スーパーで見つけた菓子パン。
福岡県大野城市にある中堅製パンメーカー、リョーユーパン。
以前からたびたび紹介しているが、このメーカーがおもしろくって、
フェアと称して毎月いろんなテーマで商品を発売してくれる。
まったくの新商品の場合もあれば、従来の商品を復刻させたり、
既存商品のマイナーチェンジやアレンジだったり、
わずかひと月のみの限定商品ではあるが、顧客を飽きさせない。
企画スタッフや製造スタッフは大変だろうと思うのだが、
販売域も広くないメーカー、全国区の大手に対抗するために頑張っている様子が伝わってくる。
地元福岡の企業であることも含め、応援したい企業のひとつ。
そんなリョーユーパンが今月やっているフェアが、“おいしい牛乳フェア”。
明治だったか、同名の商品が存在すると思うのだが、それとは無関係。
リョーユーパンの販売域である、九州や山口県にある主だった牛乳を使用した菓子パン。
それら7種が販売されている。
2・3年前にも同じ企画があったと思うのだが、
コラボしている牛乳は同一のようだが、パン自体の商品は一新されている模様。
全7種のうち、4種だけ食べることができたのでちらっと紹介。
九州・山口以外のひとには、ふーんって感じだろうが・・・。
みどり牛乳スティック
みどり牛乳は自分がもっとも馴染みのある牛乳で、今もずっと愛飲し続けている。
明治や雪印などの牛乳と比べ、若干高めだけど、それでもやっぱりみどり牛乳。
まずはみどり牛乳スティック。
みどり牛乳は大分にある九州乳業の主力商品。
大分では学校給食にも利用されている、なじみの深い商品。
大分寄りである自分の地域でも、むかーしから親しまれている商品。
うちのお母んは、牛乳と加工乳の区別がつかないので、
安っすいマっズい乳飲料ばかり購入してくるのだが、
自分はこれじゃなきゃダメで、自分の部屋の冷蔵庫には常備してある。
そんなみどり牛乳を使用したスティックパン。
ツイストされた小ぶりなものが5本。
小腹が空いたときにちょうどいい量。
子どもや女性はシェアできるくらいの量。
やわらかくしっとりしていて、甘味がつよい。
もちろん牛乳との相性もいい。
なかなかおいしかった。
ゆふいんの薫りロール。
この高級感あふれるパッケージの牛乳は見たことがないかも。
ゆふいんの薫りロール。
以前やってたフェアでもあった、ゆふいんの薫り。
ただ、この牛乳は見たことがない。
調べてみると、みどり牛乳と同じ九州乳業の商品だった。
湯布院の酪農家3軒からのみ供給を受けて製造する、
品質や鮮度にこだわったハイグレード商品らしい。
ということは、販売地域も限定されているってことだろうか?
近所のスーパーでは見たことがない。
菓子パンとはいえ、しっとりして甘いロールケーキだった。
ミルククリームは少なめで甘さも控えめなので、
パンとしては食べやすいが、反面、ロールケーキだと思うと物足りないかもしれない。
らくのう牛乳。
見慣れたブルーのパッケージの牛乳。
従来のテトラパックのみならず、キャップが付いたバージョンも売られているが、あれは分別しにくい。
らくのう牛乳カスタードデニッシュ。
らくのうマザーズは、牛乳のみならず、畜産なども手掛けている、
熊本にある大規模な酪農・畜産の組織ブランド。
当然、牛乳も販売されていて、福岡でもたくさん売られている。
パッケージにくまモンが載っている、らくのうマザーズの くまもと牧場牛乳は、
ここらで もっとも安く販売されている牛乳だ。
そのらくのうマザーズの主力商品、らくのう牛乳を使用した菓子パン。
これが袋を開けて驚く。
なんて芸術的な造形だろうか!
これまで見てきたパンのなかで、ここまで造形美の高いパンがあったろうか!?
ちょっと大げさかもしれないが、アンモナイトみたいなその造形に、
食べるのも忘れて しばし見入ってしまった。
デニッシュ生地だけどパリパリしておらず、しっとりしていて食べやすい。
なかのカスタードクリームも、たっぷりだけど、
トロっとこぼれるような柔らかさじゃないので、衣服を汚す心配もない。
これも甘さ控えめで食べやすい。
デニッシュ生地はサクサクなのを好むひとは、ちょっとリベイクすればいいかもしれない。
大阿蘇牛乳仕込みのカフェオレホイップ。
そういえば、見慣れているとはいえ、らくのうマザーズのカフェ・オ・レは飲んだことがないかも。
コラボしたキャラメルなら食べたことあるが・・・。
大阿蘇牛乳仕込みのカフェオレホイップ。
らくのうマザーズのハイグレード牛乳、大阿蘇牛乳。
近所のスーパーでも見かけるが、価格もハイグレードなので、そんなに買ったことはない。
その大阿蘇牛乳を生地とホイップクリームに使用した菓子パン。
カフェオレなので、カフェオレクリームも入っているが、
このクリームにも、らくのうマザーズのカフェ・オ・レが使用されている。
カフェ・オ・レ、パッケージに描かれた貴婦人の横顔が特徴的な、
これまたスーパーやコンビニでよく見かける、九州ではおなじみの商品だ。
南日本酪農協同のヨーグルッペと一緒に並んで売られていることが多い。
見た目はあんパンのような丸っこいパン。
中には、白と茶色の二色のクリーム。
パサパサしてるような見た目とは裏腹に、ふんわりとした生地のなかに、
ほどよい甘さのクリームが入っていて美味しい。
もっとクリーム多くても・・・と思うけれど、これくらいが重たくなくてちょうどいい。
どれもおいしかったが、愛飲しているみどり牛乳をひいきして、
みどり牛乳スティックをイチオシにしたい。
まだ食べていないのが、やまぐちきらら牛乳ロールと、
阿蘇小国ジャージー牛乳ロール、霧島山麓牛乳蒸しケーキの3種。
見つけたらこれらも食べてみたいと思う。
コラボして使用されている牛乳も飲んでみたいと思う。
まずは、ゆふいんの薫りを探してみよう。
3年前くらいのリョーユーパン ご当地ミルクフェアの商品のひとつ、大阿蘇牛乳ブレッド。
たぶん記事にしようと思って撮っていたものの、それが適わず、そのまま お蔵入りになってしまったやつ。
写真が残っていたのでついでに。
こちらもそのときの商品のひとつ、阿蘇小国ジャージー牛乳ミルクロール。
こうやってみると、今回のゆふいんの薫りロールは、これと同じラインで作られているのだと判る。
牛乳といえば、ポケットモンスターに登場する回復アイテム、モーモーミルク。
500円は序盤では高いので、ミルタンクからどろぼうだ!
そんなミルタンクさん、ケンタロスと対の扱い。
雄牛がケンタロスで牝牛がミルタンク。
回復5%だけだけど争奪戦が起こる。
ロンロン牛乳も忘れちゃあいけない。
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