやっているうちに再びウイーンと動き出した。さすが、ほんとなんでもできる農家さんたち。まったく無力なアラフォー隊員は、ひたすら尊敬のまなざしを送る。
飲み物などの準備も終え、今夜は地元の人からもらったイノシシ肉の煮込みで夕飯。これが絶品だった。臭みは全くなく、シンプルな味付けもうまい。野生の肉で体も暖まった。
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