The Phantom of Operaという映画にたしかキャサリン いや違うクリスティーナという役で出演していた歌唱力のある俳優が出演しているという理由で“ポセイドン”という作品を観てみた。
どちらの映画が先にこの世に誕生したのかは定かではない。
それにしてもひどい映画だった。これがオリジナル作品ならまあこんなもんかで済むのだろうが、リメイクだとどうしても旧作と比べてしまう。
オリジナルのタイトルは「ポセイドンアドベンチャー」だったはずだ。観たのは三昔ほど前のことだと思うが、もっと登場人物達の極限状態における人間模様に焦点を当てていたような気がしたけど今回のはドラマがない。
まあ、だからこそこの映画の存在させ知らなかったのか。
余談だが中年サラリーマンがひょんなことからダンス教室に通う映画はリチャードギヤのリメイク版しか観ていない。いつかオリジナルを観てみたいと思わないのは邦画に対する潜在的な抵抗があるからだろう。