【閲覧数】3,509件2012年01月19日～2019.10.31）
播磨 塩田城跡 ～村おこしで整備～ 宍粟市山崎町塩田
塩田城は、地元住民ですらその存在を知りませんでした。
平成の世になってその姿が現れた‥というのは少しオーバーですが、事実一部の郷土歴史研究家に名こそ知られていましたが、現場を訪れた人はほとんどいませんでした。
▼塩田城の位置と街道
場所は、宍粟市山崎町塩田字谷。政所橋を渡って少しばかり進んだところに塩田・葛根（かづらね）林道入り口があり、その先に案内板があります。昨年、地域住民の手によって、案内板や歩道が設置され、雑木が刈り込まれ整備されています。
▼政所橋 ▼塩田・葛根（かづらね）林道入り口
▼塩田城跡案内矢印
城跡図面と歩道位置▼
この城は土万地区・千種町方面に続く街道筋の要の場所にあり、中世から近世（江戸時代）には、千種方面と山崎との往来でこの道がよく利用されていました。
▼やや急な歩道（階段）を登りきると本郭に至る
▼本郭の西側に石垣が残る
案内板の下に「塩田歴史探訪配置図」がありましたので紹介します。この図からも地域の村おこしの熱意が感じ取れます。
【関連】
戦国期 塩田城・明証寺の伝承
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