とりあえず見積もりを出してもらう。無理ってことはないけれど、ちょっと苦しい金額。
翌日突然の電話。昨日の営業さんからだった。大家さんに会いませんかと。実際に会って大家さんに信用してもらうのがいいからだそうだ。今日と言われて焦る。仕事休みの日で良かった。
会ってみると、しっかりしたおばあさまという感じ。営業さんを通じて私の仕事、子どもの中学校、高校(たまたま、今年から真面目ちゃんの多い高校に通っていた)、などが伝わっている。それは個人情報…なんだか複雑。
私の仕事先がお堅いところだったこと、真面目そうな風貌(?)、いろんなことを総合した結果、大家さんのお眼鏡にかなったのか、その場で借りることが決まった。信じられなかった。審査もすっ飛ばして、家賃や家のクリーニングについての話し合いになる(一応、形だけの審査はあった)。畳は色褪せていたけれどきれいだったし、クロスもそんなに汚れていない。大家さんは畳替えをしてくれると言ったけれど、現状のままで構わないと伝える。駐車場も、たまたま家の前が空いていたので、そこに決める。
家賃を少しだけ安くしてもらった。他の不動産業者に別物件を見せてもらった時も、同じように少しだけ安くすると言われたことがあった。実際のところ、家賃は交渉の余地を残した価格設定になっているのかもしれない。
それにしても、なんて運がいいんだろう。とんとん拍子とはこのことだ。
数日後、手付金を払い、実印、印鑑証明(私と保証人の両方)を準備する。各種書類書いたり、持ち帰って保証人にハンコをもらったり、言われるがままに進める。。鍵の引き渡しは現地集合ですか?なんてトンチンカンな質問をして、事務所でと言われ恥ずかしい思いをする。
引っ越しの10日ほど前に鍵を受け取る。大家さんに連絡し、挨拶に行く約束を取り付ける。近所でお菓子を買って挨拶に伺う。
家探しでは嫌な思いもしたけれど、何とか自力で満足のいく家を借りられた。感慨深い思いで鍵を受け取り、いよいよ引っ越しの準備に取りかかる。
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