鶴と亀が滑った
「鶴と亀が統べた」という意味であり、鶴をシンボルとした権力者と亀をシンボルとした権力者を表している
鶴:ニギハヤヒノミコト
亀:大国主命(おおくにぬしのみこと)
統べるには、「一つにくくる、まとめる」という意味がある
ニギハヤヒと大国主が一つにまとめられている場所を見つければ後ろの正面がどこかが分かる
海部氏系図(あまべしけいず)で、同時に祀られている神社があることが分かる
それが、京都の「籠神社(このじんじゃ)」
籠神社の後ろの正面に位置するのが「眞名井神社(まないじんじゃ)」
そこで祀られているのが「豊受大神(とようけのおおかみ)」
かごめかごめの歌詞には、古代日本の真の支配者の存在と豊受大神が祀られる眞名井神社の場所を指し示す、という暗号が隠されていた
では、豊受大神とは何者か?
日本神話にはほとんど登場しないが、特別扱いされる神様
伊勢神宮では、天照大神と並んで主祭神として祀られる
渡来人秦氏が日本に持ち込んだウカノミタマという神と同一視されている
宇宙を表すアメノミナカヌシという神様と同じ存在だとも言われている
籠神社82代目当主、海部光彦さんが海部氏系図を公開
海部氏の祖神であるニギハヤヒノミコトが天の神から授かったとされる「息津鏡(おきつかがみ)」「辺津鏡(へつかがみ)」も公開している
天照大神がニギハヤヒノミコトに授けた10種類の宝「十種神宝(とくさのかんだから)」の中にある2つの鏡の名前とも一致
籠神社の裏家紋も公開しており、それは、六芒星の形をした「籠目紋」であった。
海部光彦さんは、奥宮である眞名井神社に祀られている豊受大神は外来の神様であると述べている。
ニギハヤヒと賀茂氏の氏神は大国主の息子である事代主と同一であるとも述べている。
かごめかごめの歌に登場する籠の中の鳥こそが、豊受大神を指している。
丹後国風土記(たんごのくにふどき)にも、豊受大神は天女であり眞名井という土地に降り立ったという話がある。
海部氏に伝わる伝承でも、豊受大神は籠に乗って地上に降り立ったと記されている。
籠目とは、籠に乗った天女、籠女であり、すなわち豊受大神を表している。
海部一族が代々受け継いでいる国宝、海部氏系図に記されている情報によると、
「籠神社の奥宮眞名井神社の磐座(いわくら)には豊受大神、またの名をアメノミナカヌシ、国常立尊(くにのとこたちのみこと)その御顕現の神をウカノミタマすなわち稲荷大神と申す」
と記されている。
豊受大神は宇宙そのものを表すアメノミナカヌシや国常立尊と同じ神様であることや、日本神道には存在しない唯一心的な神様であること、その神が姿を現した時の姿がウカノミタマ・お稲荷さんであることを示している。
ウカノミタマは渡来人秦氏が持ち込んだ海外の神様であり、豊受大神も籠に乗って日本に降り立った海外の神様である。
そして、唯一神に、六芒星。
さらに、眞名井神社の社殿には、
「ここ眞名井原は、天井において、日の神・天照大神と、月の神・豊受大神が、密かに結ばれた契りを、尊くもこの地上において化現(けげん)された霊跡である」
と書かれている。
海外から持ち込まれたはずの豊受大神の正体はツクヨミであった。
天井で、天照大神とツクヨミが交わした契約が眞名井原で実行された。
天上で契約が交わされた後、時を経て眞名井の地に降り立ったのは、豊受大神を崇拝する渡来人の一団であった。
眞名井の地に降り立った豊受大神は、人々にお酒の造り方や機織りの技術、稲作を伝えたとされている。
そして豊受大神が最終地点として選んだナグという地域には、渡来の技術が散りばめられた大規模な遺跡が見つかっている。
豊受大神を信奉する一団は、日本の最高神・天照大神との約束を果たすために日本に降り立ち、国造りに協力したのではないか。
とすれば、秦氏が日本を支配せずに徹底的に裏方にまわってサポートした理由や、秦氏がウカノミタマ、すなわち豊受大神を信奉していた理由、そして、秦氏が最初弓月の民、月の民と呼ばれていたことにも説明がつく。
日本書紀に描かれる、ツクヨミ唯一の登場シーンの謎、ウケモチという穀物の神様と接触した後、姿を消している。
穀物の神と接触した後に姿を消している、つまり、地上に降りったっている。
つまり、ツクヨミは日本ではなく天照大神との約束を交わした後、海外にずっといた。
次に日本にやってきたときには、ツクヨミは豊受大神やウカノミタマに姿を変えて日本に上陸した。
なので日本にはツクヨミの神社は存在しない。
天照がご飯食べられなくなって、豊受大神=ツクヨミを近くに呼び寄せたという伊勢神宮の伝承があるが、これは海外から呼び寄せたということを意味している。
日本に降り立ったツクヨミの一団は、秦氏や賀茂氏に名前を変えて、秦氏は国造り、賀茂氏は八咫烏陰陽道を結成して裏天皇として天照の身の回りを支えていくのであった。
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