宇佐神宮の参拝みやげとして外せないのが、宇佐飴。
宇佐飴は古くからこの地で作られてきた飴で、唐芋飴みたいな練り切りの形状をした飴。
麦芽ともち米を水飴で練った素朴な味の飴。
形状は異なるが、七五三のときに食べる千歳飴に近いか。
宇佐神宮の祭神、神功皇后(じんぐうこうごう)が、
同じく祭神となっている、皇子の八幡大神(応神天皇)を育てる際、
母乳の代わりに、この飴を与えていたのが起源とされている。
で、今回はその宇佐飴の購入をすっかり忘れ、
しっかり購入したのが、宇佐もち。
宇佐神宮を出てすぐ、国道10号線沿いに立ち並んだ土産物屋で、
宇佐もちをたくさん並べたお店を見つけたので立ち寄った。
これまで見たことも食べたこともなかったが、
ネットなどで、熊本のお菓子、「朝鮮飴に似たお菓子」ということは知っていた。
土産屋の軒先に、ズラリと並んだ宇佐もちのパック。
老夫婦の店主が、それを奥からどんどん持ってきては並べていた。
「はい、どうぞ~宇佐に来たらね、宇佐もちですよ。」
ご主人が小さいタッパを差し出してくれる。
小さくカットされた、宇佐もちが入っていて試食させてくれる。
ひとつつまんで食べてみた。
「うん。朝鮮飴やね。」
いらんこと言わんでいいのに、率直な感想を思わず声に出してしまった。
「熊本では"朝鮮飴”になりますけどね、おんなじだけど、宇佐もち おいしいですよ~。」
へこたれない店主。
「うちで作ってうちで売ってますからね~できたてですよ~。」
まあ朝鮮飴と違わぬものだろうが、最初から買うつもりだった。
ノーマルのものと、抹茶味、黒砂糖味にきな粉をまぶしたものの、三種類。
どれも8個入りでひとパック300円。
ノーマルと黒糖きな粉を買った。
帰宅して、さっそく食べようとパックを取り出すと、
ノーマルのパッケージは、"宇佐もち”と表記されているのだが、
黒砂糖きな粉のパッケージは、"宇佐だんご"となっていた。
形状はまったく同じで、ダイスカットされた求肥っぽいお菓子だ。
両方とも もち粉と水飴が主原料。
食べると、柔らかい食感。
甘ったるく柔らかい、朝鮮飴やきびだんごに似ている。
若干、宇佐餅の方が硬いかな。
旅の疲れが癒えるお菓子だ。
黒砂糖味で、片栗粉の代わりに きな粉がまぶされた宇佐だんご。
こっちの方も、すごく美味しい!
醤油が加えられているので塩気があり、それがまたいい。
工場生産でなく、本当に手作りなようで、
ひとつひとつ大きさがまちまち。
きれいな正方形でなく、長方形になっちゃっているものも。
あと、受け皿のアルミカップが二枚重なっているのがいくつかあった。
本当にあの老夫婦で作ってるんだろうな。
で、ご高齢でカップの重なりがよく判らないと・・・。
いや、自分もよくあるな。
スーパーの惣菜売場で、セルフでパックに商品を詰めるとき、
気付かずに、パックが二枚重なっていることがあるわ。
また宇佐へ行く機会があったら、宇佐もち買わないといけないな。
今度は抹茶味も購入して食べてみよう。
あと、宇佐飴も忘れずに・・・。
安心院(あじむ)のワインも。
いろいろ忘れてしまっているのに、帰宅してから気付く。
コメントありがとうございます。
宇佐もち、美味しかったですよ。
和菓子が好きなひとならハマると思います。
宇佐だんごの方がすごく美味しかったです。
醤油がアクセントになっていて、いくらでも食べられそう。
ただ、8個しか入っていないので、
家族で食べるには1パックじゃ物足りないかな。
アルミカップや総菜パックの2枚取り、
やっぱりやってしまいますか。
なんか微妙に厚いぞ?って重なっているのに気付くんですよね。
宇佐もち、美味しそうですね(o^^o)
特に、黒糖きな粉の宇佐だんごが美味しそう!
老夫婦の手作りっていうのがまたいいですね。
アルミカップや惣菜パック2枚取りは、
私もやった事あります^_^;