ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

元気になったハリー

2014-03-31 20:54:23 | 日記

 3月16日の山口SDMアジリティークラブの競技会から帰ってから、疲れなどで下痢に悩まされていたハリーですが、やっと練習できるほど元気になりました。

 4か月の孫ちゃんが我が家にやって来たとき、焼き餅焼きの一面をのぞかせ、「僕も、ボクも」と言って対抗して甘えますが、ちょっと目を離したら一緒にスヤスヤ寝ていました。

(まだ4か月なのにイッチョウマエに、演技の甘え泣きをする孫ちゃん)

(僕もかまって・・・と焼餅)

(一緒にすやすや)

 広島県内の桜は満開のときをむかえています。

 今年は広島市などの西部地方が早く咲いて、すでに散り気味になっています。竹原以東の地方では、ちょっと花が遅いようです。

(忠海の遅い桜)

 元気が回復したハリーを伴って、忠海の黒滝山・白滝山の桜を見に行きました。桜の本数はあまり多くはないけど、ここは芸予諸島を見下ろすオーシャンビューと、奇岩ゴロゴロの美しい山容を合わせ見ることができる絶好の場所です。また、桜だけでなく、藪椿や山つつじの花なども楽しめます。

(さくら堂付近地図)

 初めに、桜と海・大久野島などを眺めながら、黒滝山登山口のさくら堂で手作り弁当を食べました。

(黒滝山の登山口にあるさくら堂の眺め)

(椿も咲いている  これは栽培種です)

 その後車で小泉小学校付近に回り、再度山道を上がって龍泉寺駐車場に駐車し、白滝山に登りました。

(白滝山へのルート地図)

 白滝山龍泉寺は、芸州霊場になっていて霊験のあるお寺のようです。お寺の付近には沢山の桜が咲き乱れていました。

(白滝山の龍泉寺)

(龍泉寺の桜林)

(山つつじ)

 お寺からさらに小路を上ると、磨崖仏の描かれた巨岩があって、ここが標高342mの山頂です。

(標高342mの山頂)

 山頂からの眺めは抜群で、眼下に天空の城のような東屋が見下ろせます。帰り道はこのロマンチックな東屋を経由するルートをたどりました。

(天空の城のような東屋を見下ろす)

 


ハリーの体調

2014-03-23 22:41:46 | 日記

 ハリーは、16日に山口SDMアジリティークラブの競技会に参戦して帰宅後、深夜に下痢嘔吐の症状がありました。その後、一旦は良くなったと思ったけど、またひどくなって、2日近く断食させて様子を見たけど、良くなりません。
 これ以上放置して悪化させ、衰弱したら大変と思い、土曜日に獣医さんに連れて行き、「今は、断食療法より、患者に食欲があれば食べさせた方が良い。」と言われました。疲れで体力が落ちていたのか、検便したら悪玉菌が増えてました。
 今日の日曜日は、町内会の親睦グラウンドゴルフ大会が催されました。
 ご近所の方々と交流でき、屋外行事なのでワンコも参加できたのに、ハリーを連れて行けずに残念です。美味しいオデンや、おむすびなんかも沢山出て、楽しいイベントでした。

【おでん・おにぎり】

【いただいた賞】


 土曜日にいただいた薬(下痢止め、整腸剤、抗生剤)が良く効いて、体調は急回復していたので、何とかハリーだけ留守番させてイベントに参加できました。

 ハリーに元気がないと一家が落ち込む我が家ですが、やっと元気なそぶりをみせてくれて、皆に笑顔が戻りました。

【薬】

 


平成26年3月16日 山口県西部ドッグメイトアジリティークラブアジリティー競技会 その2

2014-03-17 21:05:28 | 日記

 競技会の様子

 このアジリティー競技会は、ほかとは何か違います。いかにも手作りみたいです。他の大会のように沢山の学生アルバイトさんがいません。駐車場の誘導からコート内の補助者まで、地元の年輩クラブ員の方々が、汗をかいていただいているのが、よく見えます。

 また、地元の方々が、焼き芋、トン汁、おにぎり、その他色々な食べ物を作って廉価で提供してくださいました。

【焼き芋】

【軽食コーナー】

【コーナー内部】

 参加賞はB5サイズ袋+Tシャツor手提げで、B5サイズ袋は500円で持参写真データからプリントしていただけるというものでした。

【プリント作成風景】

 穏やかな天候に恵まれ、美味しい食べ物とこんな良い参加賞をいただき、私なんぞは「失格でもいいかな」とも考えたくらいです。

 それでいて審判員には稲川先生という超一流の方が加わっているのが、いかにも面白い。

 競技クラスは、1度・2度・AT1(ビギナー)・AT2(ビギナー+α)・AT3(AG3度レベル)となっていて、この「AT3」がこの大会だけのオリジナルな種目です。

 私は、「2度」の種目の他に「AT3」の種目に参戦したけど、このAT3を走る前から楽しみにしていました。

 練習では速いのに、本番では常に走りが冴えない我が相棒のハリーに対して、様々な活性化策を講じてきましたが、これといった成果は上がっていません。

 前回出場した大阪ブロック競技会において、ある人から思わぬ指摘をもらい遅まきながら私達ペアの「温度差が大きい」ことに気付きました。(…どこかの誰かが言っている「気付くの、遅いよなー。」)

