ハリーと楽しむアジリティー

ミニチュア・プードル ハリーとアジリティーを楽んだ日々の想い出

黒田選手が200勝達成

2016-07-24 08:11:10 | 日記

 

 この日、試合の見物に先立ち、まずは床屋に行って私の白髪頭を黒く染めました。ウーン、ハリーは「俺もクロだ」と言ってます。

(素晴らしい席)

(バスで出発)


 この日の野球観戦は、地域協議会の地域活性化活動参加でした。役員さんには、最高の席の入手しにくいチケットを確保していただきました。ありがとうございます。大型バス2台で、いざ球場に出発。

(3回には、勝利の趨勢)

(水分補給を心がけました)


 試合の趨勢は3回で決まり。黒田投手は、何時になく楽な戦いでした。

(勝利の瞬間)

(興奮のルツボ)

(表彰)


納涼水石展

2016-07-18 19:47:03 | 日記

  

  日曜日に、広島県立産業会館東館に広島ミネラル展を見に行きましたが、同会館の別館(食堂の棟)の2階で「納涼水石展」が開かれていた。
  美しいイロハモミジの盆栽が看板娘で、しゃれた小品盆栽が多数並べられていた。外界の暑さを忘れさせるような納涼感でした。
 水石は、真黒石や砂谷石で見事な造形でした。

(玄海真黒石)三郡蓮華変成帯の岩石でしょうか

 

(砂谷石)ペルム紀付加体の中の玄武岩が、貫入してきた花崗岩の熱で弱い変成をした緑色岩 玄武岩特有のガスが抜けた細かい穴が顕著

(玄海真黒石)

(四万十川石)

(備前真黒石)

(安部川石)

(天竜川石)

(真黒石)

 

 

(神居古潭石)

(若狭三倉石)

 


第1回広島ミネラルマルシェ 地球が創った宝物展in広島

2016-07-17 19:40:02 | 日記

 

 

 広島県立広島産業会館東館で、716日~18日の間開催されているこのイベントに行ってきました。

料 金は無料ですが、沢山の鉱物・宝石の取扱業者が出店している中国地方で初めての開催のミネラルショーで、地球の創った宝物に触れてみることができるパワーストーン・鉱物・化石・隕石の展示即売会です。私なんか高価な宝石類購入には、とても手が届かないけど、目の保養になり大満足でした。

 今日は、水晶割体験・琥珀磨き体験、親子パワーストーンブレス作りなど体験型イベントも開催しています。

 水晶・アメジスト・アンモナイト・恐竜の歯・琥珀・アクアマリン等、数10万点の天然石が集まっています。

 水晶だけでも色んな種類があり、水晶の仲間の珪酸塩鉱物に広げると実に多様です。それに、長石の仲間、蛍石、黄鉄鉱など様々な好物を手に取って観察できました。

 また、無料プラネタリウムもありました。コンテンツは、当日の夜の広島市の夜空を再現し、解説して頂きました。あいにくの空模様ですが数日後に晴れたら、広島の夜空を眺めると同じ配列の空を見ることができました。オリジナルコンテンツで、隕石の落下も上映されました。

(凄い人出でした。若い人、鉱物女子も多い)(値札が付いてるところが、どんな学術文献よりも実践的です。)


 

 石英(結晶=水晶)は、地表で最も多い鉱物である酸素 (45.2%)2番目に多い珪素 (27.2%)からなり(化学式SiO2)、おそらく単一の鉱物としては地表で最多といわれています。沢山出品されている鉱物のなかでも、まずは水晶から見ていきます。 

(透明で、美しい水晶)

(蛍石付き水晶)

(ジオード水晶)

(水入り水晶)

石英は本来は無色透明、不純物の混入や放射線の影響などにより、さまざまな色が付く。色つきの水晶としては、灰色を帯びた煙水晶 や紫水晶などがあり、微量の不純物と放射線を浴びたことによる結晶構造の乱れにより着色すると説明されており、人工品もつくられている。紫水晶は玄武岩の晶洞の中に群生したブラジル産のもの。その他、ルチルの針状結晶を含んだ水晶(針入り水晶)、緑泥石を含んでやや緑色を帯びたものや、赤鉄鉱を含んでやや赤くなったものなどもある。

(様々な水晶)

(大きな水晶が、5割引き 展示会での購入は午後からに限る)

(クラスター水晶を買うなら、セールで)

(黄鉄鉱入り、ルチル入り)

(エンジェルラダー水晶)

(石油入り)

(紫水晶 微量の鉄と放射線源が必要。紫色は不安定で、熱したり日光に長時間当てると退色する。)

(黒水晶)

(水晶ジオード)

