よろず戯言

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アナと雪の女王

2014-04-21 23:23:02 | 映画

先日の休みに子ども達を連れて映画を観に行った。

ディズニーアニメ、“アナと雪の女王”だ。

アメリカでの原題は、“Frozen”。

フローズンて・・・凍結、いや氷結か?

原作はアンデルセン童話の雪の女王。

キャッチコピーは、「凍った世界を救うのは――真実の愛。

 

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険しい山々が連なる裾野の入り江に、巨大な城が建ち、

街が形成されている商業国家、アレンデール王国。

その王家に二人の幼い仲良し姉妹が居た。

姉の名はエルサ(CV:松たか子)、妹はアナ(CV:神田沙也加)。

 

エルサには秘密があった。

生まれつき、雪や氷を操る魔法を持っていた。

その魔法を使って、城内に雪だるまやスケートリンクを作り、アナと遊ぶのが大好きだった。

だが、あるとき、アナの頭に氷の魔法を当ててしまう。

その事件をきっかけに、エルサは自身の力を恐れて心を閉ざし、

傷つけたくないから、大好きな妹アナからも遠ざかるようになってしまった。

 

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だが、成長するにつれて、エルサの魔法の力は強くなってゆく。

力をコントロールできずに、触れたもの全てを凍り付かせてしまう。

国王(CV:根本泰彦)はエルサに手袋を付けさせ、

エルサの力を隠すため城を閉ざしてしまい、国民の元に出さないようになった。

 

ある年、国王と王妃は海難事故によって帰らぬ人となる。

王女で姉のエルサが成人を機に、王位を継承することとなり、

盛大な戴冠式が開かれることになった。

各国から客を招き、国は祝福ムード一色。

城内は各国の来賓をもてなすパーティが開かれ、

民衆は女王の姿を拝見しようと城の周りに集まる。

数年ぶりに城の門が開けられ、二人の王女が国民の前に姿を現す。

 

久しぶりに城の外へ出たアナは、

はしゃぐあまり、桟橋から海に落ちそうになる。

それを助けてくれたのは、他国から来ていたハンス王子(CV:津田英佑)だった。

境遇が似ている二人はすぐに意気投合し、たちまち恋に落ち、

いきなり婚約してしまうアナ。

 

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戴冠式を終えた後、エルサとアナは各国の来賓とともに、パーティを楽しんでいた。

だが、その席で、アナはエルサにハンス王子を紹介し、婚約したことも伝える。

エルサはアナの突然の婚約に驚き、急過ぎると結婚に猛反対。

姉妹は口論になり、大勢の人前で、氷の魔法が暴走してしまう。

人々に秘密を知られてしまったエルサは城を抜け出し、

ひとり、山奥へと走り去ってしまう。

そして人を寄せ付けないような険しい山の山頂付近に、

氷の城を築き、ひとり閉じこもってしまう・・・。

  

エルサの魔法の暴走により、街は凍てつき、吹雪が吹き荒れる。

入り江は凍り付き、全ての船が動けなくなる。

民衆も各国のお客も、夏なのに寒さに震える。

アナはエルサを探しに、ひとり雪山を登り出す。

一時的に国を任されたハンス王子は、エルサの氷の城へ兵を出す。

 

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アナは途中出会った、青年のクリストフ(CV:原慎一郎)と、

その相棒のトナカイ・スヴェンに助けられながら、雪山を登る。

途中、喋る不思議な雪だるまのオラフ(CV:ピエール瀧)も加わり、

とうとう氷の城にたどり着く―。

エルサを必死に説得するアナ、だがエルサの心は氷のように固く閉ざされ・・・。

そしてそこへ、ハンス王子率いる兵達が武器を構えてやってくる・・・。

エルサとアナは元のなかよし姉妹に戻れるのか?

氷と雪に覆われたアレンデール王国は元に戻るのか・・・?

 

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かなり面白かった。

ディズニーアニメって、ダラダラしたミュージカルのシーンなど、

大人が観るとたいてい中ダルみするシーンがあるが、

この映画にはそれがなく、ミュージカルシーンも含め、どのシーンも目が離せない。 

 

キャラクターが魅力的でたまらない。

エルサとアナ、二人のヒロインはもちろん、

クリストフとスヴェンのコンビに、なんといっても雪だるまのオラフ!