 温度=テンションは絶対的なものと思い込んでいて、今まで一途にハリーのテンションを上げることだけを考え続けてきました。指摘されて気づいたことだけど、待てよ、「温度」なるものは相対的なものじゃないのか。

 名付けて「相対性理論」です。ン?それって、すでにある?…、じゃ「相対性テンション理論」です。

 ハリーの温度=テンションが低いときに私がやたらとムキになり、結果、オツムの温度が上昇する。その権幕に恐れおののき、ハリーの温度が益々下がるという悪循環を繰り返してきました。そこで思い至った秘策がありました。私が試合本番のときだけ無気力なフリをする案です。本気で無気力になるわけじゃなく、あくまでも芝居です。それを見たハリーは、私を元気付けようと気遣って、温度を上げてくれるという高等戦術のはずでした。

 でも、やっぱり駄目です。実際に競技会当日になって、スタートラインに立ってみると、フリでも無気力な風を装うことはできませんでした。アジリティー競技は、その緊張感に包まれること、崖っぷちに身を置く瞬間に醍醐味がある。真剣にやってこそスポーツの、楽しみでした。

 皆さん「AT3」は難しかったと言うけど、私とハリーペアーは、クェチカなどを使うとまったく何でもないコースに思われました。結果はメチャメチャ遅い走りながら失格しないで完走できました。完走したのはS・M・L各カテゴリーに1頭だけで、遅かったハリーが何と1席に輝きました。ちょっと恥ずかしい結果です。(「2度」は、JP・AGともメタメタでした。シュクン)

【AT3表彰式】

◎AT3

 AT3のコースは、オープニングの№2をクェチカできるかどうかがポイントのようでした。ハリーは、技術的には問題ないがテンションが上がりませんでした。練習のときとは別人みたいな鈍い走りで、私なんか№7のドックウォーク出口で解けた靴ひもを直そうかと思うほどの余裕がありました。

 №10のAフレーム頂上で止まって不安顔をするのは、審判先生が立つ状況下ではお決まりの仕草です。

 №15は、失敗する犬が多かった箇所でしたが無事にクリアー。№18への中抜きは、基本テクニックの一つですが、問題なくクリアーできました。№20のシーソーは、審判先生の存在を気にして失速気味で、ヒヤリ。でも何とかゴールインできました。冷や汗。

◎JP2

 JP2は、№1~№3が一直線に並ぶ幾何学的な面白いコースで、№3をクェチカできるか問われていました。ハリーはこのコース技術では問題ないけど、№5ハードルで私のテントを見つめて止まってしまい、拒絶を取られました。全体的にも走りが遅く、失格こそしなかったがメチャメチャでした。

◎AG2

 AG2は、コースとしては意外に簡単でした。№2のシーソーが矢鱈と遅くなって恥ずかしかったです。№3はAフレを回避して図下側を回す人が多かったけど、私は上側をオーバーさせました。№8のドックウォークは何とか通過できたけど、№9のトンネルから中々出てきません。あまりにもテンションが低い。それでも、助走の少ない№11のダブルバーは、クリアーできました。№12は左手で後に払って飛ばした後に、背中を回して右手で№13のスラに入れることができました。ここだけ良かった。

 トンネルで、メチャメチャ時間がかかって№19のときにタイムオーバーの失格でした。残念です。

 帰宅して翌日(今朝)、ハリーを庭に出したら、かわいそうに下痢と嘔吐をしました。あのテンションの低さは、どうやら体調不良が原因だったようです。でも、単なる軽い風邪みたいで、重症じゃなさそうで良かったです。

 


ブルーロードを通って、椿咲く宇賀ふれあいセンターに

2014-03-16 20:15:15 | 日記

 平成26316日 山口県西部ドッグメイトアジリティークラブアジリティー競技会

 山口3月のアジリティー競技会は、下関市豊北町の豊北総合運動公園から長門市日置の千畳敷で行われてきましたが、昨年からここ下関市豊浦町宇賀の宇賀ふれあいセンターで行われるようになりました。

