私は、高見が丘地域センター、東広島市総合福祉センターなどで開かれている老人の勉強会「地域デビュー講座」に参加していますが、先週、「避難所運営ゲーム体験」を学びました。
日本列島のほとんどが、海洋プレート上を1億年以上の時をかけて運ばれてきた付加体で、不安定な地盤で暮らしています。火山帯でもあります。温泉や清冽な水が流れる河川、青い海や四季豊かな森林、変化に富む地形に恵まれた大地は揺らぐし、常に災害のリスクを負っています。
もし、大災害にみまわれたら… 先週は東広島市総合福祉センターで避難所運営について、ゲームの形の実習で体験的に学びました。
この日の教室は、東広島市総合福祉センターの1階の社会適応訓練室です。私たちのようなリタイヤ後の老人は中々社会に適応できないわけですが、私としてはその対策としてこのような講座に参加しています。実にそのものズバリの教室名ですね。
教室には、社会福祉協議会の担当者の方が、実習に必要なグッズを置いた3つのテーブルを事前に準備してくださっていていました。私たちは、それぞれのテーブルに10人くらいずつに分かれて座って、実習開始です。
どうやら、回答はないようですが、「避難所運営」とはなかなか難しい。例えば原則として避難所には徒歩で来ていただくこと、原則「車はお断り」とのことですが、過疎の田舎のほとんどの家は、距避難所との離が遠くすぎて歩いて行けないでしょうね。
なお、軽くて小さな、緊急時用ホイッスルをいただきました。いつも身に付けるには、携帯TELのストラップに付けるのがベターかな。