ユダヤの民はアークを担いで移動を続ける。
ヨルダン川を渡ろうとすると、川の流れがピターっと止まった。
アークには不思議な力があり、色々な奇跡を起こした。
40年かけて、ようやくイスラエルに戻ることができたが、そこには別の国があった。
高い城壁に囲まれていて中に入ることはできない。
ユダヤ人たちは、アークを担いで角笛を吹きながら、城壁の周りをまわりだした。
7日続けて、7日目になんと城壁が崩れた。
そして、12支族がイスラエルの地を再びまとめた。
12支族は基本バラバラであったが、12支族をまとめ上げた人がいた。
それが古代イスラエルの王ダビデ。
ダビデは巨人ゴリアテと戦い、石を投げつけて倒したことがある人。
ダビデ像で有名。
ダビデの息子はソロモン王で、神様から知恵を授かり、その治世は最盛期を迎える。
ソロモンの指輪をつけると、動植物と話をすることができた。
賢い王様として知られていた。
ソロモン神殿は大きな建造物であったが、石工職人によって作られた。
石工職人の親方はヒラムアビブ。
ソロモン神殿がヒラムアビブ監修のもと造られたのが紀元前10世紀ころ。
ただの石工職人集団ではなく、特殊な技術を持っており、影響力のある存在だった。
石工職人の集団を3つの階級に分けて、この特殊な技術を外に洩らさないように秘密の合言葉を使っていた。
この集団がフリーメーソンへとなっていく。
ヒラムアビブは、フリーメーソンでは神格化された存在となっている。
ソロモンの妻は、ほかの宗教を信じていて、異教徒の信仰を認めた。
十戒の中には、ほかの神様を信じたらダメだと書かれている。
ソロモン王が死んでからは、まとまりがなくなり12支族がまたバラバラとなり、北と南に分かれた。
北がイスラエル王国。
南がユダ王国。
この2つが10支族と2支族に分かれて戦う。
イスラエル王国の10支族は、別の国アッシリアに倒されてしまう。
ユダ王国の2支族も後々ローマ帝国に支配されて、そこにはいられなくなり世界中に離散した。
ディアスポラ。
これ以降、2支族のユダヤ人は国を失い流浪する。
国を失っても、ユダヤの人々は、ユダヤ教のルールを厳格に守り続けた。
では、アッシリアに支配された10支族はどうなったか?
敵のいない場所を目指して旅立ったという記述はあるが、どこへ行ったかは分かっていない。
失われし10支族。
同時に、契約の箱アークの行方も分からなくなってしまった。
アークはどこへ行ってしまったのか。
どうやら日本にあるらしい。
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