 いずれも日本海側で、山陽・中国自動車道から距離があるという難点があるものの、河川敷などの仮設の場所でないので、グラウンドの水はけが良いうえに、駐車場やトイレなどがしっかりした施設で、走りやすく、待機しやすい環境です。何らかの事情で前回大会開催場所が使えなくなって、主催者さんが方々探して確保してくださった会場でしょうけど。大変、ご苦労様です。

 例年以上に寒かった冬も終わり、我が家の庭の枝垂れ梅も綺麗に咲き、愛車のスタットレスタイヤは、もう脱ぎ棄てました。梅や菜の花などの可憐な花々に彩られた沿道では、早くも春耕が始まっています。

【我が家の枝垂れ梅】

 今回の会場である「宇賀ふれあいセンター」に行くには、普通は小月ICを出て菊川付近を辿る道筋でしょうが、東方面からでは無駄に高速道路を経由させられるので気に入りません。

【美祢から宇賀へ】

【田耕タスキ付近】

 

【国道435号から県道270号に入る入口】

【県道270号からブルーロードに入る入口】

 そこで私が冒険的に選択した行程は、広域農道豊関2期地区(愛称「ブルーロード」平成23年3月に全線開通したばかりの新しい道)を通るルートです。

 ブルーロードは、県道270号豊北町田耕(タスキ 上太田付近)⇔県道260号豊浦町宇賀(大歳神社付近)を結ぶ延長6.7kmの広域農道ですが、これを実際に走ってみたら、長い宇賀上峠トンネルが印象的な、道幅が広く、直線又は緩やかなカーブが続く走りやすい、快適な道でした。

 美祢ICを出たら国道435号を豊北方面に北上します。途中豊田中地区で国道491号に左折できる場所があって、ここで左折して西進しても川棚越から目的地には着くが今回はあくまでブルーロードを目指したので、左折しないで北上する道を選びました。

 殿居地区を過ぎても国道435号をどんどん北上し、右側に河川が迫った場所まで来てから左折して、県道270号に入ります。

 県道270号からのブルーロード入口は、「広域農道」と表示が出ていて、中央線路上表示が一本線から斜線群に代わる、広い三叉路です。

 ブルーロードは宇賀上峠トンネルを抜けるとすぐに終点で、出合った県道280号を鋭角に曲がって右折します。県道を行くと、すぐに左手に大河内温泉があって、JKC会場の宇賀ふれあいセンターはすぐそこです。

 山口県の一般道路は、いずれも立派に整備されているので、無駄に有料道路を走る必要はないと思います。

 JKCアジリティー競技会会場の宇賀ふれあいセンターは、中学校廃校の跡の活用施設ですが、印象に残ったのは藪椿でした。野生種の樹木なので、個々の花は小さいが数を沢山付けていることです。この辺りは何故か椿の生育に適した土地のようです。アジリティーのことばかり考えずに、あたりに目を向けたら、あちこちに、可憐な椿が咲いていて、散った樹下も赤く染まっていました。

【宇賀ふれあいセンターの椿】

 会場の宇賀ふれあいセンターには、広島・福岡などの西日本各地から大勢の人たちが集まって、いかにも春が来て花々が咲き誇ったごとくでした。

【JKC会場のにぎわい】


打楽器アンサンブルHUPPsの2014.03.09 Spring Concertを聴いて

2014-03-09 18:53:36 | 日記

 広島大学教育学部第四類音楽文化系コースで打楽器を専攻している学生を中心としたアンサンブルグループ、HUPPs(「ヒュップス」と読み、「Hiroshima University Percussion Players」の頭文字から名付け)のSpring Concertを聴きました。

 教育学部音楽棟は、どこにあるのかな。学内の案内看板を頼りに探したら、総合博物館の南側にありました。

【教育学部音楽棟(F棟)の場所】

 

 はじめは下から入るのかと思ったのですが、本当は上側(北側)が一般者用の出入口でした。

【上から入って、建物内の階段を下りる】

 会場は、天井が高く、音響対策もしっかり施されていて、小さいながら立派な音楽演奏施設でした。

【立派な音楽演奏施設】

 ステージに小さな目覚まし時計が置かれていたので、「これなんだろう」と思ったら、最初の曲が「狂った時計」など3曲のアンダーソン・メドレーでした。時計はベルを鳴らして楽器の一つとして使われました。

【プログラム】

 休憩をはさんでの第2部の2曲目のG.ラクールの曲は、特別ゲストによるサックスホーンの演奏が加わりました。

 今日は、マリンバ(木琴・鉄琴に似た楽器)を中心にしたさまざまな打楽器による演奏でした。マリンバの撥は「マレット」と呼ばれますが、色んな色が付けられて、それぞれ違った音色がでるようです。また、太鼓みたいなティンパニにはペタルが付いていて、音色を変えることができるみたいです。

 今日は、打楽器の魅力に浸った一日でした。