今作のマスコット的キャラクターがこのオラフ。

吹き替え版を観たのだが、このオラフのしゃべり方が面白い。

その声優を担当したのが、電気グルーヴのピエール瀧!

ピエール、あんな声出せてあんなしゃべり方ができるのか!?

本当に多才で器用な人間だ。

あと名前がないけれど、エルサが魔法で作った巨大な雪のモンスターも。

スタッフロールも最後まで見よう、このモンスターの意外な一面が観られるぞ。

 

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オラフとピエール瀧。

想像もつかなかった、さすがポンキッキーズ!

 

そしてこの映画ではずせないのが、圧巻のエルサの独唱シーン。

公開前の予告編や、CMでも使われていた。

城を抜け出し、山へと逃げ、氷の城を築くシーン。

この映画の象徴ともなっているシーンだ。

これでこの映画を観たいと思ったひとも多いはず。

かくいう自分もそのひとり。

シーンまるごと全て歌によって構成されており、

寂しげな歌い出しから力強い熱唱へとヒートアップする。

このシーンは本当に圧倒的で歌も音楽もビジュアルも最高だった。

 

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歌われている曲は、エルサのCVを担当した、

ミュージカル女優、イディナ・メンゼルが歌っている。

洋楽ヒットチャートや、ダウンロードランキング、ラジオのリクエストランキングなど、

映画公開からずっと一位をキープしている。

日本語版では、エルサの吹き替えを担当した松たか子が、

その歌唱力をいかんなく発揮し、

こちらもやはり、ダウンロードランキングなど上位をキープしている。

そして自分もダウンロードで購入してしまった。

あ、イディナ・メンゼルの英語版だけどね。

May J.の日本語歌詞でのアップテンポなリミックス版もある。

こちらは吹き替え版のエンディング、スタッフロールで流れていた。

 

いや~また観たい。

早くDVD出ないかな。

 

 

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YouTube: 『アナと雪の女王』特別映像:「Let It Go」/イディナ・メンゼル

Let It Go/Idina Menzel

予告編で流れていたのが、このワンシーンまるごと。

小さいおうち”もそうだったけれど、予告編のこういう手法には引っかかるな。

自分はどちらも観て正解だったけれど。 

 

 

あ、そういえば、オラフの声優がピエール瀧だと知ったのは、

スタッフロールラストで、隣の娘が自分の袖を掴んで、小声で叫びだした。

「おとうさん、たき!たき!!」

「何?“たき”っち?」

「オラフの声しよったんが、たきやった!

あたし見たもん、ピエールたきっち書いちょった!」

「そうなん!?」

 

11歳の娘、実はピエール瀧の大ファンである。

しかもファンになったきっかけは、

現在放送中のNHKの大河ドラマ、“軍師官兵衛”に登場する、

秀吉の家臣・蜂須賀小六に扮する、ピエール瀧を見てから。

それほど前面に登場するわけでもないのに、

岡田准一の黒田官兵衛や、生田斗真の高山右近,

谷原章介の竹中半兵衛,速水もこみちの母里太兵衛など、

イケメン俳優陣を差し置いて、ピエール瀧演じる蜂須賀小六にときめいた我が娘・・・。

まあ、ジャニタレじゃなくてホッとしているが心配でもある・・・。

 

自分が小六のとき、クラスの女子のほとんどが、光GENJIファンだった。

少年隊男闘呼組(おとこぐみ)のファンも多かった。

中にモノが挟める透明な下敷きに、明星とかの切り抜きを挟み、

ふでばこやランドセルの内側とかに、諸星克己大沢樹生(みきお),

東山紀之のステッカーがべたべたと貼られていたっけ。

こういう年頃の女子ってやっぱジャニタレ・・・。

ピエール瀧って・・・。

当時でいえば、武田鉄矢とか堺正章とかになるのかな?

 

 

Photo

これ見て好きになる小六の少女って・・・。

あ、小六(しょうろく)ね、ここでは(ころく)じゃないぞ。

 

 

 

 


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