ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

白市探訪

2015-11-16 23:17:27 | 日記

 今日は、私が加わっている老人の勉強会の講座で、白市探訪をしました。

(白市探訪駐車場に集合しボランティアガイドさんの説明を聞く)

(白市の町並みとは)

 

 ここ白市は、戦国時代に毛利元就の盟友であった平賀氏の城下町で、中世の城郭都市の面影を今に伝えています。

(土居)

(町から望む白山城跡)

 最初は土居跡を見ました。かつては広大な屋敷があった場所ですが、バイパス道に貫かれて、その面影はありません。土居跡からではありませんが白市の町から見た白山城です。普段は城郭都市である程度の防御はできるが、戦時に備えて安全保障の白山城があったのでしょう。

(西福寺から望む白市の町)

 白山城跡への道は、西福寺付近が入口です。そこにあるのが木原氏の六地蔵です。木原氏は、元は平賀氏の分家で木原城主でしたが、毛利方が関ガ原で敗れて木原氏も7千石に減封されて周防に移ったとき、その石高では全員が随行できないのでこの地に残留し、江戸時代には豪商として繁栄した一族です。平賀氏時代よりも大幅に規模を小さくしたが一応立派なお堂(光政寺)を再建し、ここに、安芸の名立たる文人が多数集まって句会を開いた痕跡が鶯塚です。

(木原氏の六地蔵)

(安芸の著名な文人が集ったお堂(光政寺))

 

(養国寺山門とその鬼瓦)

 白市で一番のお寺が、養国寺で、山門の改修時に取り換えた古い鬼瓦が立派です。

(伊原惣十郎家住宅を見学)

 

 

 明治以来に鋳物業で栄えた伊原惣十郎家住宅を、見学しました。明治時代創建の民家で、槍や三条実美の書が鴨居にかかっていました。二階に上がる箱階段が、急で怖かった。

(伊原八郎家の屋根も凄い)

 向かい側にある伊原八郎家は、大正時代の民家ですが、屋根瓦が立派です。

(城郭都市の防御機構)

 付近にある坂道を挟む石垣は、中世の城郭都市の防御機構を今に伝えています。


2015.1108徳島北ドッグスポーツTRクラブアジリティー競技会

2015-11-09 10:55:36 | 日記

 アジリティー競技会の出陳目録、進行表及び予約スペースの配置図が、ノイマンドックスクルーのHPに事前に掲載されていたし、また個人でスペース申し込みしていた私には自宅に封書でも送っていただいていました。

 スペースの位置やゼッケン番号、概ねの出走時刻が事前にわかっていたので、当日は安心して、ゆっくり会場に行くことができました。

 そこで、前日7日の土曜日に、余裕の徳島観光旅行ができました。いつも徳島(藍住町名田橋下河川敷広場)に行くときには、四国入り後に高松自動車道を板野ICまで一直線ですが、今回は遠回りして、まんのう町から紅葉の阿讃山地を越えて西阿波(美馬IC)を通るルートを選択し、徳島の博物館を見学したあと、鮎喰川沿いにある神山温泉に浸かり、その下流にあるワンコと泊まれるペンションに宿泊しました。

(旅のルート)

(宿を中心にした地質)

 美しい風景と和泉層の地質に思いを巡らせ、道の駅「ことなみ」を過ぎてからの阿讃山地南麓の活断層によってできた急な山の斜面の下り坂に閉口しながらも無事に美馬ICに到着した時にはまだ午前11時頃だったので、中央構造線をなぞる徳島自動車道を一走りして徳島市街地で昼食を摂った後に訪れたのが、「文化の森」にある徳島県立博物館です。

(博物館の外構・外壁)

 ここで驚いたのが、外構と建物外壁に使われている美しい三波川変成帯緑色片岩の四国青石です。よく見ると点紋や明確な片理、石英の脈などが認められる石や、そうでない石などとそれぞれに個性があります。

(博物館)

 ラッキーにも県立博物館常設展は入場無料でした。館内に掲示してあった、日本列島の地帯構造と四国の地質はとても良くわかります。

(展示)

 私が一番見たかったのは、三波川変成帯の結晶片岩と秩父累帯の岩石ですが、わかりやすい標本が展示してありました。でも、どうやら子供たちに一番人気なのは、カンカン石かな。

(徳島城)

 その後、徳島城址に石垣を見に行きましたが、庭園の青石と樹木の凄さに驚きです。なお、庭園の入場料は50円ですが、私達夫婦は65歳以上なので無料でした。この日はどこに行っても無料だったので、「感無量」といったところです。

 「ここらで、茶菓子などいただきながらお茶にでもしましょう。」ナーンちゃって、実はこの茶菓子みたいなのは、お城の周辺で拾った青石と赤石です。綺麗でしょう。

 アジリティー競技会の方は、主催者の素晴らしい進行・運営に加えてアジリティーコース設計も面白かったにも関わらず、ハリーの体調と気力がイマイチでちっとも走らず、あまりご報告できる競技内容ではありませんでした。残念無念


秋は、仙石庭園を楽しむ季節

2015-11-06 09:05:19 | 日記

 仙石庭園は、東広島市在住の山名さんという病院オーナーの方が個人で開園している同市高屋町にある石庭で、全国の銘石・奇石・組石を回廊しつつ鑑賞でき、全体として庭園形式をとっています。岩石の種類や量の多さは他に類を見ないものであることは、このblogにおいて何度もご紹介してきましたが、秋は庭園散策の絶好の季節です。

(庭園全容:ホームページhttp://senseki.org/about/index.html 「石の都、仙石庭園へようこそ」)
 このたび、まだ完成品とまではいかないが、おおむね良いかなというレベルの園内マップが描けたのでアップします。苑内回遊の参考にしてください。

(1〜83番まで番号を振った各石のミニ画像)

(番外の景色)


2015.11.01 小谷青空コンサート

2015-11-01 19:47:44 | 日記

 近くに住んでいながら、私知らなかった。うかつだった。山陽自動車道小谷サービスエリア上りで、こんな素敵な催しが毎年開催されていたなんて。なんと、今年が第7回目だったとは。

(準備中)


 凄腕の地元のアマチュアの方々が腕前を披露し、観客との距離感が近い楽しいコンサートでした。大変でしょうが、これからもこのような催しを続けていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 こんな場にハリーを同伴させるのも、練習では走れても、大会の音響などにおびえていつもアジリティー競技会の本番では力を発揮できないハリーには、大変良い訓練の機会になると思います。

(東広島ウインドアンサンブルの演奏)

(竹山流津軽三味線演奏中の妙なる笛の音)