(見出し写真は、山陽自動車道下り(帰り)の福山SAバラ園)
この週末は、福山のバラが最もきれいな時でバラ祭りが開催されていました。私達もバラ祭りに行きたい思いにかられながら、後ろ髪を惹かれてのドラハ遠征になりました。 行きの福山SA(上り)にはリニューアルし後間がないので、特に美しいバラ園があるけど、深夜だったのでやむなく通過しました。
私とハリーは、アジリティーを始めて久しいけど、毎年寒い季節ばかりに走っていました。 一番遅い出陳時期が5月上旬の四国ブロック競技会でしたが、暑い日差しが災いしてか、まともな走りじゃなかった。まったく、話にもなりませんでした。
そこで今回は、思い切って近場の四国丸亀を回避し、遠路滋賀県竜王町まで遠征しました。 屋根のあるドラハの初夏がいかなるものか、アジラーとして一度は体験しておきたい気持ちもありました。
それに、滋賀県なら、大阪在住の娘宅を根城にして、夜は孫ちゃんと積木遊びなどができます。
(午前6時頃、Uターンして入場を待つ車列)
広島を深夜に立って高速道路をひた走り、未明に一旦ICを出て、大阪の娘宅に妻を下して午前8時ごろにドラハに到着しました。ドラハのゲートは午前6時に開門ですが、門前の細道にビッシリ入場車両が並んで、チェックを受けてから順番に入場します。結構これで時間がかかるので、予めトイレを済ませておくのが通というものです。
(場内マップ)
竜王町総合運動公園という広い敷地の中にある施設の一つ「屋根付き多目的グラウンド」が「ドラゴンハット」で、これをご説明するために現地(トイレ近く)に掲示してある園内マップを掲載します。
(ドラハの構造)
(防風パネル)
HPにある図が、ドラハの構造をわかり易く図示してくれています。壁の代わりに周囲に防風パネル(テント張り)を巡らせていますが、5月下旬の競技会当日も撤去していませんでした。24日&25日の2日間とも良いお天気になったので、午後から室内の気温はかなり上昇しましたが、これって、何とかならないものでしょうかね。
(食堂)
嬉しかったのは、食堂の料理は50円追加払いしたらテイクアウトが出来たんです。昼過ぎ頃が、見分や他のペアーの走りを観察するなどで最多忙の時間帯なので、親子どんぶりをテイクアウトして食べましたが、美味しかったし、大助かりでした。
(ゲリラ的に置いた折り畳み式ケージ)
1日目は私一人だけの参戦だったので、出走場所付近の場内端っこに、適当にケージとイス1つを運んで対応しました。ハリーはというと初め頃には落ち着かず、再三ケージから顔を出しては周囲の様子をうかがっていましたが、もっと大人しくなってほしいです。困った子。
(24日AG2 標準タイム・コース図)
1日目のAG2は、スラ、ジャンプ、走りはまずまずだったのに、惜しいことに№3トンネル(出てくるのが遅い)、№4ドクウォーク(歩きながらキョロキョロ)、№8Aフレーム(頂上で一服)、№13トンネル(出てくるのが遅い)のところでそれぞれ多大の時間を食ってしまって、大幅タイム減点という結果に終わりました。
(24日JP2 標準タイム・コース図)
1日目のJP2は、同じくスラ、ジャンプ、走りはまずまずだったのに、3か所のチューブトンネル(№4、№14、№17)でやたらに時間を費して、2つの障害を残してタイムオーバーを宣告されてしまいました。
AG・JPとも、オーバーなどのテクニックが使える楽しい配置が随所に有り、ハリーが喜ぶコース設計だったのに残念でした。
(孫ちゃん一家の熱い応援)
2日目の競技会は、妻や娘の家族が応援に来るので、観戦スペースを確保して万全の体制で挑みました。孫ちゃんもハリーを励ましてくれたので、もっと頑張っても良かったのですがね。
(25日AG2 標準タイム・コース図)
2日目のAG2は、№4のスラで、失速してしまいました。失敗こそ取られなかったけど、こんなに遅いスラの走りは練習でも見たことがないものです。№7と№15のトンネルも出てくるのが遅かったけど、滅茶苦茶スラが遅かったため、結果的にタイムオーバー失格になりました。残念
(25日JP2 標準タイム・コース図)
もっとひどかったのが2日目JP2です。最初から走る気がなく、№2のハードルを飛べず失格です。まったく競技にならない結果でした。
今回の競技会については、練習時の鋭い走りぶりと、犬の体力を温存して臨んだことなどから、僅かの期待を持っていたのですが、無残にも打ち砕かれてしまいました。
ここまで惨敗するということは、ハリーに関しては競技コート内での色んな作戦も良いけど、車で移動中にケージの中で寝てない子なので、輸送疲労が原因ということもあるかなと思わざるを得ません。原因が競技場外にあるとするならば、いったいどんな対策があるのかな。
今日の月曜日、「帰りこそは」と山陽自動車道の福山SAに寄ってここのバラ園を見て帰りました。大雨に打たれて痛々しい姿だったけど、それでも当たりに香りを漂わせ、必死に咲く花のたくましい美に、魅了されました。
(山陽自動車道の福山SA下りのばら園)