長石は、本来箱形をした鉱物で、ガラス光沢を示す。多くは白色をしているが、不純物や風化の程度により緑や赤などの色をもつこともあります。石英と比べると透明感があまりあまりなく、特定の方向に割れやすい性質(劈開)がある。

長石とは大きなグループ名で、化学成分の違いによってカリ長石と斜長石の 2つのグループに分けられる。グループ全体で見ると、産出頻度は鉱物の中で最も高く、石灰岩などを除くほとんどの岩石に含まれていて、地殻表層部では約 60%を占めるといわれている。

斜長石には、化学組成の違いによって、曹長石と灰長石、及びこれらの中間的なものがある。ほとんどすべての火成岩に含まれるほか、大部分の変成岩や多くの堆積岩にも入っている。長石の中には、独特な輝きをもつものがいくつかあり、宝石や装飾用石材として使われている。ラルビカイトは閃光を放つ長石(月長石げっちょうせき)を含んだ装飾用石材で、世界中で使われている。また、ラブラドル長石は青白い光を放つ。

(ラブラドル長石)

そのほかにも、様々な鉱物が展示されていた。

(方ソーダ石の仲間 ラズライト)

(蛍石、緑玉髄)

(珪孔雀石)

孔雀石& 藍銅鉱について。孔雀石は濃緑色の美しい鉱物。銅を含む鉱物が雨水によって溶け出し二次的に沈着したもので、銅の鉱山の地表近くの風化帯にできます。銅の表面にできる緑色のさび(緑青)と同じような成分。ふつうは塊状~腎臓状で、断面には鍾乳石に似た縞模様がある。これがクジャクの羽を思わせるところから孔雀石の名前が付いた。銅鉱石として、また色と模様をいかしてアクセサリーや工芸品に加工されるほか、粉末は顔料がんりょうや日本画の岩絵具にも使われている。でき方や成分が孔雀石とよく似ている鉱物に、藍銅鉱がある。よく孔雀石とともに産出。濃い藍色をした鉱物で、光沢のある結晶をとることもありますが、多くは塊状です。藍銅鉱も銅鉱石として、また顔料やアクセサリーに利用される。

(藍銅鉱、一部がより安定な孔雀石に変わっている)

淡い真鍮色の鉱物で,いろいろな種類の岩石に含まれている。金属光沢をした鉱物のうち、最も普通に見られる鉱物で、徳島県内では、「阿波の青石」(緑色片岩)や四万十帯の黒色泥岩のなかに肉眼的な結晶が入っていることがある。黄鉄鉱は結晶の形をとりやすい鉱物で、立方体512面体・正8面体の面が組み合わさって多様な形のものができる。

なお電子顕微鏡的なサイズの結晶集合体は、海で堆積した泥岩や泥層の中にごく普通に含まれている。このような黄鉄鉱は空気に触れるとすみやかに硫酸と酸化鉄に分解し、その結果、海成粘土特有の「硫黄くささ」の原因となるほか、酸性土壌となって果樹を枯らせたり、地下に埋めた鉄を腐食させたり、人工的に切った斜面を崩壊させるなど、さまざまな困った現象を引き起こすが、「愚者の金」とも呼ばれるように金色に輝くので、このような展示会では人気がある。

また、菊花石も高価に取引される。





白鳥伝説と高屋

2016-07-13 16:15:18 | 日記

 私は、地域の老人の勉強講座に参加して、衰えた頭に毎月、何らかの栄養補給をしていますが、先般、郷土史研究家の井上康秀先生の白鳥伝説のお話しを聴かせていただきました。

私たちの地域で歴史的に重要なのが、中世の地頭領主「平賀弘保」と「白鳥神社」ですが、平賀氏については昨年までにお話を聞かせていただいて、今回の白鳥伝説が残っていました。

 古事記(及び日本書紀)によれば、日本武尊=倭建命は、現在の三重県で亡くなったようですが、その魂が八尋の白鳥となって天に舞い上がり、西に飛び去ったそうです。日本武尊の化身の白鳥が四国地方を経て、最後にたどり着いたのが私たちの町、高屋町の白鳥山だということです。

 松の枝に止まっていたところ、白い犬に吠えられて驚いて別の枝に飛び移り、更に雉の鳴き声に驚いて飛び去ったのが、白鳥の最後とのことです。

 以後、白鳥山付近では白犬を飼ってはいけないこととなり、この付近にだけ雉も生息していないという伝説です。

 戦国時代の英傑「平賀弘保」も凄いが、古事記(及び日本書紀)記述のある日本武尊=倭建命の化身の終焉の地となれば、これは凄い地域だったのですね。

(郷土史研究家 井上先生のお姿)

(白鳥伝説)

(白鳥神社・白鳥山マップ)


(遠景)

(車道入口)

(車道の標示  随所に表示があり迷わず登れる)

(今日は大雨、神社を前にして通行止め 残念)